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増刊号 臨床検査スターターズガイド 2章 検査室Q&A 微生物(感染症)
Cryptococcus neoformansの莢膜は,なぜ墨汁法で確認するのでしょうか?
著者: 松村充1
所属機関: 1帝京大学医療技術学部臨床検査学科
ページ範囲:P.480 - P.481
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莢膜がとても厚く,莢膜成分がグルクロノキシロマンナンであることから墨汁粒子をはじきます.そのため抜けて見え,観察しやすいからです.
莢膜がとても厚く,莢膜成分がグルクロノキシロマンナンであることから墨汁粒子をはじきます.そのため抜けて見え,観察しやすいからです.
参考文献
1)宮治誠:病原性真菌ハンドブック,医薬ジャーナル社,2007
2)阿部美知子,小川善資,久米光:微生物検査 その他 墨汁法.Med Technol別冊 最新染色法のすべて,医歯薬出版,pp359-360,2011
3)板羽秀之:Cryptococcus neoformansによる髄膜炎.Med Technol別冊 カラーアトラス 微生物検査,医歯薬出版,1996
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