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文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻4号

2017年04月発行

増刊号 臨床検査スターターズガイド

2章 検査室Q&A 微生物(感染症)

綿棒で採取された細菌の生存期間はどのくらいなのでしょうか?

著者: 松村充1

所属機関: 1帝京大学医療技術学部臨床検査学科

ページ範囲:P.474 - P.475

文献概要

Answer

保存する綿棒の輸送培地や菌種,保存条件によって異なるので,一概には決められません.一般的な細菌であるStaphylococcus aureusやEscherichia coliなどは24〜48時間,生存させることができます.

参考文献

1)小栗豊子:微生物検査材料の採取と保存.臨床微生物検査ハンドブック 第4版,三輪書店,pp36-43,2011
2)長沢光章:微生物検査の依頼と検査結果の読み方.臨検 58:1206-1212,2014
3)松村充,大竹京子,馬場優苗,他:新たな液相輸送培地オプティスワブは臨床微生物検査に有用か.日臨微生物誌 27(Suppl 1):316,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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