icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査62巻3号

2018年03月発行

雑誌目次

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病

フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.233

 血友病とvon Willebrand病は代表的な出血性疾患であり,病名としてはよく知られています.しかし,実際は比較的まれな疾患であり,コンスタントに症例を経験できる施設は多くないと予想されます.

 一方,これらの疾患は,診断に際して臨床検査が重要な役割を果たす疾患でもあります.そのため,検査の担当者はこれらの疾患について,ある程度理解しておくことが求められます.

 そこで,症例の提示による疑似体験を通して,これらの疾患の特徴や検査のポイントを知っていただくことを目的として,本特集を企画しました.血友病やvon Willebrand病の経験がほとんどない施設もあると考えられますが,本特集を通じてこれらの疾患に対する知識・理解を深めていただくことを期待しています.そして,これらの疾患に遭遇した際は,当該患者さんの診断に際して,臨床検査がより大きな貢献ができるよう努めていただきたいと願う次第です.

症例から学ぶ血友病

篠澤 圭子 , 天野 景裕 , 福武 勝幸

pp.234-240

Point

●血友病Aは第Ⅷ因子,血友病Bは第Ⅸ因子の遺伝子変異を病因として,血液中の第Ⅷ因子または第Ⅸ因子の量的あるいは質的異常によって発症する出血性疾患である.

●血友病AとBはX連鎖劣性遺伝形式をとり,遺伝学的に患者は男性で,反復性の関節内出血や筋肉内出血などの深部出血を特徴とする.

●血友病は,出血症状,家族歴,検査所見によって診断する.

●血液凝固検査はスクリーニングから確定診断まで重要であり,さらに凝固因子製剤の補充療法の効果のモニタリングにも必要である.

症例から学ぶ後天性血友病

日笠 聡 , 徳川 多津子 , 澤田 暁宏

pp.241-249

Point

●後天性血友病Aは凝固第Ⅷ因子に対する自己抗体が出現し,皮下出血や筋肉内出血などの出血症状をきたす疾患で,重篤な出血症状によって死亡する場合もある.

●凝固検査でプロトロンビン時間(PT)正常,活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)延長,第Ⅷ因子活性低下,VWF活性正常,第Ⅷ因子インヒビターが陽性の場合,後天性血友病Aと診断する.

●止血治療は,第Ⅷ因子を経由せずに,主に外因系凝固因子を活性化させて凝固反応を促進するバイパス止血療法が主体である.

●インヒビターを除去するための免疫抑制療法によって,大部分は寛解に至るが,一部の症例は出血症状あるいは免疫抑制療法に伴う感染症によって死亡する.

症例から学ぶvon Willebrand病

松本 智子 , 志田 泰明 , 野上 恵嗣

pp.250-255

Point

●von Willebrand factor(VWF)の構造について解説し,マルチマー構造蛋白の特性について理解を深める.

●先天性出血性疾患で頻度の高いvon Willebrand病(VWD)の臨床症状や病型分類について述べる.

●正確なVWDの診断は治療製剤の選択にとても重要で,VWFの抗原量やリストセチンコファクター(Rcof)活性値などの各種検査結果の解釈ができることは大切である.

症例から学ぶ後天性von Willebrand病—大動脈弁狭窄症に合併する後天性von Willebrand病

田村 俊寛

pp.256-261

Point

●大動脈弁狭窄症患者に貧血を認めれば,後天性von Willebrand病によって消化管angiodysplasiaからの出血を生じるHeyde症候群を疑う.

●Heyde症候群を疑えば,von Willebrand因子マルチマー解析を行い,高分子マルチマーの欠損を確認する.

●Heyde症候群によって消化管出血による重症貧血を生じていても,大動脈弁置換術や経皮的大動脈弁留置術(TAVI)治療によって治癒が期待できる.

血友病の検査

井上 まどか

pp.262-268

Point

●交差混合試験における混合血漿の被検血漿比率は,即時型で0,10,20,50,100%の5点,遅延型で0,50,100%の3点が有用である.

●後天性血友病における凝固因子活性定量や凝固因子インヒビター定量では,被検血漿中の第Ⅷ(第Ⅸ)因子が測定に影響を及ぼすことがある.

●活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)試薬は試薬の組成によって多くの種類が市販されており,凝固因子感受性,ヘパリン感受性,ループスアンチコアグラント(LA)感受性などにおいて試薬間差がある.

●検査に使用するAPTT試薬の特長を理解しておくことが重要である.

von Willebrand病の検査

三田 直美 , 鈴木 伸明 , 松下 正

pp.269-276

Point

●von Willebrand病(VWD)の診断および病型分類には,von Willebrand因子(VWF)抗原量(VWF:Ag),リストセチンコファクター活性(VWF:RCo),第Ⅷ因子活性の測定と臨床症状から,総合的に判断する.

●血液型がO型の人はVWF:Ag,VWF:RCoともに低めの値を示すので,注意が必要である.

●先天性と後天性VWDとの鑑別には,基礎疾患の検索や家族歴の聴取が重要である.

今月の特集2 成人先天性心疾患

フリーアクセス

河合 昭人

pp.277

 先天性心疾患患者は,医学の発展に伴い小児だけの問題ではなくなってきました.心エコー検査を実施するなかで,未治療患者や妊娠・出産にかかわる評価や,術前・術後の評価など,様々なケースの先天性心疾患患者と遭遇するようになりました.

 今後,増え続けていくであろう成人先天性心疾患の疫学から,術式の解説,また,術前の心エコーの評価方法をわかりやすく解説していただけるよう執筆をお願いしました.心エコー以外のモダリティーによる画像診断も飛躍的に進歩しています.それぞれの利点や欠点を踏まえたなかで,心エコー検査を見直す機会となればと思います.女性では,妊娠・出産といった人生を取り巻く大きな問題点とその評価方法にもクローズアップいたしました.

 担当業務の方はもちろん,他のモダリティーなどの担当業務でない方も興味深くご覧いただける内容となっています.皆さんのスキルアップの一助となれば幸いです.

成人先天性心疾患の概要と疫学

杜 徳尚

pp.278-286

Point

●医療の進歩に伴い先天性心疾患患者の多くが成人期に到達するようになったが,決して予後は良好ではなく,これら成人先天性心疾患(ACHD)は診療体制を含め循環器診療のなかで大きな問題となっている.

●ACHDでの死因は心不全と突然死が多い.

●わが国ではACHDを包括的に診療できる施設は限られており,診療体制の構築は急務である.

●日常診療でよく遭遇する先天性心疾患〔心房中隔欠損(ASD),心室中隔欠損(VSD),動脈管開存など〕については十分に理解しておかなくてはならない.

知っておきたい先天性心疾患の術式

河田 政明

pp.288-298

Point

●成人期の先天性心疾患に対する手術には初回修復術と小児期修復術後の再手術・追加手術があり,疾患による特殊性,先行術式による特殊性,成人期手術の特殊性がある.

●成人期の先天性心疾患に対する手術の多くは小児期修復術の後遺症(合併症・遺残症・続発症)に対する手術介入であるが,特に続発症に対する再介入が重要である.

●代表的な疾患としてEbstein病・房室中隔欠損(AVSD)・Fallot四徴症(TOF)・完全大血管転位(TGA)・修正大血管転位(ccTGA)・大動脈弁狭窄(狭小大動脈弁輪)・機能的単心室などが挙げられる.

●初回修復術の概要・成人期再手術の背景や術式の概略を知っておくことは,診療・検査に極めて有用である.

●再手術の適応は弁逆流・不整脈・心外導管機能不全などが中心で病悩期間の長期化に伴い多くの修飾が加わっていることが多いうえに,現状では明確な適応基準が不明な例も多い.

心エコーによる先天性心疾患の術前評価

富松 宏文

pp.300-309

Point

●先天性心疾患の診断には区分診断法が重要であるが,それだけでは診断は完結しない.欠損孔だけでなく,半月弁や房室弁の形態診断が重要である.

●先天性心疾患では後天性心疾患と異なり短絡をもつことが多く,体血流量と肺血流量が異なることが多い.

●肺高血圧は手術適応を決定するためには重要な因子であり,肺動脈収縮期圧だけでなく,肺血管抵抗の評価が重要である.

●先天性心疾患では診断名が同じでも,病型や合併病変によって術式が異なることがあるため,どのような手術方法が可能であるかを考えながら診断する.

心エコー図技師に必要な心臓MRIと心臓CTの知識の整理

川松 直人

pp.310-318

Point

●生理機能検査技師も心エコー図法以外の画像評価法の特徴を理解しておくことで,病態への理解が深まるのみでなく,心エコー図法評価の精度を向上させることができる.

●右室容積測定のゴールドスタンダードは心臓MRIである.ほかに肺体血流比(Qp/Qs)の評価に優れている.

●心臓CTは空間分解能が非常に高く,また,retrospectiveな構造解析が可能である.しかしながら,造影剤と放射線被曝についての影響は常に念頭に置くべきである.

成人先天性心疾患の血行動態評価—肺高血圧の評価をめぐって

小垣 滋豊

pp.320-327

Point

●成人先天性心疾患(ACHD)患者の予後規定因子として肺高血圧(PH)は重要である.

●PHを評価するためには,主な5つの病態(臨床分類第1〜5群)を知り,なかでも先天性心疾患シャント性肺動脈性肺高血圧(CHD-PAH)を理解する.

●PHの評価法は,心エコーと心臓カテーテル検査が中心となるが,病態に応じて適切な補足検査を計画し,CHDの血行動態を把握する必要がある.

成人先天性心疾患と妊娠・出産

神谷 千津子

pp.328-335

Point

●妊娠・出産を通じて,循環動態はダイナミックに変化する.先天性心疾患をもつ多くの女性が安全に出産する一方,一部の病態では,母児の生命も脅かすハイリスクなものとなる.

●循環血漿量や心拍数の増加,血管抵抗の変化,凝固亢進,血管脆弱化など,妊娠による生理的変化を時間軸と併せて理解し,心疾患合併妊娠の診療に当たる.

●エコー検査は非侵襲的で胎児被曝を与えない,妊娠中に最も適した心スクリーニング検査である.ナトリウム利尿ペプチド値は,心疾患合併妊娠における合併症を予測する.

学会印象記

第5回アジア医学検査学会—初めての国際学会を経験して

弘津 真由子

pp.336-338

AAMLSで痛感した日本の学術レベルの高さ

 アジア医学検査学会(Asia Association of Medical Laboratory Scientists:AAMLS)は1997年に設立され,4年ごとに開催される学会です.第1回は名古屋,その後,上海,横浜,シンガポールで開催され,今回は大韓民国釜山でThe 5th Congress of the Asia Association Medical Laboratory Scientists(第5回AAMLS)が行われました.会期は2017年9月22〜24日の3日間,会場は釜山国際会議場(BEXCO)でした.BEXCOは2002年日韓合同開催のワールドカップの抽選会が開かれた場所であり,近未来的なデザインが印象的な建物でした.

 学会会期中を通して,日本・韓国のほかに台湾・フィリピン・インドネシア・中国・タイ・シンガポールなどのアジア周辺を含む17カ国から5,765名が集い,口頭発表57演題,ポスター発表265演題全てが英語で発表されました.ポスター発表では,韓国内から154演題,国外から111演題(そのうち日本から31演題)が発表され,韓国内・国外からそれぞれ10名の優秀ポスター賞が選出されました.国外の10名中日本人が5名も受賞し,驚くことに名古屋から3名,名古屋大学医学部附属病院医療技術部臨床検査部門・菊地良介さん「Circulating pan VEGF-A and VEGF-A165b balance is associated with pulmonary hypertension-subtypes」,名古屋大学医学部附属病院医療技術部臨床検査部門・名倉鮎里さん「How can we avoid false-report of blood coagulation test?—our laboratory criteria to find blood sampling failure—」,名古屋第二赤十字病院医療技術部臨床検査科・岩田英紘さん「The significance of “Non-classical” HER2 FISH results of 2013 ASCO/CAP guideline in breast cancer」が受賞しました.

Salon deやなさん。・10

「走って笑ってしゃべって泣いた」

柳田 絵美衣

pp.339

 「ピピピピピ」アラームが耳元で鳴る.眠い.午前5時,外は暗い.就寝直前まで悩んだ「ウェイクアップラン」への参加.

 第50回中四国支部医学検査学会の新企画だ.シンポジストとして学会に参加する私は,何を血迷ったのか“新企画”という文字に胸の高鳴りを覚え,興奮状態で申し込んでいた.しかし,この1年以上,走るという行為をしていない現状に震えた.

Crosstalk 地域医療×臨床検査・4

迅速検査が示す道標

寺裏 寛之

pp.340

 へき地での診療では,高度な対応が必要な場合には後方病院に診療を依頼することがある.われわれの勤務する病院では約20km離れた地域医療支援病院に診療をしばしば依頼している.少しでも早く高度な治療を受けるためには迅速かつ的確な診断が必要となる.1分1秒も無駄にできない.このようなときに有用な手段としてPOCT(point of care testing)がある1).POCTとは,医療現場でリアルタイムにデータが得られる臨床検査のことである.今回は,POCTが有用であった経験を紹介する.

 40歳代の男性が,夜間の前胸部不快感を主訴に当院に初診した.来院時の意識は清明であり,呼吸苦はなく,血圧は143/90mmHgで不整脈もなかった.疼痛は最大時と比較して1/10となっていたこともあり,笑顔もみられ,一見,問題ないようにもみえた.訴えをさらに詳しく聞くと,胸部不快を感じるようになったのは3〜数日前からで,冷汗を伴うことがあり,いずれも15分程度で自然に軽快していた.既往歴には高血圧症があった.糖尿病はなく,喫煙者であった.以上から不安定狭心症あるいは心筋梗塞の可能性があると考えた.心筋梗塞は致死的な疾病であり,経皮的冠動脈形成術までの時間が15分遅れるごとに死亡率が上昇する2)

検査説明Q&A・34

抗微生物薬を投与するにあたって,治療薬物モニタリング(TDM)が必要なのはどのような薬剤ですか?

池谷 修

pp.342-346

■治療薬物モニタリング(TDM)

 一般に,薬物の効果・副作用と最も相関する因子とされるのが,薬物の体内における濃度推移(曝露量)である.そこで,薬物の体内における血中濃度を測定して,その効果を確実にし,副作用を回避するために行われるのが治療薬物モニタリング(therapeutic drug monitoring:TDM)である1).わが国においては,1980年に臨床現場でTDMに対する診療報酬が認められて以来,すでに約40年近くが経過し,個々の患者への薬物療法の最適化を行う技術として発展してきた.現時点で,TDMの診療報酬が認められている抗菌薬と抗真菌薬は3薬効分類,7薬剤である(表1).

 本稿では,日常の臨床検査業務に必要な抗微生物薬のTDMの知識について解説する.

Essential RCPC・2

著しい低K血症を呈した54歳,女性

佐藤 尚武

pp.348-351

症例

54歳,女性

あとがき フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.354

 昨年,棋士の羽生善治氏が史上初の“永世七冠”を獲得したというニュースがありました.名人,王位,王座,王将,竜王,棋王,棋聖という7つのタイトルをそれぞれ通算7期以上獲得したことを意味しており,他と比較することが困難な偉業を達成されました.年明けの1月5日には,棋士では初めてとなる国民栄誉賞受賞が発表されています.

 昨年の夏,その羽生氏が人工知能(AI)研究を積極的に推進しているNTT副社長でNTT武蔵野研究開発センタの篠原弘道氏と対談された記事を拝見致しました.AIといえば,将棋や囲碁の領域においてもさまざまなソフトウエアが開発されていますが,一般のニュースでは“人間対AI”という枠組みでの話題になりがちです.しかし,対談ではAIと人間それぞれの強み・弱点に触れながら,どのように社会へ組み込んでいくかという内容が語られていました.そのなかで羽生氏は,AIが一番得意なことは膨大な情報処理から導かれた最適化であること,最適化は確率的に以前よりよくすることであり絶対的に正しいものではないこと,暮らしのなかでAIが出す答えを人々が“正しい”と勘違いしやすくなる可能性があること,について触れるとともに,“人間を中心として,人が暮らしていくなかにAIがどうあるべきかという視点で普及”することへの願いを述べておられました.既存の情報処理のみから導かれた結果を,人間がきちんと“解釈”して使用することの重要性を強調されており,さまざまな分野でAIの導入が進みつつあるなかで,本質的な視点が含まれた対談であると感じました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら