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文献詳細

雑誌文献

臨床検査60巻6号

2016年06月発行

検査レポート作成指南・10

聴覚検査編

著者:山崎 葉子1 著者:奥野 妙子2

所属機関:1三井記念病院臨床検査部 所属機関:2三井記念病院耳鼻咽喉科

ページ範囲:pp.670-679

文献概要

 聴覚検査には種々の検査項目がある.原則的に最初に行われるのは純音聴力検査であり,求められた最小可聴閾値から難聴の有無や程度が評価され,次に,目的に合わせ,また必要に応じて検査が依頼される.これらの検査結果によって得られた聴覚障害の程度や推測される原因は,そのまま診断につながり,治療の選択や手術の可否を決定することとなる.そのため,依頼医からは,的確な手技で検査が行われることと,矛盾のない適正な検査結果を得ることが求められる.検査担当者は被検者の反応を観察し,個々に合わせた説明や協力を得るための工夫をして,各検査結果に矛盾がないかを検査中に判断する必要がある.また,医師が検査結果を判読する際に,出力されたデータだけでは知り得ない情報をコメントとして記録することも大切である.

 聴覚検査は検査項目が多く,症例によっては再現性を確認する必要もあるため検査日が複数日にわたることもある.また,検査結果は波形のパターンから判読されるものが多い.

 報告書は,耳鼻咽喉科の医師が全ての検査結果を判読したうえで作成している.主な目的は検査結果を一括して記載し,記録として残すことである.

参考文献

1)日本聴覚医学会(編):聴覚検査の実際 改訂3版(立木孝監修),南山堂,2009
2)山岨達也,桜宗佐,宮島千枝:心理学的聴力検査 語音聴力検査.JOHNS 15:45-49,1999
3)小林俊光(専門編集):実戦的耳鼻咽喉科検査法 ENT臨床フロンティア,中山書店,2012
4)小川郁(編):よくわかる聴覚障害—難聴と耳鳴のすべて,永井書店,2010

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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