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増刊号 臨床検査スターターズガイド 3章 組織マネジメントにかかわる臨床検査技師になるために
臨床検査部の組織
著者: 橋本好一1
所属機関: 1自治医科大学附属病院臨床検査部
ページ範囲:P.550 - P.551
文献購入ページに移動 臨床検査部には主に臨床検査技師が従事していますが,施設によっては,免許をもたない検査補助員が検体検査などを行っています.臨床検査部の管理責任者は,部長(医師または臨床検査技師),副部長,技師長,副技師長が従事し,監督職に各部署の主任が従事しています.臨床検査は,診断や治療を実施するために必須のものであり,正確性,精密性,迅速性,安全性が最も重要視されており,医療の根幹を成すものでもあります.実施する検査項目は,病院の規模や機能によって異なりますが,検体検査,病理検査,生理検査に大別され,それぞれ高度な知識と技術をもつ臨床検査技師が従事しています.
臨床検査部が病院の組織として十分に機能するには,臨床検査技師相互の良好なコミュニケーションが一番重要であり,全ての情報が共有され部下から上司あるいは上司から部下へスムーズに伝達されなければなりません.組織として常に情報が共有され,問題が発生した場合は解決へのスムーズな行動がとれる職場になるように,常に対話の機会を設けることが重要です.
臨床検査部が病院の組織として十分に機能するには,臨床検査技師相互の良好なコミュニケーションが一番重要であり,全ての情報が共有され部下から上司あるいは上司から部下へスムーズに伝達されなければなりません.組織として常に情報が共有され,問題が発生した場合は解決へのスムーズな行動がとれる職場になるように,常に対話の機会を設けることが重要です.
参考文献
1)林明夫:組織マネジメント基礎理論 組織の生成・成長,組織が効率的に動くための仕組みを考える,JA中核人材育成研修会ユニット5講義資料,2009
2)高橋俊介:ヒューマン・リソース・マネジメント,ダイヤモンド社,2004
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