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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ 1章 ガイドラインの基礎知識
診療ガイドラインの作成方法と質評価
著者: 南郷栄秀1
所属機関: 1東京北医療センター総合診療科
ページ範囲:P.1112 - P.1118
文献購入ページに移動 国内では,雨後の筍のごとく診療ガイドラインが量産されている.本稿では,診療ガイドラインの基礎知識として,その作成方法と質評価について,全般的に解説する.
参考文献
1)日本医療機能評価機構:医療情報サービスMinds(http://minds.jcqhc.or.jp/)(最終アクセス:2018年9月4日)
2)Graham R, Mancher M, Wolman DM, et al:Clinical Practice Guidelines We Can Trust, National Academies Press, Washington DC, 2011(http://www.nap.edu/catalog.php?record_id=13058)(最終アクセス:2018年8月1日)
3)Minds診療ガイドライン選定部会(監),福井次矢,吉田雅博,山口直人(編):Minds診療ガイドライン作成の手引き2007,医学書院,2007
4)福井次矢,山口直人(監),森實敏夫,吉田雅博,小島原典子(編):Minds診療ガイドライン作成の手引き2014,医学書院,2014
5)GRADE working group:The GRADE working group(http://www.gradeworkinggroup.org/)(最終アクセス:2016年3月3日)
6)相原守夫:診療ガイドラインのためのGRADEシステム 第2版.凸版メディア,2015
7)南郷栄秀:信じていい診療ガイドライン,鵜呑みにしてはいけない診療ガイドライン.診療ガイドラインが教えてくれないこともある(葛西龍樹監,菅家智史編),南山堂,pp2-9,2016
8)The Appraisal of Guidelines for Research and Evaluation (AGREE):AGREEⅡ(http://www.agreetrust.org/)(最終アクセス:2018年8月1日)
9)日本医療機能評価機構EBM医療情報部:AGREEⅡ日本語訳,2016(http://minds4.jcqhc.or.jp/minds/guideline/pdf/AGREE2jpn.pdf)(最終アクセス:2018年8月1日)
10)南郷栄秀,岡田悟,豊島義博,他:日本の診療ガイドラインの質は低く,改善の余地が大きい.第5回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会,2014
11)Haynes RB, Devereaux PJ, Guyatt GH:Physicians' and patients' choices in evidence based practice. BMJ 324:1350,2002
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