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増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック Part.3 5章 技術的要求事項 5.3.2 試薬及び消耗品
病理検査からみた「5.3.2 試薬及び消耗品」
著者: 柳田絵美衣1
所属機関: 1慶應義塾大学医学部腫瘍センターゲノム医療ユニット
ページ範囲:P.1180 - P.1184
文献購入ページに移動 病理検査は,多種多様な色素や試薬を取扱い,保管しなくてはならない.試薬や消耗品を適切に管理し,品質を維持することは,検査の品質を維持することにつながり,試薬や消耗品の受取・保管・受入検査・在庫管理の手順について文書化し,正しく保管する必要がある.また,毒劇物や危険物なども多く,使用量や在庫を確実に記録管理しなければならない.試薬や消耗品の保管,使用状況,さらに性能の確認を実施したことも記録に残す必要がある.
参考文献
1)ISO15189:2012:臨床検査室—品質と能力に関する要求事項 第3版(英和対訳版),日本規格協会,2012
●小松京子:技術的要求事項と検査室の整備:病理検査部門.臨検 61:648-653,2017
●下田勝二:ISO15189③.東京都医学検査 46:218-226,2018
Japan 46:11-13,2018
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