icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査61巻5号

2017年05月発行

雑誌目次

今月の特集 ISO 15189取得簡易マニュアル

フリーアクセス

山内 一由

pp.579

 臨床検査室の使命は診療に役立つデータを迅速に提供することにあります.臨床検査に携わる者であれば誰もが心得ている基本中の基本ですが,この使命を全うしていくのはたやすいことではありません.決して華やかとはいえない努力の積み重ねと,それを促す十分かつ具体的な動機付けが必要です.加えて,某自治体の長であった人が連呼していた“第三者の厳しい目”も欠かせません.

 そう考えると,ISO 15189の意義は極めて明確です.にもかかわらず,これまで取得施設数が思った以上に増えなかったのは,地道な努力に対するインセンティブが与えられてこなかったからです.使命感と緊張感だけでは努力の継続は困難ですし,ましてや発展につなげることなどはとても期待できません.

 2016年度の診療報酬改定における“国際標準検査管理加算”の新設は画期的であったといえます.それは,取得施設のモチベーション維持と経営的メリットという単純な理由だけではありません.わが国における臨床検査の全体的な底上げを通じて国際的にも十分に通用する臨床検査室を構築しようという,ISO 15189本来の目的を達成しうる環境がようやく整ったからです.

ISO 15189取得の意義

小野 佳一 , 矢冨 裕

pp.580-585

Point

●ISO 15189を導入することによって業務が標準化される.また,検査結果の信頼性の向上やリスクの最小化,コスト削減などの効果がある.

●病院内の存在意義を高めるとともに,検査室の体質改善や技師の能力向上,意識改革にもつながる.

●ISO 15189のPDCAサイクルを用いることによって,検査室をよりよくするための継続的改善活動を行うことができる.

ISO 15189の目的と規格の要求

柴田 綾子

pp.586-591

Point

●ISO 15189は臨床検査室が“精確な結果”を提供する能力があることを認定する国際規格である.

●“品質マネジメントシステムの要求事項”と“臨床検査室が請け負う臨床検査の種類に応じた技術能力に関する要求事項”の2つの要求事項で構成されている.

●2つの要求事項を維持・管理することで,利用者に質の高い,かつ,信頼できる検査結果を提供する.

●責任と権限の明確化,力量の維持,手順書の順守,継続的改善を行うことで品質マネジメントシステムを構築する.

ISO 15189取得に必要な手続き

糸賀 栄 , 澤部 祐司

pp.592-596

Point

●認定取得に向けた準備開始から認定申請可能となるまでの期間は一般的に1年〜1年半である.申請から認定取得までの標準的な期間は6カ月である.

●現在,認定の対象となる検査は保険収載項目であり,基幹項目,非基幹項目,特定プログラムⅠ,病理学的検査,生理学的検査に分類されている.

●認定取得にあたっては,日本適合性認定協会(JAB)事務局や審査チーム(チームリーダー)との電子メールでの密なやり取りが重要となる.

品質マネジメントシステムの構築

岡田 健

pp.598-603

Point

●品質マネジメントシステム(QMS)を確立し,文書化し,実行し,維持する.

●品質マニュアルは検査室の最高位の文書である.

●検査室管理主体のリーダーシップおよび検査室の要員の全員参加が重要である.

●業務改善を意識した定期的な内部監査を実行する.

●PDCAサイクルを回し,継続的な改善を図る.

ISO 15189取得のための品質文書・記録の完備

萩原 三千男

pp.604-608

Point

●文書とは,“検査室が,どのような事項をいかにして実施するかを記述し管理対象とするもの”あるいは“行動を規定する情報”,“繰り返し使用する,または長期的視点で必要な情報”です.

●記録は“達成された結果を明示する,または実施された活動の証拠を提供する文書”であり,エビデンスやログとも称されることがあります.記録は,検査の品質に影響する各活動の遂行と同時に作成される必要があります.

●文書管理支援ツールは,多大な時間と労力を要する文書管理を,効率的かつ確実に遂行するためには有用なシステムと考えられます.

内部監査とマネジメントレビュー

中村 清忠

pp.610-615

Point

●ISO 15189の要求事項では,品質マネジメントシステム(QMS)の見直しの機会として,内部監査とマネジメントレビューの2通りを要求している.

●内部監査とは,ISO 15189への適合性と検査室が定めた要求事項の順守状況を自施設で確認し,改善を提案する機会である.

●マネジメントレビューは,検査室管理主体自身でQMSが確実に展開され実現されたかを検証し,必要な措置を決定する機会である.

技術的要求事項と検査室の整備:検体検査部門—当院におけるISO 15189取得への取り組み

大西 重樹 , 西村 藍

pp.616-622

Point

●要求事項の実践方法はそれぞれの施設で異なるが,要求されている意図は正確に反映されなければならない.

●手順書(実施ルール)の策定と,それに伴う記録の管理が極めて重要である.策定した以上は,それに準拠して実践されなければならない.

●取得に向けて,多くの職員がそれぞれのテーマについてかかわるので,職員間のコミュニケーションが極めて重要である.

技術的要求事項と検査室の整備:微生物検査部門—微生物検査部門が準備すべきこと

三澤 成毅

pp.623-633

Point

●微生物検査部門がISO 15189の技術的要求事項を満たすには,要員の教育・管理,および検査手順の文書化が最も重要である.

●要員の教育には,トレーニング内容と到達度を示すカリキュラムと,トレーニングスケジュールからなるプログラムを提供し,トレーニング後に習熟度を評価する.

●検査手順の文書化は検査内容の統一化につながり,技師間で差のない一定水準の検査結果を提供することができる.

技術的要求事項と検査室の整備:生理機能検査部門—技術的要求事項と生理機能検査室の整備

中山 祐子

pp.634-640

Point

●国際的な臨床試験が増加しており,心電図,超音波,呼吸機能,神経生理などの項目が含まれる内容も多数みられるようになった.そのため,生理学的検査においても国際的標準化とデータの信頼性を保証されることが重要となっている.

●臨床検査室の認定であるISO 15189の規格内容は検体検査が中心である.ISOの要求事項と,直接,患者にかかわる生理学的検査との整合性を確認していくことが必要である.

●生理学的検査において,正しい検査結果を臨床側に報告するためには患者の協力が不可欠である.安全で質の高い医療を支えるための一連のプロセスには患者との信頼関係を築くことと,診療科および他職種との連携が大切である.

技術的要求事項と検査室の整備:輸血部門—安全な輸血療法を行うための外部評価

道野 淳子

pp.642-647

Point

●輸血部門における外部評価は,安全な輸血療法を行うことを目的とする.

●輸血部門の業務は,「輸血療法の実施に関する指針」および「血液製剤の使用指針」に準じて行われている.

●輸血療法に関連した外部評価として,日本輸血・細胞治療学会が認定する輸血機能評価認定制度(I&A制度)が知られている.

●輸血部門におけるISO 15189は,検査の標準化を行うことで,安全な輸血療法につながる検査の効率化を目的とする.

技術的要求事項と検査室の整備:病理検査部門—病理部門におけるISO 15189要求事項への対策

小松 京子

pp.648-653

Point

●ISO 15189の要求事項は企画書で明確にされているが,具体的な運用は施設の状況に応じて考える必要がある.

●検体受付から結果報告,報告書管理に至るまで,医療安全への配慮と品質保証が要求される.

●環境と文書を整備しても,スタッフ全員が意義を理解していなければ有用とならない.

●法令の順守がISO 15189の要求事項とともに必須である.

技術的要求事項と検査室の整備:採液部門—検体採取に関するISO 15189の要求事項を満たすために

嶋崎 明美

pp.654-663

Point

●最新の参考資料を確認して一次サンプル採取マニュアルを作成し,診療側に内容を周知することが必要である.

●実際の業務手順を反映した外来採血室マニュアル(標準作業手順書)を作成して,教育にも活用する.

●力量評価に用いるスキルマップは,業務内容の理解や目標の明確化にも役立つ.

●自施設に合った,現実的で実行可能なシステム作りが何よりも重要である.

サーベイヤーの目

奥田 勲

pp.664-669

Point

●ISO 15189の予備訪問の見直し(実質審査化)によって,受審側に求められる事前準備などが大幅に変更となった.

●規格の2012年度版移行後の要求事項を十分に理解したうえで準備を進め,受審することが大切である.

●認定取得をゴールに定めるのではなく,認定は,たゆまない顧客満足度向上のための重要なツールと認識すべきである.

Salon deやなさん。・1【新連載】

はじめまして!

柳田 絵美衣

pp.578

 はじめまして.北海道大学病院がん遺伝子診断部の臨床検査技師,柳田絵美衣と申します.昨年まで神戸大学病院病理部におりましたが,縁あって今春,北の大地へ参りました.本誌の姉妹誌である「検査と技術」で2年間,エッセイ「やなさん。」の連載をさせていただいておりました.神戸から北海道への引っ越しと,エッセイ連載の引っ越しが偶然にも重なり,私の新天地での新たなスタートとともに,「Salon de やなさん。」の幕開けとなりました! 神戸→北海道の環境変化に,驚きの連続です…….

 きっと神戸ではもう桜が咲いている頃.北の春は……のんびり訪れるのですね.私は数ある花のなかで,最も桜を好みます.あんなに人の心を動かす花は,桜だけではないでしょうか.冬の寒さの合間に,おだやかな風が吹き込む頃に“いつ咲くのだろう”と,芽吹く前から待ち焦がれ,咲けば皆が“咲いた”と祝いの宴会.散り始めると“美しい”と見とれ,散ってしまうと“また来年”と,来年の約束を交わす.桜のように,人の心を動かす人間になりたいと,憧れさえ抱きます.

心臓物語・13

心臓内送電—房室連結筋束

島田 達生

pp.670

 心臓がポンプとして働くためには,心筋に多くの酸素と栄養が必要である.よって,心臓は密な血管系で張り巡らされている.心拍動の担い手である心筋線維は骨格筋線維と同様に神経によって支配されているのであろうか? 否である.左右心室の心筋線維は神経ではなく,電気信号で動きが開始する.洞房結節で発生した電気信号は,房室結節→房室束を経て,どのような経路を伝わって,右心室と左心室の心筋線維に送られるのか?

 1845年にチェコのプルキンエ(J. E. Purkinje)はヒツジ心臓の心室心内膜下に灰色で網状の構造物を見いだし([1]),顕微鏡観察で筋線維であるとした.その後の形態研究は,このPurkinje線維が心室筋線維よりも大型で,筋原線維が少なく,グリコーゲンが豊富であることを示した.このような様相から,Purkinje線維は心室筋線維の幼弱型,変性型あるいは心内膜の動きに関与していると推察した.さらに,1893年にHisが心室中隔の直上の膜性中隔に筋束(His束)を見いだした.しかし,その機能について言及していない.Purkinje線維とHis束の機能は長年全く謎であった.

検査説明Q&A・27

健康診断でリウマトイド因子が陽性となりましたが,症状はないということです.どのように考え,どんなことに注意すればよいですか?

小柴 賢洋

pp.672-675

■リウマトイド因子(RF)とは

 リウマトイド因子(rheumatoid factor:RF)は,変性した自己免疫グロブリンG(immunoglobulin G:IgG)のFc部分を抗原とする自己抗体である.関節リウマチ(rheumatoid arthritis:RA)患者から発見されたため“リウマトイド因子”と名付けられ,この名称が広く使われている.抗自己IgG抗体としては全ての免疫グロブリンのクラスが存在するが,RF定量では凝集力の強い免疫グロブリンM(immunoglobulin M:IgM)クラスの抗体を主に検出する.そのため,IgM-RFと記載される場合もある.

寄生虫屋が語るよもやま話・16

亭主元気で留守がいい—マンソン住血吸虫

太田 伸生

pp.676-677

 テレビコマーシャル(CM)は世相を反映する鏡として,私は個人的には大変興味をもっている.世論の批判にさらされるものもあれば,ウイットに富んだものとして人々の心を和ませるものもある.某通信会社のCMでは犬を一家のお父さんに仕立てて哀れと笑いを誘う受け狙いであったのだろうが,私は1人のお父さんとして,個人的には不快である.一方で,某通販会社のライオンのかぶり物をした犬が出てくるCMはわが家の死んだ犬の面影がよぎって,みるたびに心が揺さぶられた.受け取り方はまさに人それぞれなのである.

 そんな話題性に富んだCMのひとつに殺虫剤のメーカーによる“亭主元気で留守がいい”というものがあった.当時の生活スタイルはモーレツ会社員と専業主婦の構図で,女房連にとって亭主は働いて給料を稼ぐ一方で,家にいられるとうっとうしい.だからなるべく外にいてくれると気楽だという意図である.“留守がいい”というのは彼女たちの本音であるかもしれないが,亭主は元気でなくては困るというのも切実な本音であろう.専業主婦にとって亭主は金づるであるし,女性の自立がそれほど簡単ではなかった時代である.まあ,“風呂,めし,寝る”のワンフレーズ亭主が家庭でクダをまいていると邪魔だろうということは自分を振り返って想像に難くないので反省する気持ちがないわけではない.

あとがき フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.680

 私は今,とある学会に向かうため新幹線に乗っています.遠方への移動は飛行機よりも新幹線を利用することが多いのですが,快適で過ごしやすい車内は読書やたまった仕事を片付けるにはもってこいです.高速鉄道として,世界に先駆けて50年以上前の1964年に開業した新幹線は,その技術力もさることながら,定刻運行や安全管理といった面でも高く評価されています.また,乗車前にいつも感じることですが,非常に礼儀正しい清掃員の方々によって,短時間で流れるように行われる車内清掃には感嘆するばかりです.

 1年半から2年ほど前でしょうか,この驚異的な車内清掃が“7分間の奇跡”として国内外のメディアで紹介されたことがありました.従業員の定着率が低く,事故やクレームも多かった新幹線の清掃会社立て直しを任された矢部輝夫氏は,就任直後から徹底的に現場を見て回り,従業員の働き方や抱えている問題を確認したそうです.“自ら現場に溶け込む”ことで得られた問題点は,現場で働く従業員とともに解決策を考え,オペレーションの改善につながっていきました.また,現場から提案された解決策が採用されることで,従業員の仕事に対するやりがいや主体性が生まれ,職場環境は大きく変わっていったようです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら