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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻4号

2017年04月発行

文献概要

増刊号 臨床検査スターターズガイド 2章 検査室Q&A 血液

血小板低値の場合,何をみて低値なのか偽低値なのか判断するのでしょうか?

著者: 入谷康太1 大畑雅彦1

所属機関: 1静岡赤十字病院検査部

ページ範囲:P.424 - P.426

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Answer

凝固検体による偽低値を考慮した塗抹標本の観察に加え,血小板数(PLT)サイトグラムの異常や患者背景を含めて判断を行います.

参考文献

1)國島伸治:血小板・ITP 先天性巨大血小板症の鑑別診断.日小児血がん会誌 49:382-386,2012
2)大畑雅彦:巨核球系の異常 形態異常.検と技 32:1121-1127,2004
3)手登根稔,山野健太郎,大城織江:[PLT Clumps?](血小板凝集)特にEDTA依存性偽性血小板減少症について.検と技 33:453-455,2005
4)荒木三奈子,岡野こずえ,坂口歩望:EDTA依存性偽性血小板減少症等におけるvortex攪拌の有用性についての実証.日検血会誌 12:346-356,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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