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文献詳細

雑誌文献

臨床検査63巻2号

2019年02月発行

文献概要

今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

大規模災害において臨床検査支援活動を組織的に行った立場から

著者: 坂本秀生1

所属機関: 1神戸常盤大学保健科学部医療検査学科

ページ範囲:P.172 - P.179

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Point

●被災地のニーズに沿う支援活動が有効である.

●被災地から,正確な情報を入手するよう努めることが災害支援に重要となる.

●日頃から,自治体と情報共有しておくと,災害支援に有効である.

●災害支援時には,自治体と連携することが大事である.

参考文献

1)向井正彦:災害医療と臨床検査.臨病理 109臨増:17-24,1999
2)榛沢和彦:新潟県中越地震被災地における深部静脈血栓症対照地域検査との比較.Ther Res 28:1126-1128,2007
3)日本臨床検査医学会:東日本大震災における臨床検査支援活動.「東日本大震災における臨床検査支援活動 記録と提言」の発行について(https://www.jslm.org/books/earthquake/index.html)(最終アクセス:2018年10月18日)
4)日本臨床検査医学会:熊本地震における臨床検査支援活動(https://www.jslm.org/books/earthquake_kumamoto/index.html)(最終アクセス:2018年10月18日)
5)富永博夫:被災と支援の経験を通じて—2つの大震災から得たもの.Med Technol 39:1235-1237,2011
6)板橋匠美,千葉寛,阿部香代子,他:大規模災害時に必要とされるDVT検診の診断アルゴリズム.医学検査 66:449-462,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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