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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻12号

2017年12月発行

文献概要

今月の特集1 推奨される抗核抗体検査

衛生検査所での検査として留意していること

著者: 岡田綾子1

所属機関: 1株式会社エスアールエル 感染免疫部免疫血清検査課

ページ範囲:P.1481 - P.1484

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Point

●抗核抗体検査(蛍光抗体法)は年々外注化が進んでいる.検査センターには品質を維持しながら結果を迅速に報告することが常に求められている.

●検査員の育成には,指導者との目合わせやスピードチェックなどの教育プログラムを実施することで,安定した人員確保に工夫をしている.

●品質管理として,日々の精度管理,月に1度の技能検定を実施している.また,検査員同士の意見交換で情報共有をしている.

参考文献

1)宮脇昌二:間接蛍光抗体法による抗核抗体検査の現状と問題点.日臨免疫会誌 21:1-10,1998
2)恒川伸二,新井次郎,石原康,他:MBL自己抗体精度管理,25年間の活動とその成果—抗核抗体を中心に.臨病理 58:131-138,2010
3)熊谷俊一,林伸英,大田俊行,他:自己抗体検査の全国サーベイとそれに基づく標準化の検討.臨病理 57:31-41,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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