文献詳細
増刊号 臨床検査スターターズガイド
3章 組織マネジメントにかかわる臨床検査技師になるために
文献概要
医療と倫理の問題が注目されています.生命倫理や,医療人としてのモラルにかかわる職業倫理もありますが,本稿では,検査業務・教育や研究に関する倫理をテーマとします.患者由来の検体や検査情報の適正な取り扱い方,それらを教育や研究の資源とする際のルール,利益相反など順守すべき規範は国によって制定されており,それらを受けて学会,技師会や各施設において倫理指針が示されています.臨床検査技師としての職務・活動の全般において守るべき規律です.
参考文献
1)世界医師会ヘルシンキ宣言 人を対象とする医学研究の倫理原則(フォルタレザ改訂),2013(http://www.med.kyushu-u.ac.jp/recnet_fukuoka/houki-rinri/pdf/helsinki.pdf)
2)文部科学省・厚生労働省:人を対象とする医学系研究に関する倫理指針,2014(http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10600000-Daijinkanboukouseikagakuka/0000069410.pdf)
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