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増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック Ⅱ 尿路の検査
超音波
著者: 岩嶋義雄1 出村豊2
所属機関: 1国立循環器病研究センター高血圧・腎臓科 2国立循環器病研究センター臨床検査部
ページ範囲:P.374 - P.377
文献購入ページに移動超音波検査は腎臓・尿路系の形態的評価が主な目的であり,腎生検では,エコーガイド下で行うために必須となる.カラードプラ・パルスドプラ法を併用することで,腎動脈・腎臓の血流評価も可能となる.非侵襲的かつ簡便に行えることから,泌尿器科系疾患の画像診断のなかでもスクリーニング検査として優れており,腎機能障害においてもよい適応となる.特に,囊胞性腎疾患,腎・尿管結石,腫瘍性疾患,腎動脈狭窄の診断での有用性は高い.
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