icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査63巻10号

2019年10月発行

文献概要

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック Part.3 5章 技術的要求事項 5.6 検査結果の品質の確保

病理検査からみた「5.6 検査結果の品質の確保」

著者: 上田善彦1 古谷津純一1

所属機関: 1獨協医科大学埼玉医療センター病理診断科

ページ範囲:P.1238 - P.1241

文献購入ページに移動
 病理(組織診,細胞診)検査で最も重要な品質は,診断結果であることは言うまでもない.診断精度を向上させるためには,何が必要であるかを十分考えるべきである.病理診断にかかわる医師や細胞診スクリーニングを実施する細胞検査士の力量は重要な要素であるが,標本の品質を向上させることも診断精度の向上に大いに関係する.そのためには,検体の採取方法や固定などの初期段階からの連続した工程の精査が重要である.

参考文献

●上田善彦:病院病理部門におけるISO15189取得の意義と課題.臨病理 67:278-283,2019
●古谷津純一,上田善彦:病理検査室の品質マネジメントシステム.臨病理 63:817-822,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?