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増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ 3章 臨床微生物に関するガイドライン
微生物検査(2013年,IDSA/ASM)
著者: 三澤成毅1
所属機関: 1順天堂大学医学部附属順天堂医院臨床検査部
ページ範囲:P.1330 - P.1343
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●適切な感染症の診断のために,医師と微生物検査室の双方が理解しておくべき検体管理を最重要事項とした検査前プロセスがまとめられている.
●医師は,本ガイドから感染症別の起炎微生物,オーダーすべき検査診断法,検査に適する検体の種類,採取方法,および取り扱い上の注意事項を知ることができる.
●微生物検査室は,品質が確保された検体が正確な検査結果の提供に必須であることを方針とし,医師や看護師と良好なコミュニケーションをとる手段として本ガイドを利用することができる.
●適切な感染症の診断のために,医師と微生物検査室の双方が理解しておくべき検体管理を最重要事項とした検査前プロセスがまとめられている.
●医師は,本ガイドから感染症別の起炎微生物,オーダーすべき検査診断法,検査に適する検体の種類,採取方法,および取り扱い上の注意事項を知ることができる.
●微生物検査室は,品質が確保された検体が正確な検査結果の提供に必須であることを方針とし,医師や看護師と良好なコミュニケーションをとる手段として本ガイドを利用することができる.
参考文献
1)Baron EJ, Miller JM, Weinstein MP, et al:A guide to utilization of the microbiology laboratory for diagnosis of infectious diseases: 2013 recommendations by the Infectious Diseases Society of America (IDSA) and the American Society for Microbiology (ASM)(a). Clin Infect Dis 57:e22-e121,2013(https://academic.oup.com/cid/article/57/4/e22/347499)(最終アクセス:2018年8月16日)
・吉田敦,千原晋吾,奥住捷子:感染症診断に向けた微生物検査—米国のガイドラインを通して,本邦での今後を模索する.日臨微生物誌 23:1-6,2013
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