臨床検査62巻12号

2018年12月発行

今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

輸血関連の認定資格取得の意義

著者： 坂本大¹

所属機関： ¹昭和大学横浜市北部病院臨床病理検査室

ページ範囲：P.1632 - P.1634

Point

●認定輸血検査技師資格試験の範囲は，「認定輸血検査技師カリキュラム」（改訂第2版）に示されている．

●認定輸血検査技師資格試験には，基本をしっかり修得し土台を堅固にしたうえで臨む必要がある．

●多職種のなかで認定輸血検査技師は，安心・安全な輸血療法を行ううえで重要な役割を担っており，説明能力などは資格取得の過程で修得できうるものと考える．

参考文献

1）認定輸血検査技師制度協議会：認定輸血検査技師カリキュラム（改訂第2版，平成17年3月18日），2005（http://yuketsu.jstmct.or.jp/wp-content/themes/jstmct/images/authorization/file/for_ctl_technician/Curriculum.pdf）（最終アクセス：2018年10月9日）

2）認定輸血検査技師制度協議会カリキュラム委員会（編）：スタンダード輸血検査テキスト　第3版，医歯薬出版，2017

3）日本輸血・細胞治療学会：指針/ガイドライン（http://yuketsu.jstmct.or.jp/medical/guidelines/）（最終アクセス：2018年10月9日）

4）日本臨床衛生検査技師会（監）：輸血・移植検査技術教本，丸善出版，2016

5）奥田誠，石丸健，内川誠，他：赤血球型検査（赤血球系検査）ガイドライン（改訂2版）．日輸血細胞治療会誌　62：651-663，2016

6）日本輸血・細胞治療学会：輸血・細胞治療参考資料　輸血関連情報カード（http://yuketsu.jstmct.or.jp/medical/medicine_and_medical_information/reference/）（最終アクセス：2018年10月9日）