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今月の特集1 体腔液の臨床検査
胸水・腹水・心囊液
著者: 石山雅大1
所属機関: 1弘前市立病院臨床検査科
ページ範囲:P.478 - P.489
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●肉眼的所見での色調,混濁の判断が検査のスタートとして重要である.
●漿液性の体腔液を濾出液と滲出液に分類する意義を理解する.
●細胞数の算定は炎症性の判断のため白血球とする.
●体腔液の染色方法の特性と鏡検像を理解する.
●肉眼的所見での色調,混濁の判断が検査のスタートとして重要である.
●漿液性の体腔液を濾出液と滲出液に分類する意義を理解する.
●細胞数の算定は炎症性の判断のため白血球とする.
●体腔液の染色方法の特性と鏡検像を理解する.
参考文献
1)日本臨床衛生検査技師会:体腔液検査.一般検査技術教本,日本臨床衛生検査技師会,pp122-131,2012
2)N. A.ブルンツェル(著):ブルンツェル 尿・体液検査—基礎と応用(池本正生,深津敦司,芝紀代子訳),西村書店,pp256-263,2007
3)細胞検査士会(編):細胞診標本作製マニュアル 体腔液,2008
4)水口國雄(監修),矢野正生,下村弘治,他:カラー版体腔液検査のすべて 体腔液.Med Technol 33:1361-1403,2005
5)保科ひづる,斎藤トモ子:胸水・腹水・関節液.一般検査ポケットマニュアル—必須検査の進めかたと見かた(伊藤機一,高橋勝幸監修,菊池春人,矢内充,油野友二編),羊土社,pp129-152,2009
6)Fridlender ZG, Gotsman I:Pleural effusion. N Engl J Med 347:1286-1287,2002
7)早津かおり:穿刺液(髄液以外).臨検 59:1134-1140,2015
8)稲垣清剛:カラー版 ポケットマニュアル 穿刺液細胞—メイ・ギムザ染色法,医歯薬出版,2002
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