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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ
国際ガイドラインの上手な活用に向けて
著者: 関谷紀貴1
所属機関: 1がん・感染症センター都立駒込病院 感染制御科・臨床検査科
ページ範囲:P.1105 - P.1105
文献購入ページに移動 感染症関連ガイドラインが対象とする領域は,臨床感染症,臨床微生物,感染予防・制御と非常に幅が広い.国内で発表されたガイドラインも数多く存在するが,国外のガイドラインとは内容が異なっていたり,国外で該当する領域のガイドラインが国内には存在しなかったりと,その相異点は国際的なガイドラインを俯瞰しておくことは臨床現場で有用な情報となりうる.一方で,英語での記載に加え分量も多く,短時間で内容の評価と解釈がしにくいという点から,網羅的なキャッチアップは骨が折れる作業となっている.また,過去に質の高い類書が上梓されているものの,数多くのガイドラインが継続的に発表・アップデートされており,フォローアップの必要がある.
このような背景から,本書は2010年以降に米国・欧州で発表された主なガイドラインのまとめとその活用法を共有し,読者個人および各施設における質改善の取り組みに寄与することを目的として作成した.
このような背景から,本書は2010年以降に米国・欧州で発表された主なガイドラインのまとめとその活用法を共有し,読者個人および各施設における質改善の取り組みに寄与することを目的として作成した.
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