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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻12号

2017年12月発行

文献概要

今月の特集1 推奨される抗核抗体検査

臨床検査技師が望む抗核抗体検査の今後

著者: 柴崎光衛1

所属機関: 1獨協医科大学越谷病院臨床検査部

ページ範囲:P.1474 - P.1480

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Point

●間接蛍光抗体(IF)法は,膠原病の診断や治療経過観察などに古くから広く用いられている検査法であり,自動化も可能になった.

●IF法は自動化が可能になったとはいえ,まだまだ用手法で行われている施設も多く,蛍光顕微鏡や暗室などが必要のため外注化の傾向にあるが,医師からの需要は多い.

●化学発光酵素免疫測定法(CLEIA)などの自動化法は,迅速な測定が可能であり,今後省力化に貢献できる方法として期待できるが,日常検査として普及するにはもう少し時間が必要と思われる.

参考文献

1)東條毅:アレルギー・膠原病領域の100年 抗核抗体の歴史.日内会誌 創立100周年記念号91:20-26,2012
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3)Watanabe A, Kodera M, Sugiura K, et al:Anti-DFS70 antibodies in 597 healthy hospital workers. Arthritis Rheum 50:892-900,2004
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掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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