文献詳細
文献概要
増刊号 臨床検査スターターズガイド 2章 検査室Q&A 血液
メーカーによるAPTTの試薬間差について教えてください.
著者: 山﨑哲1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学病院臨床検査部
ページ範囲:P.422 - P.423
文献購入ページに移動Answer
APTTは必ずしも標準化された測定法とは言い難く,各種の感受性において試薬間差が生じています.したがって,自施設で使用している試薬の特性を検査室が把握しておくことが,病態を正しく解釈するうえで重要となります.
APTTは必ずしも標準化された測定法とは言い難く,各種の感受性において試薬間差が生じています.したがって,自施設で使用している試薬の特性を検査室が把握しておくことが,病態を正しく解釈するうえで重要となります.
参考文献
1)Clinical and Laboratory Standards Institute (CLSI): One-Stage Prothrombin Time (PT) Test and Activated Partial Thromboplastin Time (APTT) Test; Approved Guideline, 2nd. CLSI document H47-A2, CLSI, Wayne PA, 2008
2)山﨑哲,鈴木典子,山﨑法子,他:APTTの注意点と標準化.日検血会誌 14:85-95,2013
掲載誌情報