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文献概要
今月の特集 女性のライフステージと臨床検査
生殖器系の疾患—子宮編
著者: 奥川馨1 加藤聖子1
所属機関: 1九州大学病院産科婦人科
ページ範囲:P.936 - P.941
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●子宮疾患の診断をする際は,各ライフステージで好発する疾患が存在することを念頭に置く必要がある.
●子宮内の腫瘤や腫大した子宮の観察,診断には,経腟超音波検査やMRIが有用である.
●成熟期の患者の治療を行う際は,妊孕性温存の希望があるかどうかを確認し,症例ごとに治療法を検討する必要がある.
●子宮疾患の診断をする際は,各ライフステージで好発する疾患が存在することを念頭に置く必要がある.
●子宮内の腫瘤や腫大した子宮の観察,診断には,経腟超音波検査やMRIが有用である.
●成熟期の患者の治療を行う際は,妊孕性温存の希望があるかどうかを確認し,症例ごとに治療法を検討する必要がある.
参考文献
1)先天性難治性稀少泌尿生殖器疾患群(総排泄腔遺残,総排泄腔外反,MRKH症候群)におけるスムーズな成人期医療移行のための分類・診断・治療ガイドライン作成研究班:先天性難治性稀少泌尿生殖器疾患群(総排泄腔遺残,総排泄腔外反,MRKH症候群)におけるスムーズな成人期医療移行のための分類・診断・治療ガイドライン,メジカルビュー社,2017
2)日本産科婦人科学会,日本病理学会(編):絨毛性疾患取扱い規約 第3版,金原出版,2011
3)片渕秀隆:婦人科腫瘍委員会報告 2015年度患者年報.日産婦誌 69:1171-1216,2017
4)日本産科婦人科学会,日本産婦人科医会(編監):産婦人科診療ガイドライン婦人科外来編2017,日本産科婦人科学会,2017
5)日本婦人科腫瘍学会(編):子宮頸癌治療ガイドライン 2017年版 第3版,金原出版,2017
6)日本婦人科腫瘍学会(編):子宮体がん治療ガイドライン 2013年版 第3版,金原出版,2013
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