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今月の特集2 臨床検査技師のためのワクチン講座
「医療関係者のためのワクチンガイドライン」がもつ意義
著者: 岡部信彦1
所属機関: 1川崎市健康安全研究所
ページ範囲:P.1048 - P.1052
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●医療関係者は自分自身が感染症から身を守るとともに,自分自身が院内感染の運び屋になってしまうことがないよう,一般の人々よりさらに感染症予防に積極的である必要がある.
●医療関係者が,医療機関内あるいは外部で感染を受ける可能性は多分にある.臨床検査技師はまさしくこれに該当するので,ワクチンによる感染症の予防に関心をもつ必要がある.
●医療関係者は自分自身が感染症から身を守るとともに,自分自身が院内感染の運び屋になってしまうことがないよう,一般の人々よりさらに感染症予防に積極的である必要がある.
●医療関係者が,医療機関内あるいは外部で感染を受ける可能性は多分にある.臨床検査技師はまさしくこれに該当するので,ワクチンによる感染症の予防に関心をもつ必要がある.
参考文献
1)厚生労働省院内感染対策有識者会議:院内感染対策有識者会議報告書 今後の院内感染対策のあり方について,2003(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/01/s0113-6b.html)(最終アクセス:2017年7月19日)
2)日本環境感染学会ワクチン接種プログラム作成委員会:院内感染対策としてのワクチンガイドライン.日環境感染会誌 24(Suppl.),2009(http://www.kankyokansen.org/modules/publication/index.php?content_id=4)(最終アクセス:2017年7月19日)
3)日本環境感染学会ワクチンに関するガイドライン改訂委員会:医療関係者のためのワクチンガイドライン 第2版.日環境感染会誌 29(Suppl.),2014(http://www.kankyokansen.org/modules/publication/index.php?content_id=17)(最終アクセス:2017年7月19日)
4)日本環境感染学会ワクチンに関するガイドライン改訂委員会:麻疹,風疹,水痘,流行性耳下腺炎(ムンプス)に関する Q&A,2017(http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/MMRV_Q%EF%BC%86A(1).pdf)(最終アクセス:2017年7月19日)
5)日本環境感染学会:医療関係者のためのワクチンガイドライン 第2版 追補 髄膜炎菌ワクチン・破傷風ワクチン,2017(http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/tsuiho-1.pdf, http://www.kankyokansen.org/uploads/uploads/files/jsipc/tsuiho-2.pdf)(最終アクセス:2017年7月19日)
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