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増刊号 臨床検査スターターズガイド 2章 検査室Q&A 微生物(感染症)
綿棒で採取された細菌の生存期間はどのくらいなのでしょうか?
著者: 松村充1
所属機関: 1帝京大学医療技術学部臨床検査学科
ページ範囲:P.474 - P.475
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保存する綿棒の輸送培地や菌種,保存条件によって異なるので,一概には決められません.一般的な細菌であるStaphylococcus aureusやEscherichia coliなどは24〜48時間,生存させることができます.
保存する綿棒の輸送培地や菌種,保存条件によって異なるので,一概には決められません.一般的な細菌であるStaphylococcus aureusやEscherichia coliなどは24〜48時間,生存させることができます.
参考文献
1)小栗豊子:微生物検査材料の採取と保存.臨床微生物検査ハンドブック 第4版,三輪書店,pp36-43,2011
2)長沢光章:微生物検査の依頼と検査結果の読み方.臨検 58:1206-1212,2014
3)松村充,大竹京子,馬場優苗,他:新たな液相輸送培地オプティスワブは臨床微生物検査に有用か.日臨微生物誌 27(Suppl 1):316,2017
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