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今月の特集2 臨床検査技師のためのワクチン講座
扉
著者: 岩田敏1
所属機関: 1国立がん研究センター中央病院感染症部
ページ範囲:P.1035 - P.1035
文献購入ページに移動 ワクチンで防ぐことのできる疾患(vaccine preventable diseases:VPD)はワクチンで防ぐことが感染制御の基本であり,医療関係者に対するVPD予防のためのワクチン接種は,院内における感染症予防・感染症に対する危機管理の観点から特に重要視されています.わが国においては,2009年5月に「院内感染対策としてのワクチンガイドライン」が日本環境感染学会から発出され,さらに2014年9月には改訂版として「医療関係者のためのワクチンガイドライン」が発表されており,臨床現場においてはこのガイドラインを参考にして,医療関係者に対するワクチン接種が行われています.
今回の特集では,臨床検査技師を含む医療関係者に必要なワクチンの基本的な知識とガイドラインの解釈,院内感染対策として特に重要な疾患である麻疹,風疹,水痘,おたふくかぜ,インフルエンザ,B型肝炎のワクチンによる予防について,専門家の先生方に解説していただきました.
今回の特集では,臨床検査技師を含む医療関係者に必要なワクチンの基本的な知識とガイドラインの解釈,院内感染対策として特に重要な疾患である麻疹,風疹,水痘,おたふくかぜ,インフルエンザ,B型肝炎のワクチンによる予防について,専門家の先生方に解説していただきました.
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