icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査61巻4号

2017年04月発行

文献概要

増刊号 臨床検査スターターズガイド 3章 組織マネジメントにかかわる臨床検査技師になるために

臨床検査と倫理・利益相反

著者: 通山薫12

所属機関: 1川崎医科大学検査診断学 2川崎医療福祉大学臨床検査学科

ページ範囲:P.566 - P.567

文献購入ページに移動
 医療と倫理の問題が注目されています.生命倫理や,医療人としてのモラルにかかわる職業倫理もありますが,本稿では,検査業務・教育や研究に関する倫理をテーマとします.患者由来の検体や検査情報の適正な取り扱い方,それらを教育や研究の資源とする際のルール,利益相反など順守すべき規範は国によって制定されており,それらを受けて学会,技師会や各施設において倫理指針が示されています.臨床検査技師としての職務・活動の全般において守るべき規律です.

参考文献

1)世界医師会ヘルシンキ宣言 人を対象とする医学研究の倫理原則(フォルタレザ改訂),2013(http://www.med.kyushu-u.ac.jp/recnet_fukuoka/houki-rinri/pdf/helsinki.pdf)
2)文部科学省・厚生労働省:人を対象とする医学系研究に関する倫理指針,2014(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000069410.pdf)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?