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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ 2章 臨床感染症に関するガイドライン 中枢神経系感染症
髄膜炎(2016年,ESCMID)
著者: 羽田野義郎1
所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院感染制御部
ページ範囲:P.1127 - P.1134
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●近年の細菌性髄膜炎のガイドラインとして,最も有用なガイドラインである.
●疫学は欧州と日本で異なる(特に髄膜炎菌の割合)が,治療内容に大幅な変更はない.
●わが国のガイドラインと比較して,補助療法やフォローアップについての記載が詳しい.
●近年の細菌性髄膜炎のガイドラインとして,最も有用なガイドラインである.
●疫学は欧州と日本で異なる(特に髄膜炎菌の割合)が,治療内容に大幅な変更はない.
●わが国のガイドラインと比較して,補助療法やフォローアップについての記載が詳しい.
参考文献
1)van de Beek D, Cabellos C, Dzupova O, et al:ESCMID guideline: diagnosis and treatment of acute bacterial meningitis. Clin Microbiol Infect 22(Suppl 3):S37-S62,2016
2)Brouwer MC, Tunkel AR, van de Beek D:Epidemiology, diagnosis, and antimicrobial treatment of acute bacterial meningitis. Clin Microbiol Rev 23:467-492,2010
3)日本神経学会,日本神経治療学会,日本神経感染症学会(監):細菌性髄膜炎診療ガイドライン2014,南江堂,2015
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