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今月の特集 造血器・リンパ系腫瘍のWHO分類 2016 version 骨髄系腫瘍と急性白血病
胚細胞変異を伴う(生殖細胞素因を有する)骨髄系腫瘍
著者: 東田修二1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科全人的医療開発学講座臨床検査医学分野
ページ範囲:P.814 - P.815
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●胚細胞変異を伴う骨髄系腫瘍は,胚細胞遺伝子変異を素地として発症した骨髄異形成症候群や白血病で構成される.
●比較的若い時期に発症し,家族内に同じ疾患の患者が存在することがある.
●WHO分類2016年改訂で新たに加わったセクションである.
●胚細胞変異を伴う骨髄系腫瘍は,胚細胞遺伝子変異を素地として発症した骨髄異形成症候群や白血病で構成される.
●比較的若い時期に発症し,家族内に同じ疾患の患者が存在することがある.
●WHO分類2016年改訂で新たに加わったセクションである.
参考文献
1)Arber DA, Orazi A, Hasserjian R, et al:The 2016 revision to the World Health Organization classification of myeloid neoplasms and acute leukemia. Blood 127:2391-2405,2016
2)Polprasert C, Schulze I, Sekeres MA, et al:Inherited and Somatic Defects in DDX41 in Myeloid Neoplasms. Cancer Cell 27:658-670,2015
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