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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査60巻8号

2016年08月発行

雑誌目次

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る

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佐藤 尚武

pp.809

 本特集では好塩基球を取り上げてみました.好塩基球は古くから知られた血液細胞であり,臨床検査に携わっている人間であれば,誰でも知っている血球だと思います.しかし,その働きについては,アレルギー反応に関与していることは知られていても,不明な部分が数多く残されています.

 今回,この好塩基球にスポットを当てて,最新の知見を含め,専門家の先生方に解説していただきました.お読みいただければ,好塩基球についてさまざまなことが解明されてきていることがご理解いただけると思います.臨床検査に従事する人間が好塩基球に関する理解を深めることは,好塩基球に関連した臨床検査において,より多くの情報を提供することを可能にするものだと思います.本特集が,その手助けとなることを願ってやみません.好塩基球の深遠なる世界を,どうぞお楽しみください.

臨床検査における好塩基球

林田 雅彦

pp.810-818

Point

●好塩基球は,異染性を示す特殊な顆粒や免疫グロブリンE(IgE)受容体を発現し,Ⅰ型アレルギーに関与するなど存在はよく知られた細胞であるが,細胞数が少ないため,免疫学的な生理機能の研究は遅れている.

●好塩基球の増加は慢性骨髄性白血病(CML)を含む骨髄増殖性腫瘍(MPN)で顕著であり,白血球の増加が軽微な初期から認められる.

●好塩基球の算定は,国際的な参照法として,免疫学的マーカーによるフローサイトメトリーを用いた間接的および直接的な方法の確立が進められている.

●アレルギー検査として,アレルゲンによるIgE受容体を介した好塩基球活性化試験がフローサイトメトリー法で臨床応用されている.

好塩基球の分化

有信 洋二郎

pp.820-824

Point

●全ての血液細胞は造血幹細胞(HSC)に由来する.HSCは徐々に分化能を失いながら,前駆細胞の段階を経て,成熟血液細胞に分化する.

●好塩基球は顆粒球・単球系前駆細胞のもとで,肥満細胞と共通の分化ステージを経た後,成熟する.

●血液細胞の分化の方向は転写因子によって決定される.

アレルギーと寄生虫(マダニ)感染における好塩基球の役割

山西 吉典

pp.826-832

Point

●好塩基球は末梢血白血球の1%にも満たない希少な顆粒球である.130年以上前にPaul Ehrlichによって発見されたが,長きにわたってその存在意義は不明であった.

●近年開発された新しい解析ツールによって,好塩基球は肥満細胞とは異なる固有の役割を担い,アレルギー反応や寄生虫感染に対する生体防御において重要な役割を果たすことが明らかとなった.

●現在,好塩基球は免疫システムのキープレイヤーとして注目を集めている.

好塩基球と肥満細胞—類似性と役割の違い

久保 允人

pp.834-840

Point

●肥満細胞と好塩基球は,IgE抗体に対するFc受容体を有する希少な自然免疫系の顆粒を細胞内に保有する骨髄造血幹細胞由来の細胞である.

●肥満細胞と好塩基球はともにアレルギー反応に関与するなど類似性が高い一方,肥満細胞と好塩基球欠損マウスを使った機能解析から異なる機能的側面の存在が明らかにされてきた.

●本稿では,肥満細胞と好塩基球の類似点と相違点について解説する.

好塩基球と皮膚疾患

佐藤 貴浩

pp.842-847

Point

●好塩基球は末梢血の1%以下を占めるにすぎない細胞である.

●一般的な病理組織染色では好塩基球は見いだせないため,その存在は長く無視されてきた.

●マウス好塩基球はマスト細胞とは異なった重要な機能をもっていることが明らかにされている.

●蕁麻疹,接触皮膚炎,アトピー性皮膚炎,痒疹,虫刺症,好酸球性膿疱性毛包炎,水疱性類天疱瘡などで病変部に好塩基球浸潤がみられるが,その意義は今後,解明すべき課題となっている.

好塩基球と寄生虫感染

中西 憲司 , 足立 匠 , 安田 好文

pp.848-855

Point

●肉眼で確認できる病原体は蠕虫だけである.

●免疫系は腸管寄生虫のような巨大な寄生体を排除できる.

●好塩基球は免疫系を上手に活性化して腸管寄生虫を排除する.

●アレルギー応答と腸管寄生虫に対する宿主応答は類似している.

急性好塩基球性白血病

中村 真由美 , 柳内 充

pp.856-862

Point

●顕微鏡下で芽球の好塩基性顆粒を見逃さないことが重要である.

●急性好塩基球性白血病(ABL)の芽球の好塩基性顆粒はトルイジンブルー(TB)染色でメタクロマジーを示す.

●電子顕微鏡用の検体の確保が必要である.

今月の特集2 キャリアデザイン

フリーアクセス

山内 一由

pp.863

 臨床検査室の組織力を高めるにはどうしたらよいか,という問いに対して,ISOや病院評価機構をはじめとする第三者機関の認定を受けることを真っ先に思い浮かべる方が多いかと思います.どちらも検査技術の標準化,均てん化を図るうえで重要かつ有効な手段です.

 それでは,これらの審査を受ける前に整えなければならない基盤,すなわち組織の基礎体力はどうやって養えばよいのでしょうか.標準的な力を備えた後,さらなる進歩を追求するにはどうしたらよいのでしょうか.結局のところ決め手は,某有名サッカー選手が強調する“個の力”なのではないでしょうか.継続的な組織力アップは,組織を構成する個々のキャリアアップがあってこそ可能です.一方,個人のキャリアアップが望めない組織のポテンシャルは下がることはあれど上がることはありません.個人のキャリアアップと組織力アップ,どちらも表裏一体だといえます.着実にキャリアアップを図っていくためには,そのための戦略を練ること,すなわちキャリアデザインの構築が重要です.

 本特集では,キャリアデザインの構築において有効なツールになりうる資格認定試験をテーマとして取り上げました.資格取得を目指す方々のみならず,それを支える組織にも役立つ内容となっていると確信しております.

認定輸血検査技師

曽根 伸治

pp.864-870

Point

●適正かつ安全な輸血に寄与できる技師は,以下の目標をもって育成する.

●迅速かつ適切に輸血検査が実施できる.ABO血液型のおもて,うら不一致の場合や,RhD陰性時には,適切な追加検査を選択して早急に血液型が判定できる.

●救命救急患者や同型血液が不足するときに,適切な血液製剤が選択できる.

●医師,看護師に,ABO,Rh亜型や不規則抗体保有患者の検査結果の解釈および適合する血液製剤について説明ができる.

●輸血認定医と共同して適正な血液製剤の使用や輸血副作用の対応が指導できる.

認定臨床微生物検査技師

久保田 紀子

pp.872-876

Point

●学術的業績としての論文の作成にあたっては,すでに認定を取得した技師に相談するとよい.

●筆記試験でスムーズな英文和訳を行うには,微生物分野での頻出表現に慣れておくことが有効である.

●実技試験には事前の十分な練習が必要である.

認定血液検査技師・骨髄検査技師

根来 利次 , 杉本 圭輔 , 寺内 翔 , 筒井 義和 , 和田栗 啓方 , 岡田 由香里 , 谷内 亮水 , 町田 拓哉 , 今井 利

pp.878-884

Point

●臨床検査の全分野で検査の専門性が問われる時代である.

●標準化された血液検査結果が求められる.

●骨髄検査技師制度研修指定施設を紹介する.

●認定血液検査技師・骨髄検査技師は,血液疾患の診断〔世界保健機関(WHO)分類など〕に必要な骨髄の細胞分類,細胞所見を高い精度で判定でき,診断医と協調して報告書が発行できる.

超音波検査士(循環器領域)

石崎 一穂

pp.886-889

Point

●認定資格は,取得までの過程とその事実以上に,資格取得後の努力こそが重要である.

●試験勉強も重要であるが,日常業務のなかで知識を植え込むほうがよりよい.

●超音波検査士には,エコー画像でわかる特徴所見の理解と,合併症や治療法,他の検査所見も合わせた総合的理解が必要である.

超音波検査士(腹部領域)

木下 博之

pp.890-895

Point

●超音波検査士(腹部領域)は専門性の高い医療職のなかでも,限定された領域に特化された,より専門性の高い資格である.

●資格取得は一定能力(技術・知識)の保有を担保する指標であり,スタートラインである.将来において有益なキャリアデザインができるかは個々人の努力次第である.

●スキルアップ,キャリアアップは個人で実践することであるが,それを検査室の業務に反映させることが検査室の機能向上や付加価値の上昇につながる.

●資格所得までに必要な勉強は,臨床領域(消化器領域)の知識と医用超音波の基礎を身につけることと,超音波検査実績の抄録作成である.

日本糖尿病療養指導士

山崎 家春

pp.896-901

Point

●日本糖尿病療養指導士は種々のコメディカルスタッフから構成されている.糖尿病患者に対して,それぞれの専門分野を中心に,チームとして医師の指示の下で糖尿病療養指導に参加し,合併症の予防と進行を阻止するための検討や工夫を行っている.

●「糖尿病療養指導ガイドブック2015」は広範囲の分野を網羅しており,日々進歩している医療情報を反映し,毎年改訂され,受験対策に役立っている.また,認定試験の類似問題集もあり,糖尿病療養に携わるコメディカルスタッフの情報の共有化が可能である.

●身に付けておくべき知識として,①患者とのコミュニケーションの基本となる“傾聴”が大切であること,②自己血糖測定(SMBG)は糖尿病患者個人専用の装置であり1台のSMBGで多数の患者の血糖測定に用いてはならないこと,③指先部からの正しい採血の手技とその必要性,などが挙げられる.

心臓物語・5

クジラの心臓

島田 達生

pp.808

 哺乳動物の心拍数は体重と反比例しており,小さなマウスやラットは毎分約700回,大きなゾウは30〜40回である.さて,クジラの心拍数はどれぐらいであろうか? 1952年にP・D・ホワイト博士たちはベーリング海でクジラ類(シロイルカ)の心電図の測定に挑戦し,見事,成功した.心拍数はわずか15回/分で,海水に潜るとさらに少なくなる.哺乳類には生来,顔が水に触れると無意識に息を止めるという反射行動が備わっている(潜水反射).ちなみに,ホワイト博士はアイゼンハワー大統領の主治医であり,WPW(Wolf-Parkinson-White)症候群の発見者でもある.

 ヒトの場合,心拍数が30(徐脈)であれば,脳血流減少によって,めまい,意識消失(失神),痙攣などの一過性の脳虚血症状を引き起こす.徐脈であるクジラ心臓を電子顕微鏡でみたくなり,日本鯨類研究所と共同研究を始めた.

検査説明Q&A・19

—レセプトではじかれる検査項目の組み合わせや依頼回数を教えてください[5]—遺伝子検査編

南木 融

pp.902-905

■はじめに

 分子生物学の発展や遺伝子解析技術の進歩に伴って,病気と遺伝子の異常との関連性が次々に明らかになり,これによって多くの遺伝子検査を実施することが可能になった.近年では,表1に示すように,少しずつ保険適用項目が拡大している.しかし,遺伝子検査には適用範囲や使用制限などの決まりが多いので,これらのことを理解していないとレセプトではじかれてしまうことも少なくない.

 本稿では,上記のような現状を踏まえ,遺伝子検査の適用範囲や,実施するに当たっての注意について説明する.

検査レポート作成指南・12

骨髄像編

清水 長子 , 三ツ橋 雄之

pp.906-920

 現在,検査室では機械化が進み,迅速で正確な結果を提供できるようになっている.しかし,数字結果だけではなく付加価値を付与し,診療の場において解釈しやすいかたちで提供することが重要であり,適切なレポート作成能力を兼ね備えた臨床検査技師の育成が求められている.

 2014年の診療報酬改正では,血液疾患に関する専門の知識を有する医師が文書によって報告した場合,骨髄像診断加算として所定点数に月に1回240点加算することが認められた.

 当院では技師がカウントを行い,診断医が報告書作成をする形式を取っており,診断医に向けての報告か臨床医に向けての報告かで内容は異なるが,臨床検査技師が果たす役割は変わらないと思われる.理想的なレポートに必要とされる要件としては,①必要な情報が記載されている,②適正な評価がなされている,③伝えるべきこと(所見・診断)が正しく伝わる,ことが挙げられる.

 本稿では,当検査室の臨床検査技師が診断医に提出する骨髄像所見レポートと診断医が記載する報告書について解説する.

元外科医のつぶやき・20

治療を行う診断基準

中川 国利

pp.921

 世界で冠たる長寿国であるわが国では,健康に対する関心が高く,健診が広く行われている.会社では職場健診が,地域では住民健診が行われ,受診者はその結果に一喜一憂する.

 健診の目的は早期発見であり,引き続き精査,そして治療を行うことが肝要である.しかしながら,2014年に健診時の判定基準が変わり,混乱が生じている.従来,基準値は各専門学会が決定した値を流用してきたが,日本人間ドック学会と健康保険組合連合会が健診時の検査値を検討し,独自に基準値を決めた.生活習慣病関連の正常基準範囲は大幅に緩和され,収縮期血圧は129から147mmHgに,総コレステロール上限値は一律199から男性254mg/dLに,女性の65〜80歳は280mg/dLに変更された.したがって,健診で異常を指摘されて病院を受診する患者が減少し,診療を行う専門医からは病気の発見が遅れるという批判が生じている.お互いの立場で基準値が決められたきらいがあり,患者の立場での基準値策定が早期に望まれる.

寄生虫屋が語るよもやま話・8

屈強なアフリカの青年も嫌がる恐怖の検査法—オンコセルカ症

太田 伸生

pp.922-923

 2015年のノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智先生の功績が,フィラリア症の特効薬を開発されたことであるのは,読者諸姉兄ならばよくご承知のことと思う.イベルメクチンである.すごい薬で,フィラリアだけでなく疥癬や前号で取り上げた糞線虫にも著効を示す.また,幼虫移行症にも効果があり,抗寄生虫薬のスーパースターといった感さえある.実はこの薬,大村先生が発見されたときに提携をしていた巨大製薬企業メルクでは,商売にならないと商品化にストップがかかったそうであるが,企業家の収益見通しに従っていたら多くのフィラリアは救われていた(?)ということもいえるかと,寄生虫屋として妙なことも考えた.

 そのイベルメクチンが大いに威力を発揮したのがアフリカのオンコセルカ症対策である.回旋糸状虫というのが和名である.同じフィラリアでもバンクロフト糸状虫と違って成虫は皮下組織に寄生していて,ミクロフィラリアという幼虫が組織中を徘徊する.最も悲惨な症状はミクロフィラリアが眼球に至って失明をもたらすことである.このフィラリアはブユが媒介する.ブユはきれいな水で繁殖する昆虫であるが,アフリカのサバンナ地帯では,河川流域で発生し,そこでオンコセルカ症が多発する.河川盲目症という名前の由来である.乾燥したサバンナ地区でも河川沿いでは農業耕作が可能なのだが,そこにはブユがいて,オンコセルカ症がまん延するために農地を放棄せざるを得ない.筆者もニジェールの乾燥地域をとうとうと流れる大河ニジェール川を見てきたことがあるが,水も土地もあるのに耕作できない現実に言葉がなかった.大村先生のイベルメクチンのおかげで,その地域のオンコセルカ症の流行状況は大幅に改善している.

書評 JRC蘇生ガイドライン2015 フリーアクセス

外 須美夫

pp.924

不慮の死から蘇るための国民の福音書とも言えるもの

 本の価値はいったい何で決まるのだろうか? わかりやすく言えばそれは,その本によってどれだけの人が救われるかということではないだろうか.そして,救われるのが死に瀕して助かる命だとしたら,その本の価値は何にも代え難いものだろう.この本がまさにそんな本だ.

 人ががんや寿命で死ぬとき,人は死を自覚し,死を受容し,受容しないまでも納得して,あきらめて,死ぬことができる.しかし,突然の病気で死に至るとき,あるいは不慮の事故に巻き込まれて死に至るときは,死を思う時間さえも与えられない.人生を振り返る時間もない.だから,突然の死からできるだけ多くの人を救ってあげたい.全ての医療者は,いや全ての人々は,家族は,そう願っている.その願いを叶えるのがこの本だ.

書評 内科診断学 第3版 フリーアクセス

大滝 純司

pp.925

101の症候・病態の思考と診療のプロセスを明示

 『内科診断学』の第3版が出版された.第2版の第1刷から約8年後の,待ちに待った改訂である.

 この本は評者が診療している東京医科大学病院総合診療科の外来で,最も頻繁に読まれている参考資料の一つであり,その外来の一角にある本棚(200冊くらいの本が並んでいる)に置かれている旧版は,大勢の研修医やスタッフに8年間使われ続けて,文字通りぼろぼろになっている.昔話になるが,私が研修医だった頃に症候や病態から診断を考える際の参考書は,洋書の〈The Spiral Manual Series〉の『Problem-Oriented Medical Diagnosis』という小さな本だった.それを読みながら,日本の診療に沿った本が欲しいと何度も思った.

あとがき フリーアクセス

岩田 敏

pp.928

 この原稿を書いている頃,関東地方では山々の新緑もそろそろ終わり,木々の緑が深くなってまいりました.アジサイも少しずつですが色付き始め,もうしばらくすると梅雨の訪れがやって来そうな気配です.梅雨といえば,空はドンヨリ,雨がシトシト,空気がジメジメ,心はモヤモヤ,といった何か暗〜いイメージをおもちになる方が多いかも知れませんが,私自身は,日本の四季のなかで,夏が始まる前兆でもある梅雨のことは嫌いではございません.静かな雨音のなかでは,木々の緑と雨滴に濃く染まった幹や枝とのコントラストが何ともいえず美しく感じられ,空気のなかのちりや埃がすっかり洗い流されたかのように,大気は大都会のなかでさえ澄み切った香りがするからです.

 そういえば,毎朝のウオーキングの通り道にある都心の公園では,この間までミカンの花の甘〜い香りがしていたかと思っていたら,いつの間にか白梅の木には青い梅の実がたわわに実っていることに気付きました.“梅雨”という漢字,もともと中国ではこの季節,雨が多くてカビが生えやすいということで「黴(ばい)雨」と呼んでいたものを,これではいかにもカビ臭いというので,ちょうど梅の実が熟すころであることに掛けて,同じ読みの“梅”を当てて“梅雨”と呼ぶようにしたそうです.なかなかお洒落ですね.せっかくですからこの梅の実はもうしばらく収穫せずにそっとしておいていただき,眺めていたいと思っています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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