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文献詳細

雑誌文献

臨床検査63巻10号

2019年10月発行

文献概要

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック Part.3 5章 技術的要求事項 5.3.1 機材

検体検査からみた「5.3.1 機材」

著者: 藤澤真一1

所属機関: 1北海道大学病院検査・輸血部

ページ範囲:P.1144 - P.1147

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 「5.3.1 機材」でいう“機材”とは,機器(分析装置,周辺装置など)と器具(温度計,マイクロピペットなど)の双方を指す.本項では,必要機材の保有と要時交換(5.3.1.1),使用に先立つ性能検証(5.3.1.2),製造業者の指示に基づく使用(5.3.1.3),上位標準へのトレーサビリティを担保した校正手順の保有(5.3.1.4),製造業者の指示に基づく予防保守プログラムの保有(5.3.1.5),有害インシデント発生時の調査と報告(5.3.1.6),記録の維持(5.3.1.7)が要求されている.

参考文献

1)厚生労働省:原薬GMPのガイドラインについて(平成13年11月2日 医薬発第1200号 医薬局長通知),2001
2)山本慶和,細萱茂実,桑克彦,他:定量測定法に関するバリデーション指針.臨化 40:149-157,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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