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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査60巻10号

2016年10月発行

雑誌目次

今月の特集1 血球貪食症候群を知る

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山田 俊幸

pp.1041

 “CRP高値など炎症反応が強いのに白血球数が少ない”という乖離状態に遭遇したら,思い浮かべるべき病態に“血球貪食症候群”があります.この病態は,その呼び名も含めてわかりづらい部分が多かったのですが,近年,その概念がある程度固まったことを受けて,今回,特集として取り上げました.

 病態の概念,主役となるマクロファージの活性化機構,臨床検査成績などを専門の方々に解説いただき,また,骨髄塗抹標本や病理組織標本における血球貪食像の観察についても説明をいただきました.骨髄像においては,血球貪食像だけでなく,ウイルス感染の場合は異型リンパ球,悪性リンパ腫の場合はリンパ腫細胞と,所見をしっかりと報告することが臨床検査室に期待されています.

血球貪食症候群とは

安川 正貴

pp.1042-1048

Point

●血球貪食症候群(HPS)とは,さまざまな基礎疾患に合併する症候群であり,組織球が活性化し,自己血球を貪食した組織像が認められる病態の総称である.

●HPSは基礎疾患によって大きく,遺伝性(家族性)と続発性に分類される.続発性の基礎疾患として,EBウイルスなどの感染症,悪性リンパ腫を中心とする悪性腫瘍,自己免疫疾患などがある.

●主な臨床症状は,発熱,汎血球減少症,肝機能障害,凝固異常,肝脾腫などであり,基礎疾患に起因する高炎症性サイトカイン血症が病態の中心と考えられている.

●主な検査成績は,高乳酸脱水素酵素(LDH)血症,高フェリチン血症,血清可溶性インターロイキン2(IL-2)受容体高値,高トリグリセリド血症などであり,骨髄穿刺で赤血球や血小板などを貪食した活性化組織球が検出される.遺伝性HPSではNK細胞活性の低下が参考になる.

マクロファージの分化起源と活性化機構

小内 伸幸 , 樗木 俊聡

pp.1050-1055

Point

●多くの組織在住マクロファージの分化起源は骨髄由来の単球ではなく,胎生期の卵黄囊,大動脈・性線・中腎領域や胎児肝臓由来の前駆細胞である.

●各組織に存在する種々のマクロファージの活性化には各組織特異的シグナルと特異的転写因子の活性化によって多様な機能が獲得されている.

●マウス血球貪食症候群モデルでは活性化した単球由来樹状細胞がアポトーシスを起こした赤血球を貪食し,かつ,抑制性サイトカインインターロイキン10(IL-10)を産生して過剰な免疫応答を制御していた.

血球貪食症候群における臨床検査成績の特徴

樋口 紘平 , 河 敬世

pp.1056-1061

Point

●血球貪食症候群では高サイトカイン血症によるマクロファージの異常増殖・活性化がみられ,特徴的な臨床像と検査値異常を呈する.

●血球貪食症候群の重症度は軽症型・中等症型・重症型の3段階に分類され,その重症度に応じて治療が選択される.重症型では多剤併用化学療法や造血幹細胞移植が必要となるが,生命予後は悪い.

●臨床検査値から重症度を分類する血球貪食症候群(HPS)スコアリングシステムが提唱されており,治療方針決定の判断材料の1つとなっている.

骨髄像の特徴

荒井 智子 , 清水 長子

pp.1062-1067

Point

●血球貪食症候群(HPS)は,活性化されたマクロファージ系細胞が血球を貪食して汎血球減少をきたす病態である.

●骨髄標本中には血球を貪食するマクロファージが増加し,血球貪食像が認められる.

●骨髄標本中からHPSが疑われるときは臨床への連絡が必要である.

血球貪食症候群の病理診断

松本 慎二 , 竹下 盛重

pp.1070-1077

Point

●血球貪食症候群(HPS)の骨髄では,種々の血球を貪食した活性化組織球の著明な増殖がみられるが,その病理診断で最も重要な点は腫瘍性と非腫瘍性の鑑別である.

●非腫瘍性HPSの最も重要な原因ウイルスとしてEBウイルス(EBV)感染が知られているが,小児発生が一般的で,成人における発生率は高くない.

●HPSを併発しやすい悪性リンパ腫として,血管内大細胞型B細胞性リンパ腫(IVLBCL)やEBV感染に関連の深いT/NK細胞性リンパ腫が重要である.

今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

フリーアクセス

岩田 敏

pp.1079

 感染症を適切に治療するためには,適切な診断を行い,病因を明らかにすることが重要です.感染症の病因診断のゴールドスタンダードは分離・培養検査ですが,細菌や真菌の培養には数日間を要しますし,ウイルスは細胞培養が必要であるため,一般の臨床検査室レベルでは検査が行われていないのが現状です.ベッドサイドあるいは臨床検査室で行われる迅速診断検査は,感度/特異度やコストの点で問題がある場合もありますが,感染症を迅速に診断して,早期から適切な治療を開始するために有用な検査です.

 本特集では,感染症診断のための迅速検査,特にPOCT(point of care testing)を取り上げ,検査結果の評価,臨床への適切な応用と今後の可能性について,専門家の先生方に解説していただきました.

侵襲性細菌感染症

星野 直

pp.1080-1085

Point

●侵襲性細菌感染症におけるPOCTは,早期診断・早期治療,診断精度の向上を目的にして実施する.

●POCTには主に髄膜炎原因菌莢膜多糖体抗原検査と肺炎球菌迅速抗原検査が用いられる.検査対象疾患の中心は細菌性髄膜炎であるが,膿胸や菌血症の病原診断に使用することもある.抗菌薬前投与例の原因菌診断にも有用である.

●ワクチンの普及に伴う侵襲性感染症の疫学の変化によって,POCTの適応も変化している.検査の特性を理解したうえで,効果的に用いるべきである.

細菌性呼吸器感染症

宮下 修行

pp.1086-1092

Point

●微生物検査で原因菌が検出されれば,狭域で有効な抗菌薬を選択することができ,耐性菌まん延の抑止につながる.

●実地医療で効果を発揮しているのは迅速診断法であるが,簡便性に欠ける検査法は有効活用されていない.

●簡便性を追求すると診断の正確性が劣り,臨床の現場では検査結果の解釈に悩むことも多い.このため,おのおのの疾患の特徴を理解し,臨床鑑別を加味する方法が実践的と考えられる.

ウイルス性呼吸器感染症

伊藤 嘉規

pp.1094-1099

Point

●ウイルス性呼吸器感染症の診断には,インフルエンザ・RSウイルス・アデノウイルス・ヒトメタニューモウイルス用の迅速診断キットを利用することが可能である.

●迅速診断キットは簡便な操作で迅速に診断が行えるため,診療の向上に貢献している.

●臨床上,必要な患者からは適切な検体を採取して検査を行うなど,迅速診断キットの利点と注意点を考慮して使用することが重要である.

細菌性腸管感染症

森 伸晃

pp.1100-1105

Point

●細菌性腸管感染症でPOCTの対象となっているのはクロストリジウム・ディフィシルと大腸菌であり,菌の抗原と毒素を検出することができる.

●POCTを用いて迅速に診断することは,治療の選択だけでなく感染対策を行ううえでも有用である.

●感度,特異度ともに100%の検査は存在しないため,結果は臨床情報や検体の質,培養結果などを踏まえて総合的に解釈することが重要である.

ウイルス性胃腸炎

津川 毅

pp.1106-1111

Point

●ふん便を用いたウイルス性胃腸炎のPOCTが可能なウイルスはロタ/ノロ/アデノウイルスであり,イムノクロマト法が主流となっている.

●ロタウイルスは便中の抗原量も多く,抗原の変異も少ないため,迅速診断での感度・特異度とも良好であるが,ワクチン株と野生株との鑑別はできない点には注意が必要である.

●ノロウイルスは抗原の多様性が大きく,迅速診断では検出が難しい遺伝子型も存在するため,結果の解釈に注意が必要である.

●アデノウイルスの迅速診断では共通抗原を認識していることから,腸管型以外のアデノウイルスも陽性となるため,結果の解釈には注意が必要である.

蚊媒介性感染症

忽那 賢志 , 金川 修造

pp.1112-1116

Point

●マラリアは現在も世界で最も多くの感染者を出している感染症の1つである.

●マラリア診断のゴールドスタンダードは現在もGiemsa染色であるが,迅速診断キットも特に熱帯熱マラリアの診断において有用である.

●デング熱の迅速診断キットは2016年6月に保険適用となった.

●デング熱迅速診断キットはNS1(non-structural protein 1)抗原および免疫グロブリンM(IgM)/免疫グロブリンG(IgG)を測定できるが,それぞれがデング熱のどの時期に陽性になるのかを把握しておかなければならない.

心臓物語・7

心臓が疲れている—心房細動

島田 達生

pp.1040

 71年間,1回も休むことなく動き続けている私の心臓.あるときは1分間に100〜110回拍動していた.さぞ疲れていることであろう.健康診断で不整脈が出た.24時間心電図診断の結果,専門医は上室性期外収縮と診断した.“年を取ってくると,出てくる不整脈であり,心配することはありません.ただし,心房細動にならないように注意してください”と私に告げた.一般に,心房細動は60歳を超えると急に増えはじめ,70歳代で5%前後,80歳代では10%前後にみられる不整脈である.心房細動は,加齢に加えて,高血圧,高血糖,心臓弁膜症などの疾患があれば,さらなる負担が心房の筋肉にかかって起きやすくなる.さらに,飲酒・喫煙・ストレス・過労・寝不足・脱水なども危険因子となりうる.

 心房細動は,心房のいたるところ,特に左心房にある肺静脈付近で1分間に300〜600回の不規則な電気信号が発生し,心房全体が小刻みに震え,心房の正しい収縮と拡張ができなくなる不整脈である.今回,電子顕微鏡でその謎に迫ってみる.実は,ヒトの肺静脈は,中膜の平滑筋細胞の外周に心房筋細胞が伸びている.さらに,肺静脈が心房に開口する部位は心房筋細胞が網状配列し([1]),リエントリーが起こりやすい細胞構築をしている.心房細動をもつヒトの心房では線維化が起こり,心房筋細胞間結合部(介在板)が離開し,同調して収縮・弛緩ができる状態ではない([2]).さらに,筋原線維の縮小と減少が起こり,明らかに収縮力の低下がみられる.

元外科医のつぶやき・22

血液の緊急搬送

中川 国利

pp.1117

 日本赤十字社は血液の必要時には必ず供給することを公約している.そこで,私が勤務する宮城県赤十字血液センターでは定期便として,午前9時30分までの発注分は12時までに,13時30分までの発注分は16時までに届けている.また,臨時の発注にも随時対応しており,通常走行による臨時便や,さらには,直ちに輸血しないと生死にかかわる場合にはサイレンを鳴らしての緊急搬送も行っている.なお,遠隔地の医療機関からの緊急要請に対しては,発注から多くは30分以内に,遠隔地でも1時間半以内に届けている.

 宮城県内の血液供給量は過去10年間,ほぼ一定であるにもかかわらず,臨時供給回数は近年,増加しつつあり,2005年度の5,563件から2014年度は7,958件に増加した.特に緊急搬送は371件から524件に増加した.対応策として人員や供給車両を増やしているが,休日や夜間には対応が困難な事態が懸念される.また,血液センターの車両は一般車両と比較して事故率が2倍を超えており,血液センターでは緊急搬送中に交差点での交通事故で職員が殉職したことさえあった.

検査レポート作成指南・14

血清蛋白分画検査編

藤田 清貴 , 長田 誠

pp.1118-1124

 近年,疾患プロテオーム研究によって,微量成分も含めて,構造や性状の異なる5,000種類以上の蛋白が検出・同定できるようになった.これらの蛋白は種々の機能を有しており,体液の浸透圧維持や物質の結合と輸送,抗体活性など成分によって機能分担して,生体内における生命維持において大きな役割を演じている.さらに血清蛋白は,さまざまな病態に際して量的,あるいは質的に特徴的な変化を示す.したがって,血清蛋白の異常を見逃すことなく捉え,適切に検索を進めることは患者の病態を正しく把握するうえで極めて大切なことである.その代表的なスクリーニング検査法として血清蛋白分画検査がある.

 血清蛋白分画の測定には,従来はセルロース・アセテート膜(以下,セ・ア膜)電気泳動法が広く用いられていたが,セ・ア膜の製造が縮小傾向にあり,アガロース電気泳動法やキャピラリー電気泳動法を使用する施設も増えてきた.血清蛋白分画検査ではアルブミンおよびα1,α2,β,γの各グロブリンの分画比とデンシトメトリーによる峰の形状によって病態を把握する.

検査説明Q&A・21

アルブミン値は測定法によってどの程度違いますか? アルブミン値の評価法を教えてください.

刈米 和子

pp.1126-1129

■アルブミン測定法の変遷

 血清アルブミン(albumin:Alb)の日常検査法には,現在,大きく分けてBCG(bromocresol green)法とBCP(bromocresol purple)改良法1)がある.原理はどちらも,色素と蛋白の結合前後における吸収曲線のシフトにより生じる吸光度差を数値に変換する方法である.

 BCG法ではbromocresol green,BCP改良法ではbromocresol purpleという色素を用いる.BCG法はグロブリン分画の急性期蛋白(急性相反性物質)を測り込むことが問題とされていた.一方,BCP改良法は,標準法とされる抗Alb抗体を用いた免疫法と高い相関を示すことから,最も正確性と特異性に優れた日常検査法とされる.にもかかわらず,わが国においてBCG法が長く主流を占めてきたのは以下の理由による.

寄生虫屋が語るよもやま話・10

寄生虫の家なき子—旋尾線虫

太田 伸生

pp.1130-1131

 子どもの時分,「家なき子」(Sans famille)の絵本を読んだ記憶がある.フランスの作家マロの作品で,子ども心にも主人公に涙し共感したものだが,この手合いの名作としてはディケンズの「Oliver Twist」などもあって,中近世のヨーロッパでは孤児という存在は珍しくなかったのだろうか.さて,今回は寄生虫の家なき子を話題に取り上げたい.

 旋尾線虫という寄生虫がいる.富山湾名産のホタルイカはこの寄生虫を宿しており,ヒトが感染すると,皮下を這い回ることによる爬行疹や腸閉塞症状がみられることがある(図).私の研究室にはホタルイカのサンプリング調査を続けている仲間がいて,彼によれば,旋尾線虫に感染したホタルイカはこの数年,ほぼ安定して2〜3%だという.このことは地元漁協にもお知らせしており,消費者がホタルイカを生で食することは漁協ともどもお勧めしていない.

書評 臨床研究の教科書—研究デザインとデータ処理のポイント フリーアクセス

尾崎 紀夫

pp.1132

患者一人ひとりを重んじる臨床的観点に満ちた教科書

 評者が初めて医学部生向けに臨床研究について講義した際,参考にしたのは学生時代に受けた講義であった.一方,大学院教育はまったく受けていなかったが,ありがたいことにNIH(National Institutes of Health)で臨床研究に参加して,臨床研究に必要な事項を学ぶことができた.(研究デザインをした上で)研究倫理委員会への申請,研究参加した患者を含む一般へのアウトリーチ活動,そして統計学の重要性といった事柄である.

 当方の大学院生には,〈患者・家族のニーズを踏まえ,日々の臨床疑問の解決と病因・病態を解明し,病因・病態に即した診断・治療・予防法の開発をめざすことが基本方針〉であり,〈臨床研究のしっかりしたお作法,すなわち研究デザインやデータ解析などを身につけることが重要〉と説明し,参考図書を紹介してきた.ところが,研究デザインやデータ解析に関する図書は,臨床的観点が乏しい,あるいは数式が多すぎて取っ付きの悪いものになりがちである.さりとて,あまりに簡略化したものは食い足りず,良い臨床研究の教科書はないものかと,探し続けていた.

書評 科研費 採択される3要素—アイデア・業績・見栄え フリーアクセス

髙久 史麿

pp.1133

わが国の医学の進歩に極めて重要な役割を果たす良書

 著者の郡健二郎先生は泌尿器科学を専門とされておられ,そのご業績に対して紫綬褒章をはじめ,数々の賞を受賞されておられるが,その中に平成16年に受賞された,「尿路結石症の病態解明と予防法への応用研究」と題する論文に対する日本医師会医学賞がある.私はそのとき,日本医学会の会長として医学賞の選考に携わったが,この医学賞は日本医学会に加盟している基礎・社会・臨床の全ての分野の研究者から申請を受け,その中の3名だけに受賞が限られるので,泌尿器系の先生が受賞されるのは珍しいことであった.そのため郡先生のことは私の記憶に強く残っていた.その郡先生が上記の題で200ページ近い本をご自身で執筆されたことは私にとって大きな驚きであった.

 この本は「研究の楽しさ,美しさ」「科研費の制度を知る」「申請書の書き方」「見栄えをよくするポイント」の4章に分かれているが,特に第3章の「申請書の書き方」では実際の申請書の執筆形式に沿う形で,それぞれの項目において基本的に注意すべき点(基本編)と,実際にどのように書くか(実践編)について詳細に記載されており,科研費を申請される方にとって極めて有用かつ実用的な内容となっている.

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.1136

 本誌がお手元に届くのはようやく秋めいてきた頃でしょうか.これを執筆しているのは梅雨の真っただなかで,日差しと乾燥が欲しい毎日です.降水が適度に必要なのは言うまでもありませんが,昨秋の北関東のように地域的に集中するのも困ったもので,私の自宅もあわや浸水という騒ぎになりました.

 ところで,この梅雨の時期,いつも結構な降水があるように思いますが,利根川の源流の奥利根湖の水位は慢性的に低く,首都圏は毎年水不足とのことです.わが国はその地形上,大量の雪が日本の尾根となる山の西側に積もり,その雪解け水は日本海に流れ込みます.それはもったいないので,トンネルでも作って関東側にもまわしたらと思いますが,自然破壊などと怒られるかもしれません.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

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今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

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60巻4号(2016年4月発行)

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今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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59巻12号(2015年11月発行)

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59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

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59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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