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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻4号

2017年04月発行

文献概要

増刊号 臨床検査スターターズガイド 2章 検査室Q&A 生化学・免疫

生化学分析用尿検体を遠心する・しないによって,測定値に違いはあるのでしょうか?

著者: 渡部俊之1 根間敏郎1 武城英明1

所属機関: 1東邦大学医療センター佐倉病院臨床検査部

ページ範囲:P.450 - P.451

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Answer

生化学分析用尿検体を遠心して測定すると,混濁尿では測定値が低値を示す可能性があります.

参考文献

1)鈴木由美子,徳大路洋史,宮崎哲郎,他:尿検査の結果に及ぼす変動因子の解析 検体の保存状態による影響.医学検査 60:69-76,2011
2)森下芳孝,松本祐之,平井信弘,他:尿中化学成分測定における尿検体取扱法の標準化に関する研究 第1報 前処理法および保存温度について.医学検査 58:381-389,2009
3)島田勇:尿保存法の実際.検と技 23:415-420,1995

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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