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今月の特集1 臨床検査の価値を高める
「臨床検査のガイドライン」のあるべき姿
著者: 古川泰司12
所属機関: 1帝京大学医学部臨床検査医学講座 2日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会
ページ範囲:P.30 - P.34
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●個別のclinical questionに対する診療ガイドラインの作成においては一定の指針が策定されている.
●日本臨床検査医学会作成の「臨床検査のガイドライン」はもともと保険診療の包括化に対応する資料として作成された.上記の指針とは異なった編集方針をとっている.
●複雑化する医療ニーズの応え,また,新たな専門医制度の開始を控えるため,上記両方の作成方針にかなう資料が求められている.
●個別のclinical questionに対する診療ガイドラインの作成においては一定の指針が策定されている.
●日本臨床検査医学会作成の「臨床検査のガイドライン」はもともと保険診療の包括化に対応する資料として作成された.上記の指針とは異なった編集方針をとっている.
●複雑化する医療ニーズの応え,また,新たな専門医制度の開始を控えるため,上記両方の作成方針にかなう資料が求められている.
参考文献
1)日本臨床検査医学会ガイドライン作成委員会(編):臨床検査のガイドラインJSLM2015—検査値アプローチ/症侯/疾患,宇宙堂八木書店,2015
2)福井次矢,山口直人(監),森實敏夫,吉田雅博,小島原典子(編):Minds 診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014
3)日本臨床検査医学会:初期診療の検査オーダーの考え方.臨床検査のガイドライン 2012年版WEBページ(http://jslm.info/GL2012/01.pdf)
4)三宅一徳:今,臨床検査のエビデンスを見直す.日本臨床検査医学会学術集会/臨床検査専門医catch upセミナー,2016(https://www.congre.co.jp/65jamt/program.html)
(http://www.choosingwisely.org)
6)Cassel CK, Guest JA:Choosing wisely: helping physicians and patients make smart decisions about their care. JAMA 307:1801-1802,2012
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