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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻4号

2017年04月発行

増刊号 臨床検査スターターズガイド

2章 検査室Q&A 血液

血算測定時に乳びや黄疸が強い検体の影響は,どのように回避したらよいでしょうか?

著者: 大高裕之1 筑後史子1

所属機関: 1自治医科大学附属病院臨床検査部

ページ範囲:P.410 - P.411

文献概要

Answer

乳びや黄疸が強いことによってMCHCが高値を示す場合,通常の血算測定と同時に血漿もしくは血清のヘモグロビンの値を測定して全血のヘモグロビンを補正し,恒数を再計算します.

参考文献

1)清水長子:自動血球測定法.スタンダード検査血液学 第3版(日本検査血液学会編),医歯薬出版,pp85-93,2014
2)久保田浩,巽典之:血球係数検査 赤血球系,検と技 28:690-693,2000
3)愛知県臨床検査標準化協議会:愛知県臨床検査標準化ガイドライン「CBCの誤差要因と対策」,愛知県臨床検査標準化協議会,pp3-5,2013

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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