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文献詳細

雑誌文献

臨床検査62巻10号

2018年10月発行

文献概要

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ 1章 ガイドラインの基礎知識

ガイドラインの使い方と注意点

著者: 寺田教彦12 渡邉菜穂美3 志水太郎2

所属機関: 1筑波大学病院感染症科 2獨協医科大学病院総合診療科 3獨協医科大学病院健康管理科

ページ範囲:P.1120 - P.1125

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ガイドラインの活用場面

 この章では,総合診療科の医師である筆者が,感染症診療におけるガイドラインの活用方法について紹介する.

 ガイドラインは,最新の臨床研究に基づいた質の高い診療の普及のため,また医療者の経験にかかわらず標準的な治療を行うために作成されている.一方使用する側の視点としては,①自身で用いる場合,②他科・多職種との協同やコンサルテーションを受ける場合,③教育の場で用いる場合,などが考えられる.本稿では,それぞれのケースごとにどのようにガイドラインを活用することができるかについて述べ,また,日本と欧米のガイドラインの違いについても可能な範囲で差異を示す.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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