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文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻2号

2016年02月発行

文献概要

今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

呼吸抵抗測定

著者: 田邊晃子1

所属機関: 1慶應義塾大学病院臨床検査技術室/中央臨床検査部

ページ範囲:P.210 - P.216

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Point

●広域周波オシレーション法は非侵襲的で,被検者の努力を要しない検査法である.

●MostGraph-01の測定結果は,3D表示で視覚的にわかりやすい.

●軽度閉塞性換気障害の検出に有用であり,気管支喘息,慢性閉塞性肺疾患(COPD)で周波数特性を示す.

参考文献

1)日本臨床衛生検査技師会:呼吸機能検査の実際,日本臨床衛生検査技師会,2005
2)重田誠,森川昭廣:気道抵抗と呼吸抵抗の基礎と臨床.日小児呼吸器会誌 6:120-125,1995
3)福地義之助(監訳):肺機能検査─呼吸生理から臨床応用まで(Hughes JMB,Pride NB編),メディカル・サイエンス・インターナショナル,2001
4)小川浩正:呼吸機能検査 インパルスオシロメトリー法.呼吸と循環 54:615-622,2006
5)黒澤一:喘息・COPDの病態把握に広域周波オシレーション法,日経メディカル,2013
6)高井大哉:呼吸機能検査の新展開.日内会誌 102:3167-3173,2013
7)チェスト株式会社:総合呼吸抵抗測定装置MostGraph-01説明資料
8)黒澤一:広域周波オシレーション法.医のあゆみ 244:951-956,2013
9)Oostveen E, MacLeod D, Lorino H, et al:The forced oscillation technique in clinical practice: methodology, recommendations and future developments. Eur Respir J 22:1026-1041,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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