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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻1号

2017年01月発行

文献概要

今月の特集1 臨床検査の価値を高める

ルーチン検査(基本的検査)の価値と活用法

著者: 本田孝行1 松本剛2

所属機関: 1信州大学医学部病態解析診断学 2信州大学医学部附属病院感染制御室

ページ範囲:P.26 - P.29

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Point

●ルーチン検査(基本的検査)は,血算,生化学検査,凝固・線溶検査,尿・ふん便検査および動脈血ガス分析を含む.

●ルーチン検査は複数項目で1つの病態を検討する.

●ルーチン検査は時系列データで病態を検討する.

●信州大学方式では13の病態を同じ順序でルーチンに検討する.

参考文献

1)本田孝行(編著):ワンランク上の検査値の読み方・考え方—ルーチン検査から病態変化を見抜く 第2版【ハンディ版】,総合医学社,2014
2)河合忠:目で見る初期診療の検査計画と結果の読み方,東京臨床病理センター,1997
3)Honda T, Uehara T, Matsumoto G, et al:Neutrophil left shift and white blood cell count as markers of bacterial infection. Clin Chim Acta 457:46-53,2016
4)Ishimine N, Honda T, Yoshizawa A, et al:Combination of white blood cell count and left shift level real-timely reflects a course of bacterial infection. J Clin Lab Anal 27:407-411,2013
5)河合忠,尾形稔,伊藤喜久,他:異常値の出るメカニズム 第6版,医学書院,2013
6)黒川清:水・電解質と酸塩基平衡—Step by stepで考える 改訂第2版,南江堂,2004
7)本田孝行,菅野光俊:検査値を読むトレーニング 信州大学R-CPC(第1回) 腹痛にて入院した60代女性.検と技 40:58-63,2012
8)本田孝行,菅野光俊:検査値を読むトレーニング 信州大学R-CPC(第4回) 腰痛がひどく歩けなくなり入院した20代女性.検と技 40:321-326,2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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