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文献概要
心臓物語・3
拍動の謎を解く鍵,介在板
著者: 島田達生12
所属機関: 1大分大学 2大分医学技術専門学校
ページ範囲:P.584 - P.584
文献購入ページに移動心筋線維は骨格筋線維と同様に合胞体(細胞境界がなく,細胞質が合わさった状態)であると信じられていた.Bielschowsky-Gomoriの細網線維鍍銀法(1934年)は,膠原線維を赤色,細網線維(好銀線維ともいう)を黒色に染め分ける染色法である.この鍍銀染色を心臓に応用すると,心筋線維が合胞体であり,長軸方向に並んでいるように見える([2]).光輝線は電子顕微鏡が開発されるまでその機能は全く不明であり,人工産物や,異常な収縮などとするさまざまな説が長年続いた.
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