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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査63巻6号

2019年06月発行

雑誌目次

今月の特集1 生理検査における医療安全

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河合 昭人

pp.685

 生理検査では,患者さんと接する機会が多く,患者誤認や転倒転落の危険があります.医療安全対策として,多くの手法や取り組みが各病院でおのおの実施されていることと思います.本特集では,医療安全対策の総論的な話題として,医療安全推進策の1つであるTeamSTEPPS®を,実例を交えて解説しました.医療の安全を推進するには,人間は必ずミスを冒すという事実を認識し,安全が確保できる良好なチームワークが必要であるとの考え方を学んでほしいと思います.次に各論として,患者誤認,転倒転落,患者急変トラブルなど,さまざまな場面を想定して解説いただきました.最後に,機器の安全管理と,感染対策についてご教示いただきました.

 生理検査に従事している方はもちろんですが,そうでない方についても,本特集を知識のアップデートとしてご一読いただき,スキルアップの一助としていただければ幸いです.

生理検査とTeamSTEPPS®

海渡 健

pp.686-693

Point

●複雑系システムである医療現場での事故を防ぐためには,テクニカルスキルよりも,チームワークに代表されるノンテクニカルスキルを高める組織的なチームトレーニングが必要である.

●TeamSTEPPS®は,チームワーク,コミュニケーション,リーダーシップ,状況観察,相互支援などの能力を高める戦略や方法がまとめられた,ノンテクニカルスキル改善策である.

●チームワークとは,個人が自分の責任を理解してチームのミッション達成のためメンバーと協働して活動することであり,検査を行う技師には相応する責任が生じる.

●生理検査に携わるものは,自分の責任を理解して,チームに甘えることなく,安全性を高める基本的なノンテクニカルスキルを習得し,それを習慣として活用することが求められる.個人が全ての始まりである.

患者誤認を防ぐ

村上 和司

pp.694-698

Point

●患者本人の確認は,患者自身にフルネームを名乗ってもらうことが基本となるが,生年月日や患者識別番号などの情報を併用することで,患者の確認はより確実となる.

●生理検査を実施する場面では,患者本人の確認と,検査を実施する患者の情報と検査機器に登録された患者の情報が同一であるかどうかの確認が必要である.

●外来受付票やリストバンドのバーコードを読み取ることによる患者情報の照合により,確認作業を簡略化することができる.

●検査受付から実施,報告までの過程で誤認防止のルールを順守し,誤認を早期に発見することで,最終的に重大な事象が発生しないようにすることが重要である.

転倒転落を防ぐ

林 真由美 , 福村 文雄

pp.700-707

Point

●超高齢化の進むわが国では,交通事故の2倍に近い人が転倒転落で死亡している.

●転倒転落の要因は身体的特性(内因性)と環境の問題に分けられるが,複数の要因が絡んで発生している.

●事故が発生する過程“環境整備・アセスメント・未然防止・障害低減・事故後対応”の6つのステップで,転倒転落防止策を考える.

●エコーや心電図検査などの移動動作場面の危険予知トレーニングを実施し,事前に危険を回避する.

●移乗動作の介助は最小限に,動作の指示を具体的に行い,患者の動きを妨げないように,患者にも介助する側にも負担にならないようにする.

患者急変・トラブル・クレーム

河合 昭人

pp.708-713

Point

●急変とは,“通常の業務を中止してまで介入しなければならない患者の容態変化のことで,時にバイタルサインの変化を伴い,生命の危機となることがある”と定義される.

●点滴治療を行っている患者を車いすから移乗させる際,1人で無理をせず,複数人で介助することも重要である.

●生理検査では,“待ち時間が長い”というクレームをよく聞く.構造的に短くできないのであれば,どのくらい待つのかを最初に示すことが肝心である.

生理検査機器の安全管理

桝谷 直司

pp.714-720

Point

●生理検査機器の安全管理は,検査精度の維持や患者安全管理の観点からも重要である.

●生理機能領域では機器管理に一貫した基準が確立しておらず,施設間でも相違がある.

●ISO 15189では検査機器に対する要求事項も重要視されているため,これから認定取得を目指す施設では,早い段階から取り組む必要がある.

●生理機能に携わる臨床検査技師は,検査機器の安全管理に対する意識が比較的低く,今後安全管理にも目を向けるべきである.

生理検査で必要な感染対策

二本柳 伸

pp.721-728

Point

●医療関連感染対策の基本は,感染の3要素(感染源,感染経路,および感受性宿主)の連鎖を遮断し,微生物を伝播させないことである.

●感染経路の遮断には,手指衛生の徹底や個人防護具の適切な選択と着脱が必要である.

●標準予防策は,全ての患者に対して行う基本的な感染対策であり,感染経路別予防策は微生物の感染経路別に空気感染予防策,飛沫感染予防策,および接触感染予防策がある.

●患者に接触する検査用器具の再処理は,E. H. Spauldingの分類を参考にする.

今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.729

 1941年のペニシリン臨床使用例報告から約80年,薬剤耐性菌対策は世界的課題として国家的な対応が進められています.しかし,薬剤耐性菌のアウトブレイク報道は定期的になされており,未報告例を含め,現実には数多くの事例がいまだに発生していることが想定されます.

 本特集では,薬剤耐性菌アウトブレイク対応の概要を把握し,平時の早期発見とアウトブレイク時に求められる役割の実践的な理解を目的としています.

 総論・早期発見・薬剤耐性菌の種類に関する項は,臨床検査技師に平時から期待される役割を整理していただくうえで大変有用です.また,主にアウトブレイク発生時に問題となる環境調査,保健所とのコミュニケーション,院内外とのリスクコミュニケーションの項は,臨床検査技師が専門性を生かしつつ,外部と円滑な情報交換を行うためには何が必要か,という観点でご覧いただければ幸いです.アウトブレイク対応の全体像を理解し,平時から顔のみえる関係づくりを意識していくことで,本特集が早期発見および事例発生時における臨床現場・ICTとの効果的なコミュニケーションを行う一助となることを願っております.

医療機関における薬剤耐性菌のアウトブレイク調査

石金 正裕

pp.730-736

Point

●アウトブレイクの定義は,ベースラインをもとに,ある期間のある場所において通常想定されるよりも多くの患者が発生することである.

●アウトブレイク調査の目的は,①発生中のアウトブレイクの拡大を防ぎ終息させるための活動につなげること,②拡大を防ぎ終息させるためにアウトブレイクの全体像を把握すること,③調査で得られた知見をもとに再発防止のための対策を講じることである.

●アウトブレイク調査における外部支援として,国立感染症研究所実地疫学専門家(FETP),国立大学附属病院感染症対策協議会,私立医科大学感染対策協議会などがある.

●アウトブレイク調査のなかで臨床検査技師に期待される主な役割は,①ベースラインの把握(日々のサーベイランスの実施),②ベースラインをもとにしたアウトブレイクの探知,③症例定義の作成,④積極的な症例の探索などである.

日常業務における早期発見のポイント

田辺 正樹

pp.738-744

Point

●感染制御チーム(ICT)は,病院内での感染症情報を収集・共有し,適切なタイミングで院内各所に情報発信する.

●法律や通知で規定されている耐性菌・届出基準を把握するとともに,入院医療機関においては,週1回,感染症情報レポート(週報)を作成する.

●ICTが共有すべき情報や介入基準を事前に定めておく.

●週1回の病棟ラウンドを,顔のみえる関係作りのよい機会と捉える.

環境調査のポイント

山﨑 行敬 , 高野 知憲 , 國島 広之

pp.745-750

Point

●薬剤耐性菌によるアウトブレイクの際には,環境調査によるリスクアセスメントを行うことにより,アウトブレイクの感染源および感染経路の推定が行われることがある.

●環境検査は,通常の臨床微生物検査とは異なる検体採取法,検査法および評価となり,必ずしも感度は十分ではないことに留意する.近年では,従来の培養法に加えて,遺伝子検査や分子疫学解析が試みられる.

●通常,薬剤耐性菌は環境から検出されるため,環境検査によって薬剤耐性菌が検出された場合の解釈および対策をあらかじめ検討したうえで,環境検査を行う必要がある.

薬剤耐性菌の種類と抗菌薬

原田 壮平

pp.751-756

Point

●2000年代以降は,多剤耐性グラム陽性菌に加えて,多様な多剤耐性グラム陰性菌(MDR-GN)の拡散が世界規模で進行している.

●医療現場で問題となっている主なMDR-GNとして,基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ(ESBL)産生菌,カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE),カルバペネム耐性/多剤耐性緑膿菌,カルバペネム耐性/多剤耐性アシネトバクターが挙げられる.

●多剤耐性菌の薬剤感受性検査においては,耐性機序の確認のための特殊検査や,通常は報告対象としていない薬剤の感受性試験の追加が必要な場合がある.

●多剤耐性菌感染症治療薬の種類は限定されており,感受性試験結果や有効性に関する臨床研究の結果に基づき,適切に選択する必要がある.

薬剤耐性菌アウトブレイクにおける行政の役割

緒方 剛

pp.757-762

Point

●保健所は感染症法に基づき,薬剤耐性菌などのサーベイランスを行っている.

●薬剤耐性菌アウトブレイクが発生して,かつ厚生労働省通知で定める要件に該当する場合などには,医療機関は保健所に報告,相談する.

●保健所は地域の専門家とも連携しながら,医療機関の対応や専門家の支援について,一定期間,定期的に確認し,必要に応じて指導や助言を行う.

●地方衛生研究所は,遺伝子検査において中心的役割を担う.

●平時における行政との連携,地域連携ネットワークの構築および中小病院を含めた医療機関の参加が重要であり,臨床検査技師の役割が期待される.

リスクコミュニケーションのポイントとピットフォール

堀 成美

pp.763-767

Point

●起こりうる混乱や偏見を想定し,発生予防と事後対応に備えよう.

●誰に何をしてほしいかを明確にし,行動につながる情報提供をしよう.

●保健所や報道など,外部機関とは何をどの時点で共有するか,手順書をつくろう.

●啓発ツールであり,誤解拡散装置であるソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)を軽視せず,有効活用しよう.

研究

腹部超音波検査におけるダブルチェックの有用性と患者満足度への影響

世古口 悟 , 山根 慧己 , 竹村 圭祐 , 大阿久 達郎 , 長尾 泰孝 , 林 真由子 , 秋山 恵子 , 江後 京子 , 武岡 真由美 , 小山田 裕一

pp.768-774

Summary

 保険診療で行う腹部超音波検査の精度管理目的に,1名の患者に対して2名の医療者が検査を行うダブルチェックを導入している.検査方法の検証目的に患者満足度アンケート調査を行ったところ,肯定的な意見が多く,満足度も高かった.ダブルチェックで所見を修正した症例は10.6%で,肝腫瘤を2例認めた.ダブルチェックを行うことに関する患者満足度は高く,所見を修正する症例が存在することから,有用と思われる.

検査説明Q&A・42

心エコーで用いるSimpson法の利点と欠点を教えてください

沖 都麦

pp.775-779

■Simpson法

 Simpson法とは左室容積を求める際に用いられ,左室容積を長軸に対して直交する円盤状のディスクの総和として計算する方法である.通常,心尖部四腔像および二腔像の二段面(biplane)から計測される20の楕円形のディスクの総和を左室容積とするbiplane modified Simpson法が用いられており,近年ではこの測定原理を反映して,ディスク法やdisc summation法(ディスク加算法)という呼称が主流となりつつある.

 本法から得られた収縮期および拡張期の容積から左室駆出率(left ventricular ejection fraction:LVEF)が算出され,左室収縮能を評価する指標の1つとして広く用いられている1,2)(図1).

書評 フリーアクセス

山田 俊幸

pp.780

あとがき フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.784

 読者の皆さんが本号を手に取る頃には,元号が“令和”になっているでしょう.この「あとがき」執筆の数日前に次の元号の発表がありました.筆者自身は改元を経験するのは二度目ですが,94歳以上の方は三度目,108歳以上の方は四度目の改元を経験することになります.

 わが国で最初に元号が用いられたのは,飛鳥時代の“大化”で,西暦645年のこととされています.その翌年には有名な“大化の改新”があり,天皇を中心とする律令国家体制が築かれることになりました.南北朝時代には天皇が2人いたため,元号も2つあったことはご存じでしょうか.元号が2つあった時代は1336年から1392年までであり,半世紀以上続いています.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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増刊号 がんゲノム医療用語事典

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63巻11号(2019年11月発行)

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63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

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63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

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今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

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63巻2号(2019年2月発行)

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今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

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62巻11号(2018年11月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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60巻13号(2016年12月発行)

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

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今月の特集2 腹部超音波を極める

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59巻10号(2015年10月発行)

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59巻7号(2015年7月発行)

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59巻5号(2015年5月発行)

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59巻4号(2015年4月発行)

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

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今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

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今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

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58巻11号(2014年10月発行)

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58巻10号(2014年10月発行)

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58巻9号(2014年9月発行)

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58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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