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雑誌文献

臨床検査60巻3号

2016年03月発行

雑誌目次

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編

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河合 昭人

pp.245

 心電図検査は,正しく記録できることは当たり前ですが,担当者がその場で判読し,緊急度の有無を判断することが求められる検査です.心電図異常が発する患者病態のサインを見逃さないために,“心電図波形のどこに注目すべきか”,“どのような病態なのか”などを検査担当者として知っておく必要があります.

 本特集では,病態からのアプローチではなく,波形からのアプローチとしてP波・QRS波・ST-Tと頻脈・徐脈に大きく分けました.基礎的な内容から始めて,その病態についても解説をいただきます.検査技師にとって判読の難しい心電図については,項目ごとに図などを用いて詳細に解説されています.

 担当業務の方はもちろん,他のモダリティーなどの担当業務ではない方にも興味深くご覧いただける内容となっております.みなさんのスキルアップの一助となれば幸いです.

P波異常

澤野 充明 , 香坂 俊

pp.246-251

Point

●正常なP波とは,Ⅰ,Ⅱ誘導で陽性かつ幅120msec未満のなだらかな“ヤマ”である.

●通常は一相性であるが,V1誘導では二相性でも正常である.

●そのV1誘導のP wave terminal forceは左房拡大(LAE)の定量化にしばしば用いられ,脳梗塞などさまざまな心血管リスクとも相関する.

QRS波(群)の異常

福永 俊二 , 池田 隆徳

pp.252-260

Point

●QRS波の評価のポイントは幅と高さである.

●QRS幅は広い(wide)か狭い(narrow)か?

●QRS振幅は高いか低いか?

●QRS波が変化する理論を理解すれば,評価が容易になる.

見逃してはならないST-T変化

横山 直之

pp.262-269

Point

●解剖学的に隣接する2つ以上の誘導で0.1mV以上のST上昇をきたした場合に,ST上昇型心筋梗塞と診断する.

●下壁梗塞ではV3RとV4R誘導を,純後壁梗塞が疑われる場合は背側部誘導(V7-9誘導)を追加記録する.

●たこつぼ型心筋症は,心電図診断だけでは急性心筋梗塞との鑑別は困難である.

●Brugada症候群では,ST上昇の形態の日差・日内変化を認めることがあるため,繰り返し記録し,胸部誘導での高位肋間記録を行う.

頻脈性不整脈

庭野 慎一

pp.270-276

Point

●頻拍は心電図のQRS波形の幅と規則正しさによって鑑別できる.

●発作性上室頻拍(PSVT,QRS幅正常RR間隔整の頻拍)では複数の機序を鑑別する必要がある.

●WPW(Wolff-Parkinson-White)症候群では,心房細動(Afib)時に心室頻拍のような異常な波形の頻拍を呈する.

●WPW症候群はPSVTのほか,偽性心室頻拍など多彩な頻拍を呈する.

徐脈性不整脈

杉本 健一

pp.278-286

Point

●規則的な徐脈の原因は,洞機能不全症候群(SSS)の洞性徐脈,生理的洞性徐脈,非伝導性心房期外収縮の2段脈,洞房ブロック,房室ブロックの5つのメカニズムだけである.常にこの5つの病態を鑑別しなければならない.

●Wenckebach型房室ブロックとMobitzⅡ型房室ブロックの鑑別は,非伝導性P波の前後のPQ間隔を比較して診断する.

●3度房室ブロックは,RR間隔が一定であることが特徴であり,RR間隔に変動があれば2度房室ブロックの可能性が高い.

●徐脈性不整脈に対するペースメーカ植え込みの適応は,徐脈による症状の有無がポイントになる.

今月の特集2 smartに実践する検体採取

フリーアクセス

山内 一由

pp.287

 少子高齢化が加速度的に進行する状況下で,医療従事者には医療情勢の変化に柔軟に対応しつつ,専門技術と知識の向上に努めていくことが強く求められています.地域医療における医療の総合的確保を目的として臨床検査技師の業務に新たな検体採取が追加されたことは,今後の医療情勢を見据えた機知に富んだ柔軟な対応といえます.また,活躍できるフィールドが広がったことによって,臨床検査技師という職種の存在価値を示す絶好のチャンスを得ることができました.しかしながら,新たな業務がチーム医療の1つとして真に機能し,業務を担う側がその存在価値を真に発揮していくには,専門職の最も基本的な姿勢,すなわち専門技術と知識の向上に努めていく不断の努力がまず大切です.本特集のタイトルにある“smart”が意味するように,洗練された技術で賢く業務を遂行する必要があります.医療従事者の最も重要な責務は“根拠に基づく医療”を提供することであり,それは医療情勢がどんなに変化しても変わることがない,決して変わってはならない普遍的な使命だからです.

臨床検査技師法とその責任範囲,倫理

下田 勝二

pp.288-292

Point

●地域における医療の総合的な確保を推進するために,臨床検査技師に検体採取が認められた.

●医療関連職種の法律には名称独占や業務独占などが規定されており,相互に関連している.

●医療人として倫理を再認識し,チーム医療に取り組むことが肝要である.

検体採取に必要な医学的知識と検査説明力

北村 聖

pp.294-299

Point

●検体検査は検体採取から始まる.

●患者の安全,安心のために検査説明力は最も重要である.

●検査技師の業務拡大はチーム医療に貢献する.

●新しい手技は講習会で確実に学習する.

検体採取と医療安全管理学

諏訪部 章

pp.300-305

Point

●適切な検体採取は臨床検査の第一歩である.

●患者確認は患者取り違え防止の基本である.

●検体採取には,検査内容の説明,接遇・コミュニケーションなどのスキルが必要になる.

●検体を採取する患者の基礎疾患の病態を十分に理解する.

—採取条件が検査結果に及ぼす影響①—糞便検査における検体採取

松田 圭二 , 岡本 耕一 , 土屋 剛史 , 藤井 正一 , 野澤 慶次郎 , 橋口 陽二郎

pp.306-314

Point

●スワブを用いて直接患者から糞便を採取する際は,直腸肛門部の解剖を理解しておく必要がある.

●気を付けるべき点は,直腸穿孔と腟への誤挿入である.臀部をよく開いて肛門を直接観察しながらスワブを挿入することが大切である.

●抗菌薬投与前に検査を行うのが原則である.

●糞便を採取したら,可及的速やかに検査室へ提出する.

—採取条件が検査結果に及ぼす影響②—鼻腔・鼻咽腔拭い液などの採取/採取条件が検査結果に及ぼす影響

久保木 章仁

pp.316-323

Point

●鼻腔解剖は個人差が大きい.無理な検体採取によって思わぬ合併症をもたらすことがある.

●検査実施に迷う場合は,必ず事前に専門医の判断を仰ぐ.

●検体採取の禁忌例を理解しておく.

●検体採取は,適切な時期に適切な部位から正しい手技で採取しないと正確な結果を得られない.

検査レポート作成指南・7

消化器エコー検査編

八鍬 恒芳

pp.326-336

 肝,胆,膵,脾の超音波検査,いわゆる消化器領域のエコーは検査目的が多岐にわたる.報告書の作成においては,目的に明確に答えるような所見記載が重要である.また,目的以外に重要な所見がみつかる場合もあるので,依頼医師が目的以外の病態に注目するように,わかりやすく注目度が高い所見記載の工夫も必要である.医師は超音波画像に精通しているとは限らず,画像の見方や場合によっては,シェーマなどを添えて“なぜそのような所見掲載に至ったか”を明確に示す必要がある.この場合,シェーマだけでなく,画像とシェーマをセットで確認してもらい,超音波像への理解を深めてもらう努力も必要である.形式的な表での所見記載は,どんな場合であっても確実に全体を観察している証明として重要であり,これによって冷静なデータの見方が可能となる.すなわち,①目的にフォーカスを絞った明確な所見と,②冷静な全体像把握の所見,この2つの記載を兼ね備えたものがレベルの高い報告書といえる.

 緊急時の対応も重要である.いかに早急なポイントを押さえた所見掲載と正確な所見伝達を行うかが,患者対応としても重要である.

元外科医のつぶやき・15

手術後の経過

中川 国利

pp.337

 種々のモニターやドレーンなどを体中に付けられ,小人の国のガリバーの気分で手術翌日を迎えた.疼痛は体動時や咳嗽時のみであり,特に耐え難い痛みではないため,鎮痛剤は使用しなかった.看護師さんから“痛み止めをしますか”としばしば問われたが,“痛いのは生きている証拠ですから”とかわした.外科医時代に,“普段の心掛けがよいと,痛みも小さいですよ”と患者さんを励ましていただけに,私の心掛けがよいのが証明されたと一人ほくそ笑んだ.

 しかしながら,喉の渇きと,留置されたフォーレには違和感を覚えた.午前8時の回診後に酸素カニューレが外され,飲水が許可された.そこで一気にお茶を500mL飲み干し,点滴途中の補液を中止してもらった.10時には看護師さんの監視下に病棟を1周し,以後は自立歩行が許可された.普段は大量に飲水すると頻回に尿意を催すものだが,持続導尿しているためトイレに行くことがなく,楽であった.

寄生虫屋が語るよもやま話・3

“婦唱夫随”もまたよし—肺吸虫症

太田 伸生

pp.338-339

 “戦後強くなったのは女性と靴下”などといわれたものであるが,天照大神をはじめとして,わが国には古来女性が強い文化があったと思う.私の母方の祖母は筑豊の出で,ヤクザにもひるまないところがあったし,ほかにも“日向カボチャ”や“土佐のハチキン”など,強い大和撫子の例を引くのには困らない.

 さて,今回は肺吸虫症の話である.かつて食料事情が悪かった頃,農山村ではモクズガニは貴重な蛋白源であった.サワガニやモクズガニはウエステルマン肺吸虫の中間宿主で,ヒトはえらに寄生するメタセルカリアを経口摂取して感染する.モクズガニは生で食するのには適さず,カニ汁などに調理するが,その際にまな板や包丁がメタセルカリアで汚染され,同じ道具を使う漬物なども汚染されるというのが感染経路であった.胸水貯留,胸痛,鉄錆色の喀痰など,臨床症状としては比較的激しい病気である.

書評 医療レジリエンス—医学アカデミアの社会的責任 フリーアクセス

黒川 清

pp.342-343

医療にかかわる人の考えが変わる貴重な1冊

 本書は,2015年4月に開催された「世界医学サミット京都会合2015」の概要,および,世界のトップリーダーに,会長である福原俊一氏が取材,インタビューした内容,さらに会議のトピックスをまとめた1冊である.しかし,これは単なる「学会の報告書」ではない.背景に流れるのは,福原俊一氏の理念,コア・バリュー,彼の実践から生まれた「思い」,そして日本の医療関係者へ伝えたいメッセージである.

 この10〜20年で,医療を取り巻く世界の状況は激変し,本書では,その背景と課題がはっきりと示され,そこから「激変する世界,変われない日本」の医療の中心的課題が見えてくる.その意味で,本書は広く医療にかかわる人々にとって,簡潔,明快,視野の広がる,考えが変わる(私は,これを期待しているのだが…)貴重な1冊である.福原氏がたどってきたキャリアは,日本の医学界,アカデミアでは「代表的なキャリア」ではなかった.それが彼の視点の根底にあるのではないか.だからこそ多くの人たちに見えないものが,見えているのかもしれない.福原氏が東京大学,京都大学で中心的課題としてかかわってきた,臨床研究を担う人材育成もここにあったのだろう.

書評 —解剖と正常像がわかる!—エコーの撮り方 完全マスター/—疾患と異常像がわかる!—エコーの撮り方 完全マスター フリーアクセス

山中 克郎

pp.344

この2冊を熟読して超音波が似合うかっこいい医者になろう

 救急室での診療がかっこいい医者とそうでない医者がいる.その境目は何なのか? 彼らはおしなべてエコーを有効に使っていることに気が付いた.プローブを握る姿がかっこいいのではない.エコーを使いこなし適切に診断する,そのスピード感に痺れるのである.

 スマートフォンの小型化と機能の向上を考えると,聴診器と同じように携帯型エコーを誰もが持ち歩く時代が来るのかもしれない.先進国の中でも日本はCT撮影が多く,癌患者の100人に3人は医療被曝が原因との推計もある(Gonzalez AB, et al. Risk of cancer from diagnostic X-rays : estimates for the UK and 14 other countries. Lancet2004 ; 363 : 345-51).ちなみに他の先進国では100人に1人である.医療被曝を減らすためにも,ベッドサイドで行う安全なエコー検査はもっと普及するべきだろう.

書評 医療政策集中講義—医療を動かす戦略と実践 フリーアクセス

高山 義浩

pp.345

2025年を見据えた先駆的かつ実践的な医療改革のテキスト

 2014年6月,「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律(医療介護総合確保法)」が成立し,より効率的で質の高い医療提供体制を目指した地域医療を再構築し,地域包括ケアシステムとの連携を深めるための方針が定められた.

 改革が急がれる背景には,日本が縮減社会に入ってきていることがある.これから毎年,日本から小さな県一個分の人口が消滅していく.その一方で,高齢化率は30%を超えようとしており,団塊の世代が75歳以上となる2025年には,国民の3人に1人が65歳以上,5人に1人が75歳以上となる.疾患を有する高齢者が増加することになり,医療と介護の需要が急速に増大する見通しとなっている.

あとがき フリーアクセス

岩田 敏

pp.348

 年度末の3月,会計の締め切り,各種契約の更新,人事異動と,読者の皆さまにおかれましては,年末とはまた異なる忙しさのなかにいらっしゃることと推察しています.と書き始めましたが,実は,このあとがきを書かせていただいているのは,2015年の師走も押し迫った,何かと気忙しい時期なのです.毎朝の散歩で立ち寄る東京赤坂は氷川町の神社に門松が飾られ,残る年内の行事は大みそかの年越しの大祓式と除夜祭を残すのみとなっていて,お正月の伝統行事に向けて,着々と準備が進められています.前述の神社の本殿の入り口に飾られる松飾りですが,よくみられる,竹と松としめ縄で形よく作られたオーソドックスなものではなく,直径が10cm以上,高さ5mはあろうかという,大きな松の枝木なのです.これを左右に1本ずつ,植木屋さんが地面に直接穴を掘って立ち上げ,しめ縄で飾り付けます.何ともシンプルかつダイナミックな門松なのです.

 最近は一般の家で門松を飾ることは少なくなってはきましたが,そもそも門松は,新年の神様である“歳神様”を迎えるための目印(降臨の場所)です.古くから木のこずえに神様が宿るという風に考えられていましたが,神様が宿ると思われてきた常盤木のなかも,松は“祀る”につながる樹木であることや,古来の中国でも生命力,不老長寿,繁栄の象徴とされてきたことなどもあって,わが国でも松をおめでたい樹として,正月の門松に飾る習慣となって根付いていったといわれています.28日までに飾るか,30日がよいとされているので(29日は“二重苦”,31日は“一日飾り”といわれ,縁起が悪いと考えられています),わが家でもそろそろ松飾りの準備をしなければと,少々焦っているところです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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