icon fsr

雑誌目次

雑誌文献

臨床検査63巻12号

2019年12月発行

雑誌目次

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.1393

 糖尿病に関連する臨床検査の動向を特集として取り上げました.最も多い2型糖尿病は自覚症状に乏しく,徐々に合併症が進行する厄介な病気ですが,自分の体質を理解し,健診をしっかり受けて耐糖能状態を知り,体重そのほか適切に自己管理していけば,予防や病気の進行を抑えることが可能です.新薬も続々と登場してきています.糖尿病診療の動向全般については冒頭の佐藤論文に程よくまとめられていますので,そちらをご覧ください.

 さて,糖尿病のリスクを知らせるのも,管理の状態を知らせるのも,血糖とグリコヘモグロビン(HbA1c)が中心です.そのPOCTや連続モニターを含めた最新の測定や標準化の現状を本特集でしっかりと把握してください.合わせて,血糖,HbA1cを補助するグリコアルブミン,インスリン関連のホルモン検査,1型糖尿病の診断にかかわる自己抗体検査など,糖尿病診療で登場する検査項目についても知識を整理していただけたら幸いです.

糖尿病診療の変遷

佐藤 麻子

pp.1394-1399

Point

●糖尿病とはインスリンの作用不足に基づく慢性の高血糖状態である.近年,その成因や病態が解明されつつあり,それに基づく新薬が開発されている.

●慢性合併症の発症・進展を予防するための血糖コントロールの目標,糖尿病治療薬の選択のための大規模臨床試験が進められている.

●治療の目標は高血糖の是正から,細小血管症の発症・進展予防,現在では大血管症の発症・進展予防と変遷してきている.

●多くの新薬の開発が進んでいるが,治療の基本である生活習慣改善には医師のみならず,栄養士や看護師などによるチーム医療が必要である.

HbA1cのその後

石橋 みどり

pp.1400-1405

Point

●日本糖尿病学会(JDS)は2010年に糖尿病診断基準を改訂し,ヘモグロビンA1c(HbA1c)が診断基準項目に加えられ,従来のJDS値からNGSP値となった.2013年以降,臨床現場では健診を含めNGSP値のみの運用が定着した.

●わが国では日本医師会サーベイによるHbA1c NGSP値の全方法間の変動係数(CV)は1.5%未満で測定精度は臨床上問題のない状況にある.また,CAP Surveyにおいても5%程度で,NGSP認証試薬の使用が普及している.

●科学的根拠の明確な国際臨床化学連合(IFCC)値をアンカーとするHbA1c測定体系により,NGSP値とIFCC値の関係を把握し,十分な議論がなされることは国際的整合性を維持・推進するために重要である.

グリコアルブミンの現状

安川 恵子

pp.1406-1413

Point

●グリコアルブミン(GA)は糖尿病治療時の治療効果の評価のほか,糖尿病透析患者や糖尿病妊婦,異常ヘモグロビン(Hb)を有するなどヘモグロビンA1c(HbA1c)が不適な患者において活用されている.

●年間約300万人の献血者にGA検査が実施されているが,血清を用いてほかの生化学項目と同時に検査できるためGAは糖尿病のスクリーニングに適している.

●国内外の有力コホートにおける評価により,GAの糖尿病合併症との関係,HbA1cと比較した特徴が明らかになってきた.

●日本臨床化学会(JSCC)においてGAの標準化体系が確立されており,グローバルな普及と,それに伴う世界標準化の達成が今後の課題である.

インスリン,関連ホルモンの測定とその意義

蛭川 英典 , 金藤 秀明

pp.1414-1418

Point

●糖尿病の病態はインスリン分泌不全とインスリン抵抗性であり,これらの病態を把握するためにインスリン,Cペプチドの測定をすることは臨床上重要である.

●グルカゴンの抑制効果を有するインクレチン関連薬の登場により,グルカゴンの重要性がクローズアップされてきている.

●グルカゴン測定方法は従来のC末端抗体を用いた競合法放射免疫測定法(RIA)では特異性に問題があったが,サンドイッチ酵素免疫測定法(ELISA)により特異性が大きく改善した.

膵島関連自己抗体の意義

藤澤 玲子 , 今川 彰久

pp.1420-1425

Point

●1型糖尿病は,主たるものは自己免疫機序により膵β細胞が障害されることに起因し,血中膵島関連自己抗体が診断のマーカーになる.

●グルタミン酸脱炭酸酵素(GAD)抗体,IA-2抗体,インスリン自己抗体(IAA),ZnT8抗体,膵島細胞抗体(ICA)が主要な膵島関連自己抗体として臨床応用されている.

●日本人1型糖尿病(自己免疫性)の90%以上はGAD抗体,IA-2抗体,IAA,ZnT8抗体のうち少なくとも1抗体を有するが,多種類測定することで1型糖尿病の診断能が向上する.

POCTの現状

菊池 春人

pp.1426-1431

Point

●糖尿病関連検査でPOCTとして実施されているものには,血糖,ヘモグロビンA1c(HbA1c),3-ヒドロキシ酪酸(3-OHBA)などがあり,それぞれPOCTとしての意義は少し異なる.

●臨床現場での血糖測定は血糖自己測定(SMBG)装置ではなく,より精度の高いPOCT対応血糖測定装置を用いるべきである.

●POCTであっても,医療法などの改正に対応して,測定標準作業書,作業日誌などを整備する必要がある.

持続血糖モニタリングの現状

瀬口 正志

pp.1432-1435

Point

●持続血糖モニタリング(CGM)システムにはプロフェッショナルCGM(患者非通知,検査目的),リアルタイムCGM(パーソナルCGM:患者がリアルタイムにデータ確認),フラッシュグルコースモニタリング(FGM)の3種類があり,治療目的,患者の自己管理能力などで選択する.

●CGMは全ての1型糖尿病患者と,強化インスリン療法中の2型糖尿病患者で血糖目標が達成できていない患者や糖尿病を有する妊婦,無自覚性低血糖の患者,低血糖に対する恐怖心が強い患者においても推奨される.

●CGMでの効果を最大限に得るためにはシステムの知識や手技,治療アドヒアランスの改善,データの解釈や対応方法など患者教育を継続的に行う必要がある.

今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

フリーアクセス

河合 昭人

pp.1437

 2019年に新しく発表された「高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)」では,元来正常と判断されていた患者に対しても積極的な治療介入を勧めています.そこで,本特集では高血圧の臨床を生理検査の視点から俯瞰し,基礎的な内容である血圧測定の方法や意義,高血圧時の各種生理検査における臨床像をわかりやすく解説いただくことで,どのように治療効果の判定につなげているか理解することを目的としました.

 生理検査としては,基本的な検査である心電図検査と心エコー検査を紹介しています.また,原因の1つとして挙げられている閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)についても論じました.治療については,生活習慣の改善と薬物療法について解説いただきました.

 生理検査に従事している方はもちろんですが,そうでない方にも知識のアップデートとしてご一読いただければと思います.皆さんのスキルアップの一助となれば幸いです.

高血圧治療のガイドライン2014から2019へ

土師 達也 , 平和 伸仁

pp.1438-1443

Point

●わが国の高血圧患者数は約4,300万人に上り,高い罹患率を認める.

●しかし降圧目標を達成している患者数は約30%にとどまる.

●健康寿命延伸のためには高血圧診療のさらなる強化が必要である.

●高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)では,高値血圧に分類される患者に対しても積極的な介入を求めている.

●降圧目標値についても引き下げられ,厳格な降圧療法を求めている.

血圧の測定法とその意義

浅山 敬

pp.1444-1450

Point

●血圧の正確な測定は,高血圧の治療管理の根幹である.最新のガイドラインに沿った正しい血圧測定方法を身に付けておくべきである.

●高血圧治療ガイドライン2019(JSH2019)では,新たに家庭血圧に基づいた血圧区分が提示され,医療従事者による患者の家庭血圧測定環境や手技の確認・指導の重要性が述べられている.

●病院や検診など医療現場での(診察室)血圧測定には,水銀血圧計の代わりに,十分訓練された検者による電子圧力柱血圧計を用いた聴診法での測定と,上腕式自動血圧計による測定が推奨される.

高血圧の心電図

久保田 直樹 , 保屋野 真 , 南野 徹

pp.1452-1456

Point

●高血圧はわが国において約4,000万人が罹患している頻度の高い疾患であり,心電図検査による高血圧とそれに伴う心肥大のスクリーニングは有用性が高い.

●左室肥大の心電図基準としてSokolow-Lyon診断基準の“V1誘導のS波+V5もしくはV6誘導のR波>35mm”が頻用されている.

●左室肥大の特徴的心電図所見として,“左室側誘導のR波増高”,“QRS時間の延長”,“再分極異常”が挙げられる.

高血圧の心エコー

赤坂 和美

pp.1458-1464

Point

●左室肥大は高血圧患者の独立した予後規定因子であることが知られており,左室心筋重量係数(LVMI)による左室肥大の評価が必要である.

●高血圧症は心不全の原因疾患として一般的であり,左室駆出率(LVEF)の保たれた心不全(HFpEF)の原因として最も多い.

●心エコー図検査で非侵襲的に拡張能を評価することは,心不全診療の視点からも意義は大きい.

睡眠時無呼吸症候群と高血圧

得能 智武

pp.1465-1469

Point

●睡眠時無呼吸症候群(SAS)は,治療抵抗性高血圧の原因であることが多く,高血圧症を治療する場合,鑑別の1つとして考える必要がある.

●睡眠中に無呼吸が起こると低酸素から交感神経活性化を介して夜間高血圧,早朝高血圧をきたすが,長期罹患重症例は,昼間の高血圧の原因にもなる.

●重症例においては,持続陽圧呼吸療法(CPAP)などによる積極的な加療により,血圧コントロールが改善する症例も認める.

最新の高血圧治療—生活習慣の改善と薬物療法

下澤 達雄

pp.1470-1474

Point

●高血圧治療の基本は生活習慣の包括的改善にある.

●生活習慣の評価のために各種検査を行う.

●薬物療法を開始するにあたり,患者の臓器障害の程度は薬物選択の決め手となる.

●治療中には効果判定のためのみならず,副作用のチェックのためにも臨床検査を行う.

検査説明Q&A・45

HBVマーカーを測定した際,抗原・対応する抗体が共存する症例はどのような状態なのでしょうか?

井上 貴子 , 田中 靖人

pp.1476-1480

■はじめに

 生体に細菌やウイルスなどの病原微生物や異物(抗原)が侵入すると,抗原を攻撃して排除しようとする物質(抗体)が体内で作られる.B型肝炎ウイルス(hepatitis B virus:HBV)感染に関しては,ウイルスの本体であるHBV DNA検査に加えて,HBVマーカーと呼ばれるHBVの抗原および対応する抗体を血液検査によって調べ,症例の病態を判断する.

 HBVマーカーの臨床的意義について,表11)に示す.HBV感染者では,肝臓の細胞質内でHBs(hepatitis B surface)抗原,HBe(hepatitis B envelope)抗原が産生され,細胞外へ分泌される.コア抗原〔HBc(hepatitis B core)抗原〕も主に細胞質で産生され,一部は核内に移行しウイルス複製や病態形成にも関連するが,Dane粒子と呼ばれる感染粒子やp22crと呼ばれるHBV遺伝子をもたない空の粒子の構成成分(キャプシド)として細胞外へ分泌される.これらは,HBコア関連抗原(HB core-related antigen:HBcrAg)として検出可能である.

 B型急性肝炎の診断には,発症初期の血中HBs抗原・HBV DNAおよび免疫グロブリンM(immunoglobulin M:IgM)-HBc抗体高力価の証明が必要である.IgM-HBc抗体は,B型慢性肝炎の急性増悪時にも低力価上昇を示すことがある.B型慢性肝炎の診断には,HBs抗原陽性,HBc抗体高力価陽性,HBV DNA陽性が重要である.典型的な臨床経過でみられるHBVマーカーの挙動について,一過性感染時(図1)2),持続感染時(図2)2)に分けて示す.

 このようにHBVマーカーは,HBV感染の有無を調べるスクリーニング検査,HBV感染既往の確認,B型肝炎ワクチン(HBワクチン)接種効果の判定などに役立つ.一方で,抗原および対応する抗体が共存する症例もみられ,病態の判断に難渋することがある.

 本稿では,HBs抗原とHBs抗体の共存例,HBe抗原とHBe抗体の共存例について取り上げ,その原因を解説する.

あとがき フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.1484

 令和元年も年の瀬を迎え,読者の皆さまも忙しくお過ごしのことと存じます.今年の秋はラグビーワールドカップが大きな盛り上がりをみせましたが,その一方で自然災害による被害も身近に感じられた1年であったと思います.

 なかでも,9月と10月に大きな被害をもたらした台風15号(アジア名:Faxai),台風19号(アジア名:Hagibis)は記憶に新しい自然災害です.台風は発生地域ごとにサイクロン,ハリケーンなどと呼ばれていますが,最大風速17m/s以上の場合に台風と呼ばれます.一般に強さ(強い,非常に強い,猛烈な)と大きさ(大型,超大型)によって表現され,台風15号は非常に強い台風,台風19号は大型で猛烈な台風でした.関東地方では観測史上最強クラスの勢力とされた台風が2カ月連続で上陸したことになり,台風自体の風雨被害に加えて,通過後の水害,ライフラインの断絶など多くの爪痕を残しました.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

雑誌購入ページに移動

バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら