icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査62巻7号

2018年07月発行

雑誌目次

今月の特集1 尿検査の新たな潮流

フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.787

 尿検査は恐らく最も古い検体検査であり,Hippocratesの時代には実施されていたとされています.そして,古い検査として認識されている尿検査ですが,実はかなり大きなpotentialを秘めています.さらに尿検査には,侵襲的な処置を必要とせずに検体が採取できるという大きなメリットがあります.

 このような尿検査の可能性に着目し,次世代の尿検査の開発がすでに始まっています.すでに実用化された検査もありますが,多くはこれからの検査として期待されています.本特集ではそのような新しい尿検査について紹介し,また現状の尿検査に残された課題や新たな尿検査の開発に向けた動きを解説しています.臨床的に有用性の高い尿検査が開発できれば,非侵襲的という特性から理想に近い検査となることが期待されます.本特集をお読みいただいて,古典的検査である尿検査の新たなる可能性を感じ取り,尿検査の新たな魅了を発見してください.

尿検査—最近のトピックス

菊池 春人

pp.788-791

Point

●尿検査においても精度管理は重要であり,検査前プロセス,検査後プロセスを含めた精度保証を考えていく必要がある.

●尿検査の標準化は難しい点があり,harmonizationへと考え方を変えていく必要があるかもしれない.なお,尿沈渣についてはJCCLS GP1-P4を改訂する予定がある.

●新規尿バイオマーカーおよび尿沈渣による,これまでより詳細な腎臓の病態把握が可能になってきている.

●尿検査は腎・尿路系以外の病態を把握するのにも有用で,今後も発展していくものと考えられる.

急性腎障害のバイオマーカー

池森(上條) 敦子 , 木村 健二郎

pp.792-796

Point

●急性腎障害(AKI)の早期診断に血清クレアチニン(sCr)は不向きである.

●尿中L型脂肪酸結合蛋白(L-FABP),尿中好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン(NGAL)測定は,尿細管障害を反映するバイオマーカーであり,AKI診断の保険適用がある.

●尿中L-FABPは,日本発のバイオマーカーであり,AKIのみならず,慢性腎臓病(CKD)の診断にも保険適用がある.

糖尿病性腎症のバイオマーカー

荒木 信一

pp.798-802

Point

●糖尿病性腎症は,微量アルブミン尿の出現により早期腎症と診断し,尿中アルブミン排泄量の程度と糸球体濾過量(GFR)により病期分類を行う.

●腎症発症リスクの高い患者を微量アルブミン尿の出現よりも早期に同定するため,アルブミン尿に代わる診断能・予知能に優れた新たなバイオマーカーが求められている.

●腎症で認められる糸球体病変,尿細管間質障害,炎症などに関連する因子が尿中バイオマーカーとして検討されているが,アルブミン尿以上に有用な尿中バイオマーカーは現時点では見いだされていない.

ポドサイト(足細胞)関連検査

相澤 昌史 , 淺沼 克彦

pp.803-807

Point

●現在,臨床で使用できる糸球体障害を反映するマーカーは,尿中アルブミン,尿中蛋白のみである.

●ポドサイト障害を反映する検査として検討されている代表的なものは,尿中ポドサイト数,尿中ポドカリキシン濃度である.

●今後,尿沈渣やポドサイト特異的exosomeより検出されるポドサイト由来mRNAの研究が進めば,マーカーとして有用となる可能性がある.

尿中エクソソーム蛋白質

飯島 史朗 , 中山 ハウリー 亜紀

pp.808-813

Point

●エクソソームはほぼ全ての細胞から分泌される細胞外小胞であり,分泌した細胞の状態を反映する.

●腎臓の同じ部位の障害でも,障害の原因により増加するエクソソーム中の蛋白質は異なり,疾患の鑑別に利用できる可能性がある.

●尿中エクソソームを臨床検査へ応用するためには,多量に共存する蛋白質から効率よくエクソソームを分離する必要がある.

メタボリックシンドローム保有リスク因子数と尿pHの関係

山西 八郎

pp.814-818

Point

●メタボリックシンドローム(MS)のリスク因子保有数が多いほど,24時間蓄尿(24h尿)の水素イオン指数(pH)が有意に低下することが報告されている.

●2変量間の関係を解析する場合,両変数に影響すると考えられる変数を共変量とした共分散分析により,交絡による見掛けの有意性を制御することができる.

●MSリスク因子数と随時尿pHの間には,有意ではないが,リスク因子数が多いほど尿pHが上昇する傾向にあった.

●因果解析から,上述の関係は年齢と血清尿酸(UA)が交絡することによる見掛けの関係であると考えられた.

●Pointの最初に挙げた報告では,UAの影響が制御されていない可能性が考えられた.

今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.819

 感染症検査の結果報告は,ありふれた日常業務の1つです.しかし,“検査の目的”,“緊急性”,“受け手の知識”に留意することで検査結果の解釈や意思決定が変わり,その後の現場対応に大きな影響を生じうることは意外と見過ごされています.

 今回の特集は,感染症診療・感染対策における感染症検査の位置付けを理解して,臨床医やICTの意思決定を変えるようなアプローチを考えるきっかけとして利用していただくことを目的にしています.

 まず,感染症専門医の視点からみた入院・外来における感染症検査の使い方・考え方,臨床検査技師の視点からみたGram染色・質量分析を利用した効果的な結果報告についてご解説いただきました.また,緊急性が高いpanic value,感染対策における感染症検査の使い方についてもご紹介いただいています.いずれも現場目線でのメッセージに溢れており,よりよいコミュニケーションを築く一助としていただければ幸いです.

入院患者における感染症検査の使い方

日馬 由貴 , 忽那 賢志

pp.820-825

Point

●入院患者における感染症の鑑別はシンプルであるが故,必要な検査も限られる.現場に求められるのは,加えることよりも削ることである.

●検出された細菌,薬剤感受性試験の結果の返し方を工夫することで,抗菌薬適正使用につなげられるかもしれない.

●検査技師も患者を治療する医療チームの一員だという自覚の下,積極的に医師とコミュニケーションをとる必要がある.

外来患者における感染症検査の使い方

岸田 直樹

pp.826-830

Point

●検査の感度・特異度を,検査会社のパンフレットではないデータで提示できるようになる.

●感度・特異度・偽陽性・偽陰性を踏まえた臨床的アプローチがあることを理解する.

●検査技師も検査適応を考え,過剰な検査を指摘する1人になる.

効果的なGram染色の結果報告

山本 剛

pp.832-840

Point

●Gram染色による菌種報告は,単なる菌名報告ではなく抗菌薬の選択につながっている.

●形態が類似する微生物を推定する場合に大切なのは感染部位である.

●炎症像の把握こそ,Gram染色所見に大切である.

●電子カルテ情報はGram染色所見の解釈を大きく助けるので,必ず確認をする.

質量分析装置を利用した効果的な結果報告

大塚 喜人

pp.842-845

Point

●質量分析装置を利用することで,コスト面で躊躇なく同定検査に進むことができる.

●一般細菌のみならず抗酸菌,真菌が約10分で同定可能である.

●アンチバイオグラムとの併用で,適正かつ迅速な抗菌薬選択に寄与する.

●これまで困難であった臨床微生物検査工程の標準化が可能となり,精度の向上が見込める.

感染症検査におけるpanic value

上原 由紀

pp.846-850

Point

●panic valueとは,生命が危ぶまれるほど危険な状態にあることを示唆する異常値で,担当医に直ちに報告をすべきである.

●微生物検査においては,無菌検体からの微生物検出,高病原性微生物,高度薬剤耐性微生物,感染症法届出微生物がpanic valueにあたる.

●担当医が正確に理解できる報告方法と,報告結果を活用できる院内抗菌薬使用マニュアルなどの整備が必要である.

感染対策における効果的な結果報告

河村 一郎

pp.851-855

Point

●微生物検査室はあらかじめ,感染対策チーム(ICT)と協同して,どのような病原微生物を検出した際に,誰に対して,どの手段で報告するかを決めておく.

●マイクロバイオロジー・ラウンドは,微生物検査室とICT間で情報共有する有用なツールとなる.

●ラインリストの作成は,病原微生物の発生件数の計算やアウトブレイクの察知に有用である.

●発生率の計算は,部署間で病原微生物の発生頻度を比較したり,疫学的傾向を把握したりするのに有用である.

Crosstalk 地域医療×臨床検査・7

単調な世界に現れるシグナル

寺裏 寛之

pp.831

 岩手県で地域医療を実践してきた.本年度からは場所を変え,自治医科大学で地域医療に携わることになった.さて,岩手県立千厩病院での診療経験に戻ろう.地域医療の醍醐味は,慢性疾患の継続的管理の妙にある.慢性疾患の診療を単調な世界と呼ぶ人もいる.しかし,そこにはピットフォールもあり,気は抜けない.慌てることもある.普段,付き合いのある受診者だからこそ,まさか病気ではない,病気であってほしくないという心理も働く.いつもと様子が違うことを察知できるか否かが重要になってくるのだ.

 診察や問診でのサインは,それを察知するシグナルとして重要だ.顔色,声のトーン,皮膚の色調,体重の変化,浮腫の有無,身だしなみを観察しながら犬との散歩の様子,入浴の頻度などを尋ねつつ受診者と対話する.Willam Osler1)が言ったように,“Medicine is an art based on Science.”を感じる瞬間だ.いつもと違うのではないか,という医者の第六感に‘客観性’をもたせることも必要であるが,その手掛かりを与えてくれる1つの手段に臨床検査がある.

Salon deやなさん。・13

「黒船メンバー集結!」

柳田 絵美衣

pp.841

 「長い冬が終われば,必ず春が来ます.今はただ,冬を乗り越えましょう.」

 ボスがよく私に言っていた言葉だ.

生理検査道場・3

—24時間自由行動下血圧測定①—判読手順と異常値メカニズム

成田 圭佑 , 江口 和男

pp.856-860

24時間自由行動下血圧測定の有用性

 24時間自由行動下血圧測定(ambulatory blood pressure monitoring:ABPM)は,高血圧症の診断や夜間血圧,血圧日内変動の精査などを目的に用いられる.診察室血圧や家庭血圧では評価できない日中活動時の覚醒時血圧(昼間血圧)および夜間就寝中の睡眠時血圧(夜間血圧)を評価することが可能であり,高血圧の診断や病態の把握に有用である.

 ABPMの主な適応として①白衣高血圧または仮面高血圧が疑われる場合,②夜間血圧の評価,③薬物治療抵抗性高血圧の評価,④降圧薬治療の評価(降圧作用の評価,または過降圧による起立性低血圧などを疑う症状がある場合),⑤血圧変動性(後述)の評価などが挙げられる.ABPMはわが国を含む各国の高血圧診療ガイドラインで推奨されており1),後述する早朝や夜間就寝中の血圧上昇や日内変動性の異常などは,脳卒中や心筋梗塞などといった心血管イベントの重要な危険因子とされている.

検査説明Q&A・37

ESBLやCREが問題となっていますが,薬剤感受性検査でどのようなときにこれらの耐性菌を疑ったらよいのでしょうか?

河口 豊

pp.862-866

■はじめに

 基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(extended-spectrum β-lactamase:ESBL)は,ペニシリン系薬,第一〜四世代セファロスポリン系薬およびモノバクタム系薬を分解することができる酵素です.ESBL産生菌は大腸菌や肺炎桿菌に多く,その割合は年次的に増加しています.2016年の厚生労働省院内感染対策サーベイランス事業(Japan Nosocomial Infections Surveillance:JANIS)によると,それらの割合はセフォタキシムの感受性からそれぞれ26.0%および8.9%と推計されています1)

 一方,近年,腸内細菌科の細菌において,カルバペネム系薬にも耐性を示す株が散見されるようになり,臨床上問題になっています.これらはカルバペネム耐性腸内細菌科細菌(carbapenem-resistant Enterobacteriaceae:CRE)と呼ばれ,CREのなかでも特にカルバペネム系薬を分解してしまう酵素カルバペネマーゼを産生するものをCPE(carbapenemase-producing Enterobacteriaceae)と呼んでいます.

研究

高密度脳波による電流源推定における開頭の影響

田端 さつき , 本田 涼子 , 勝間田 祐衣 , 松村 規子 , 竹内 豊 , 後藤 信之 , 上條 敏夫 , 金子 裕

pp.867-873

Summary

 開頭術の既往のあるてんかんの1歳女児で,高密度脳波と脳磁図(MEG)を同時に測定し,スパイクに対してダイポール(電流双極子)推定を行った.開頭も考慮に入れた3層の実形状モデルを用いた計算と考慮しない計算を比較したが,前者では高密度脳波とMEGのダイポールの距離は22.1mm,後者では28.3mmであった.高密度脳波による電流源推定では,開頭の既往がある場合は,それを考慮に入れた精密な計算が必要であることが示唆された.

書評 子宮頸部細胞診運用の実際 第2版—ベセスダシステム2014準拠 フリーアクセス

伊藤 仁

pp.875

現場で有用なベセスダシステム2014手引書

 坂本穆彦先生編集の『子宮頸部細胞診運用の実際—ベセスダシステム2014準拠』の第2版が発刊された.執筆は坂本先生をはじめとし,今野良先生,小松京子氏,大塚重則氏,古田則行氏ら細胞診の第一線で活躍するエキスパートである.

 本書は「Ⅰ.ベセスダシステムの成り立ちとその要点および運用」「Ⅱ.判定の実際」「Ⅲ.報告書作成の実際」から構成されている.紙面を多く割いているのは「Ⅱ.判定の実際」であり,ベセスダシステムの項目に合わせて「A.標本の適・不適の評価」「B.陰性」「C.扁平上皮細胞異常」「D.腺細胞異常」「E.その他の上皮性腫瘍および神経内分泌腫瘍」「F.その他の所見」について多くの写真と詳しい記述が示されている.また,それぞれがさらに小項目に分けられ,代表的な細胞像の所見を箇条書きでリストアップされている.重要なポイントや注意点などは“memo”として適所にわかりやすくまとめられている.また,ASCやAGCなどしばしば遭遇する実際の運用上の問題点などについても,要所要所で丁寧に説明されている.例えば,「ASC-Hは,傍基底型の異型扁平上皮細胞に対して用いられる傾向にある.しかし,萎縮像に対する明確な取り決めがない.現実的には萎縮像における異型扁平上皮細胞が腫瘍による細胞変化なのか,炎症など非腫瘍性の細胞変化なのかを判断することは難しく,非腫瘍性の細胞変化もASC-Hとして評価しなければならない場合もある」(p.90)など,まさに実践向けの手引き書であるといえる.また,日米の判定基準の差についても,米国のCIS判定基準の一つである,「合胞性に出現する細胞像は,わが国でいうところの『異型未熟扁平上皮化生』『異型予備細胞増殖』の像と重複しているところがある」(p.104)など,わが国の細胞診の視点から解説されており,ベセスダシステム2014の理解を深めるために役立つであろう.

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.878

 3月下旬,熊本でA先生主催による小規模な国際学会が催されました.A先生は,一時期臨床検査の分野でも活躍されておりました.読者の皆様なら,そういえばすぐにおわかりと思います.臨床検査とは別に,先生と私は研究テーマを通して30年来の付き合いで,今回の国際学会の成功は私にとっても大変うれしいことでした.

 先生がこの話を引き受けたのは熊本震災の前でしたので,震災は予期せぬ心配事であったでしょう.地元の復興もさることながら,外国人には災害大国のイメージをさらに植え付けることが懸念されたためです.しかし,先生は学術集会そのものの充実のほかに,2つの切り札を用意していました.1つは,精力的に経済的支援を取り付け,海外からの参加者の渡航滞在の負担を軽減したこと.もう1つは,桜満開の時期に会期を設定したことです.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら