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文献詳細

雑誌文献

臨床検査62巻2号

2018年02月発行

文献概要

今月の特集2 実は増えている“梅毒”

梅毒検査の精度管理

著者: 池田眞由美1 堀内裕次1 及川信次1 福島篤仁123 菱沼昭13

所属機関: 1獨協医科大学病院臨床検査センター 2獨協医科大学病院感染制御センター 3獨協医科大学感染制御・臨床検査医学

ページ範囲:P.183 - P.189

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Point

●臨床検査の有用性は,品質の保証できる検査結果を継続的に臨床の場へ提供することにある.

●梅毒検査は,基準測定法や標準物質が確立されておらず,施設間差も大きい.

●梅毒検査の技術管理を構築し,内部・外部精度管理による是正・改善を進めて検査の信頼性を保つことが必要である.

参考文献

1)国立感染症研究所,厚生労働省健康局結核感染症課:梅毒 2008〜2014年.IASR 36:17-26,2015
2)日本臨床衛生検査技師会精度管理調査評価法検討・試料検討ワーキンググループ:臨床検査精度管理調査の定量検査評価法と試料に関する日臨技指針.医学検査 57:109-117,2008
3)柴田綾子:ISO 15189の目的と規格の要求.臨検 61:586-591,2017
4)大西重樹,西村藍:技術的要求事項と検査室の整備:検体検査部門 当院におけるISO 15189取得への取り組み.臨検 61:616-622,2017
5)日本性感染症学会2016ガイドライン委員会:梅毒.性感染症 診断・治療 ガイドライン2016.日性感染症会誌 27(Suppl):46-50,2016(http://jssti.umin.jp/pdf/guideline-2016.pdf)(最終アクセス:2017年12月21日)
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10)林長蔵,尾山静夫(編):精度管理の方法.臨床検査の精度管理,医歯薬出版,pp40-92,1981
11)Westgard JO,Barry PL(著),中甫(訳):マルチルール管理法を用いた精度管理の改善.臨床検査室のクォリティ・マネージメント 効果的な精度管理,医歯薬出版,pp105-134,1989
12)日本医師会:平成28年度(第50回)臨床検査精度管理調査結果報告書,日本医師会,pp160-161,2017
13)日本臨床衛生検査技師会:免疫血清検査サーベイ報告.平成28年度日臨技臨床検査精度管理報告書,日本臨床衛生検査技師会,pp1-15,96-103,2017
14)シスメックス株式会社:SNCS/eQAPi(http://sysmex-support.com/jp/menu/)(最終アクセス:2017年12月21日)
/RPRコントロールサーベイ精度管理報告書
16)富士レビオ株式会社:第23回ルミパルスコントロールサーベイ報告,2016年9月

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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