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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査62巻5号

2018年05月発行

雑誌目次

今月の特集1 肝線維化をcatch

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山田 俊幸

pp.579

 近年,肝疾患の様相は大きく変わりつつあります.多くを占めたウイルス性肝炎が減少傾向にあり,生活習慣に関連する病態が増加傾向にあります.しかし,基礎病態は異なっても慢性肝障害の行きつく先は,肝硬変であり,肝癌です.肝硬変は肝の線維化であり,サイレントに進行し,捉えにくいものです.本特集は,この線維化についての理解を深め,早期診断について学習することを目的としました.まず,肝線維化の全体像を臨床的にオーバービューし,次に線維化の本態を基礎医学的な観点から解説いただきました.そして,線維化を捉える武器としてのバイオマーカーと超音波診断を取り上げ,最近の知見を紹介いただきました.最後に,診断としての意味だけではなく,線維化を理解するうえで病理学的な解説をいただきました.検体・生理・病理検査を総動員した“線維化のキャッチ”に役立てていただけたら幸いです.

肝線維化の臨床

横山 寛 , 政木 隆博 , 松浦 知和

pp.580-585

Point

●肝癌の予後は非常に悪いため,肝癌の母体となる肝硬変に至る前に肝線維化を抑制する必要がある.

●肝線維化の診断は成因となる肝疾患によって異なるため,基礎疾患の精査を併せて行う.

●肝生検の合併症は少なくなく,肝線維化診断には非侵襲的なバイオマーカーやエラストグラフィを積極的に活用することが望ましい.

肝線維化のメカニズム

小田桐 直志 , 松原 三佐子 , 河田 則文

pp.586-592

Point

●星細胞の活性化が肝線維化の進行における中心的イベントである.

●慢性肝障害では星細胞が持続活性化し,組織にⅠ型コラーゲンが蓄積することで,肝線維化の進行へとつながる.

●肝の常在細胞に加えて,B細胞,NK細胞,NKT細胞,マクロファージ系細胞など,多くの免疫細胞も線維化の進行や改善に関与している.

●慢性肝疾患における肝線維化は可逆的であり,肝硬変に至っても原因に対する治療介入によって線維化の改善が得られる.

肝線維化のバイオマーカー

飯尾 悦子 , 田中 靖人

pp.593-599

Point

●WFA-M2BPは肝臓の線維化の進行度によって上昇する,非侵襲的な肝線維化評価が可能な血清糖鎖マーカーである.

●WFA-M2BPの全自動化測定法であるM2BP糖鎖修飾異性体(M2BPGi)は従来使用されている線維化マーカーであるⅢ型プロコラーゲンN末端ペプチド(PⅢNP)やヒアルロン酸,Ⅳ型コラーゲンに比べ良好な線維化診断能を有する.

●M2BPGi値を経時的に測定することで,肝線維化評価だけでなく肝発癌予測も可能になる.

●M2BPGiカットオフラインはC型慢性肝疾患に比べて,B型慢性肝疾患,非アルコール性脂肪性肝疾患では低く,基礎疾患を踏まえて評価する必要がある.

肝線維化の画像診断—超音波エラストグラフィを中心に

紺野 啓

pp.600-606

Point

●弾性体である生体に振動を与えると,せん断波が生じる.超音波でその伝搬速度を計測すれば弾性率が求められるため,組織弾性を定量的に評価することができる.

●弾性体においては,加えられた外力が同じならば硬いものほど歪みが小さく,軟らかいものほど歪みは大きい.超音波でこれを計測することで,相対的に組織の弾性を評価することができる.

●超音波による肝組織弾性評価では,組織を変形させるために,①直達外力,②収束超音波による音響放射圧(ARFI),③心拍動に由来する組織の振動のいずれかが用いられる.

●超音波による定量的肝組織弾性評価では,線維化との強い相関が示されており,せん断波伝搬速度の周波数分散性による粘性評価や,減衰による組織の脂肪化評価も加えた,多角的な組織性状評価に期待が寄せられている.

肝線維化の病理像

中沼 安二

pp.607-615

Point

●肝線維化は慢性の肝胆道系疾患で,持続する肝細胞傷害に関連して発生する.同時に,不完全な肝細胞再生も出現する.

●小葉中心性,肝細胞周囲性に線維化の進展する疾患として,アルコール性肝疾患や非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)があり,門脈域およびその周囲の線維化の進展を示す疾患として,慢性肝炎や慢性胆汁うっ滞性疾患がある.

●線維化の進展,隔壁形成,線維性に拡大した門脈域や中心静脈域を連結する架橋性線維化の発生,進展,および同時に発生する肝細胞の無秩序な再生,肝小葉構造の改変,分断,結節化を伴い,肝硬変に至る.

今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

フリーアクセス

河合 昭人

pp.617

 ライフスタイルの多様化で晩婚化が進み,不妊・不育症治療を受ける方の年齢も高齢化し,今後,悩みを抱える方が多くなることが予想されます.

 今回の特集では,不妊症に関しては男性と女性で章分けし,それそれぞれの解説をお願いしています.一般的に女性側が大きくクローズアップされがちですが,男性側の原因にもスポットを当てています.不育症では,病態の解説と診断における臨床検査の役割について最新の知見を交えて執筆をお願いしました.

 また,臨床検査技師にはまだまだなじみの少ないエンブリオロジスト(胚培養士)の現状や重要性について解説をお願いし,今後の課題や展望も論じてもらいました.

 担当業務の方はもちろん,他のモダリティーなどの担当業務でない方も興味深くご覧いただける内容となっております.皆さんのスキルアップの一助となれば幸いです.

不妊・不育症の疫学・概念と今後の課題

浅田 裕美 , 杉野 法広

pp.618-625

Point

●近年,晩婚化・初産年齢の上昇によって生殖医療を受ける患者年齢が高齢化しているため,妊娠率が低下し流産率は増加している.

●わが国は世界有数の生殖補助医療大国となっており,少産・少子化が進行するなか,出生児の約20人に1人は生殖補助医療によって生まれた児である.

●生殖医療の進歩によって,妊娠を望めなかった夫婦でも子をもつことが可能になった一方,新たな医学的,社会的,倫理的,法律的な問題が提起されている.

不妊の診断・治療(女性)

千石 一雄 , 宮本 敏伸 , 水無瀬 萌

pp.626-632

Point

●結婚年齢の上昇によって,挙児を希望する患者の高齢化は著しい.そのため,本来の不妊因子以外に高齢化に起因する妊孕性の低下が大きな問題となっている.

●不妊症の原因検索のための1次検査に関しては簡便で,侵襲性が少なく,外来で可能な検査が望ましい.複数の原因が存在することもあることから,必ず網羅的にスクリーニング検査を施行することが重要である.

●不妊原因を正確に診断し,原因に則した治療を選択することが原則である.身体的,経済的に負担の少ない治療法から,順次ステップアップすることが基本となる.

不妊の診断・治療(男性)

小宮 顕

pp.634-641

Point

●男性の生殖年齢人口の8%が不妊症とされ,男女別では不妊症の原因の約半数は男性側にあるといわれている.しかしながら,男性因子の診断や治療を担う泌尿器科の生殖医療専門医がまだまだ不足している.

●男性不妊症の原因として最も多いのが特発性精子形成障害であるが,実際にはタバコや飲酒,高温環境といったさまざまな生活習慣,肥満,内服薬などが精子形成に影響を与える.

●診断される原因として最も多いものが精索静脈瘤である.触診や視診で明らかなものは手術の適応とされ,効果的である.体外受精や顕微授精の治療成績向上にも貢献しうる.

●最も治療に難渋するのが非閉塞性無精子症である.顕微鏡下に精巣内から精子を探索するmicro-TESEが行われるが治療成績は十分とはいえない.

不育症の診断と治療

杉浦 真弓

pp.642-648

Point

●不育症(RPL)の4大原因は,抗リン脂質抗体症候群(APS),子宮奇形,夫婦染色体均衡型転座,胎児(胎芽)染色体数的異常である.

●2回以上の早期流産,1回以上の子宮内胎児死亡,妊娠高血圧腎症や胎盤機能不全による34週未満の早産のときに,APSを疑う.

●2種類のループスアンチコアグラント(LA)として,リン脂質中和法,希釈ラッセル蛇毒法の両方とも測定する.

エンブリオロジストという職業

木下 勝治

pp.650-656

Point

●エンブリオロジスト(胚培養士)は不妊治療の体外受精において重要な役割を果たす存在であり,その職務には高度な技術と多くの知識が必要となる.

●現在,資格には2つの学会による“認定臨床エンブリオロジスト”と“生殖補助医療胚培養士”,“生殖補助医療管理胚培養士”という資格認定がある.各学会の認定試験を合格することで取得できるが,取得後も更新手続きが必要となる.

●エンブリオロジストが担う仕事には検卵,精子処理,媒精,卵子の裸化,顕微授精(ICSI),胚の観察,胚の凍結・融解など多岐にわたるが,今回その手技の内容を紹介する.

Crosstalk 地域医療×臨床検査・5

木もみて,森もみる

寺裏 寛之

pp.633

 “一患者,一疾患”なのだろうか? 自分に問いかけて,広い視野で診察するように心掛けている.超高齢社会の真っただ中にある地方の地域医療の現場では,複合疾患を有し,複数のプロブレムを抱えている患者に遭遇することが多い1).例えば,高齢者は無症候性細菌尿の頻度が高い2).よって,熱性疾患の精査で細菌尿を認めても,尿路感染症と診断するには,複数の検査を見渡して判断しなければならない.また,インフルエンザの流行警報が毎年のように発令されるが,高齢者はインフルエンザが重篤化して合併症を誘導するため,インフルエンザ1つにしても診断の慎重さが必要である.

 岩手県立千厩病院(以下,当院)救急外来に,92歳の女性が発熱を主訴に来院した.来院5日前,同居のひ孫に咳嗽,喀痰の症状があった.次に,2日前から同居の嫁にも咳嗽,喀痰の症状が始まった.同居の家族は医療機関に受診することなく,自然軽快した.患者は1日前から咳嗽,喀痰の症状が出現した.倦怠感もあり,自宅での検温で38℃を超えたために救急外来を受診した.身体所見では,咽頭発赤ははっきりせず,呼吸音は明らかな湿性ラ音なし,下腿浮腫なし,腹部は平たん・軟・圧痛はなく,肋骨脊柱角の叩打痛もなかった.血圧133/68mmHg,脈拍82/分,SpO2 94%,体温38.3℃であった.経過からみて,同居家族からの感染が疑われた.

生理検査道場・1【新連載】

—血圧脈波検査①—判読手順と異常値メカニズム

阿藤 大

pp.658-664

概要と適応

 現在,日本国内で流通している主要な血圧脈波検査装置には,上腕足首間脈波伝搬速度(brachial ankle pulse wave velocity:baPWV)と足首上腕血圧比(ankle brachial index:ABI)を連続計測する装置(form®シリーズ,フクダ電子),もしくは心臓足首血管指数(cardio ankle vascular index:CAVI)とABIを連続計測する装置(VaSera® シリーズ,フクダ電子),の2機種があります.当検査の一般的な適応は閉塞性動脈硬化症,もしくはその疑いとなります.現在では国内の総合病院では導入していない施設はほとんどみられない状況にあります.当講座ではform®シリーズの検査結果を用いて,各指標のそれぞれの意味や判読の基礎的な手順,判読のポイントや疾患によるピットフォールの典型例などを解説します.さらにform®シリーズでは,バージョンや設定による自動判定機能・所見記載内容の違いがあるため,当講座では数値や脈波形情報から判断するための考え方も補足します.

Salon deやなさん。・11

ドキドキラジオ収録!

柳田 絵美衣

pp.665

 「うちの柳田を! 柳田のほうが面白いですから!」

 職場のボスが私をスケープゴートにしようとしていた.ボスがずっと断り続けていたラジオ番組への出演.私を差し出して,自分は逃れるつもりだ!

Essential RCPC・3

溶血所見と血小板減少を示した22歳,男性

三宅 一徳

pp.666-670

症例

22歳,男性.

検査説明Q&A・35

不妊治療における女性ホルモンデータはどう解釈すべきですか?

鈴木 達也

pp.672-675

■はじめに

 日本産科婦人科学会では,“生殖年齢の男女が妊娠を希望し,ある一定期間,避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず,妊娠の成立をみない場合”を不妊と定義し,さらに“その一定期間については1年というのが一般的である”としている.わが国において,女性のキャリア志向や晩婚化などの理由による挙児希望年齢の上昇に伴い,不妊検査・治療を受ける夫婦の割合は6組に1組まで増加している1).特に体外受精をはじめとする生殖補助医療は急激に増加し,2015年には42万周期施行され,51,000人が出生した.これは2015年の出生児の約20人に1人の計算となる2)

書評 誰も教えてくれなかった 胸部画像の見かた・考えかた フリーアクセス

芦澤 和人

pp.671

「見えかたのメカニズム」から考える必読の書

 小林弘明先生のご執筆による胸部画像診断の入門書『誰も教えてくれなかった胸部画像の見かた・考えかた』が刊行された.胸部単純X線写真に関する数多くの教科書が存在するが,本書はこれまでの他書とは異なる視点で記載されている.すなわち「画像の見えかたのメカニズム」から考える読影法が紹介されている.どうしてその陰影・線が見えるのか,反対に見えないかを解説しながら,陰影・線の写り方,見かたを習得し,1枚の画像からより多くの情報を取り出すことを目標としている.

 その目標を達成するために,本書には多くの工夫がなされている.まず,Introductionのところで,本書で使用されている最低限押さえておきたい画像ないしシェーマが紹介されており,特に重要なものは付録の「読影時必携!お役立ちシート」に掲載され,実際の画像を読影する際に有用である.CTの横断像やMPR画像が適切に配置されており,読者が胸部単純X線写真上の「陰影や線の成り立ちを考える」ことを容易にしている.また,さまざまな知識の習得と整理を目的として,たくさんのコラムが散りばめられている.本書には極めて多数の手術写真や病理標本,細胞診,組織像が掲載されているが,これらは,ほぼ全てが著者によって撮影されたものである.呼吸器外科医でありながら,画像診断から病理診断までを一人で手がけてこられた著者だからこそなし得た偉業であり,著者の豊富な知識と経験に基づいた完成度の高い専門書である.

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.678

 本号が書店に並ぶのは晩春から初夏のころでしょうか.この「あとがき」は冬が終わり,春に向かおうとする時期に書いていますが,今年の冬を代表する大きな話題の1つに,2月に韓国の平昌(ピョンチャン)で開催された冬季オリンピックがあります.日本勢は羽生結弦選手のオリンピック2連覇(フィギュアスケート)や,小平奈緒選手,高木姉妹を中心とする女子スピードスケート陣の活躍で,過去最多の13個のメダルを獲得しました.内訳は金メダルが4個,銀メダルが5個,銅メダルが4個です.私が冬季オリンピックを見始めたころは,日本にとってメダルを獲得することはなかなか手の届かない目標であり,メダル0個は当たり前でした.これを考えると隔世の感があります.

 日本は第2回大会から冬季オリンピックに参加していますが,私が初めてテレビ中継を見た第10回のグルノーブル大会までは,メダル獲得は猪谷千春選手(男性です)のスキー回転での銀メダル(第7回,コルチナ・ダンペッツォ大会,1956年)ただ1個でした.続く第11回札幌大会で,スキージャンプ陣が70m級(現在のノーマルヒル)で金,銀,銅メダルを独占したことは強烈な記憶であり,いまでも鮮明に覚えています.メダルを獲得した笠谷,今野,青地の3選手は“日の丸飛行隊”と呼ばれていました.ここで流れが変わり,次の第12回インスブルック大会では,またメダルは0個でしたが,第13回のレークプラシッド大会以降は毎回1個以上のメダルを獲得するようになりました.最近では複数個のメダルが当たり前になっていますが,第20回のトリノ大会では危うくメダルが途切れるところでした.しかし荒川静香選手が女子フィギュアスケートで金メダルを獲得し,救世主となります.日本の冬季スポーツは確実に強くなっているようです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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