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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻4号

2017年04月発行

文献概要

増刊号 臨床検査スターターズガイド 2章 検査室Q&A 一般

採尿から時間がたった検体で検査してはいけないのは,なぜでしょうか?

著者: 大沼健一郎1

所属機関: 1神戸大学医学部附属病院検査部

ページ範囲:P.382 - P.383

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Answer

採尿から時間が経過した尿では,結晶の析出やpHの変動,沈渣成分の崩壊が起こるためです.

参考文献

1)日本臨床衛生検査技師会尿沈渣検査法編集委員会:尿沈渣検査法2010,日本臨床衛生検査技師会,2011
2)上田尚彦(監),今井宣子(編):尿沈渣標本の作製方法.尿沈渣 標本の作製から診断まで,診断と治療社,pp21-24,1999
3)毛利真理子,田中雅美,影山祐子,他:次亜塩素酸ナトリウムを用いたアルカプトン尿の簡易検査法.医学検査 64:324-329,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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