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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻4号

2017年04月発行

文献概要

増刊号 臨床検査スターターズガイド 2章 検査室Q&A 生化学・免疫

高グロブリン血症の場合,なぜ分離剤入り採血管の分離不全が起きるのでしょうか? 対策についても教えてください.

著者: 末吉茂雄1

所属機関: 1千葉県がんセンター臨床検査部

ページ範囲:P.452 - P.453

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Answer

血清が高比重で凝固障害を伴うこともあり分離不全が発生します.分離剤なしの血漿採血管の使用を推奨します.

参考文献

1)上田尚紀,宮村惠宣:異常蛋白血症と出血傾向.臨病理 19:537,1971
2)上田尚紀:血餅退縮“0”,血清分離不能の一例.検と技 9:357-358,1981
3)田村孝子:血液検査用の採血管に入れた血液を生化学検査用の採血管に移してはダメ!.Med Technol 42:1299-1301,2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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