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雑誌文献

臨床検査63巻9号

2019年09月発行

雑誌目次

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常

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佐藤 尚武

pp.985

 臨床検査が広く利用されている分野として,医療における利用以外に健康診断(健診)や人間ドックがあります.しかし,健診や人間ドックにおける臨床検査の目的は健康状態のスクリーニングであり,一般の医療とは視点がやや異なっています.基本的に健康人(とみられる人)を対象とする健診・人間ドックでは,検査値異常がみられた場合の考え方も,一般の医療とはやや異なる場合があり,どのように対処すべきか迷うことも多いと思われます.本特集では,健診や人間ドックにおいて検査異常がみられた場合の考え方や対処法について,専門家の視点から解説していただきました.

 健診や人間ドックの現場で臨床検査に携わっている方も数多くいらっしゃると思います.そのような場面で検査値異常を認めた場合,その考え方や対処に関し,本特集を参考にしていただければ幸いです.

健診・人間ドックにおける臨床検査値の判断尺度(基準範囲と判定区分)

林 務

pp.986-992

Point

●日本臨床検査標準協議会(JCCLS)の共用基準範囲と,日本人間ドック学会と健康保険組合連合会のメガスタディーによる基準範囲は,集団の特性を示すものであって,健常者と非健常者の境界を示すものではない.

●健康診断の判定に使われる用語は,施設によって異なることがあるし,同じ用語であっても定義が異なることがある.

●健康診断の判定は,さまざまな情報から決定されるため,検査結果が同じでも判定が異なるのは不思議ではない.

●日本人間ドック学会による判定区分は,基準範囲や臨床判断値から新規に作成されており,判定を決定する際の目安として使いうるが,値の妥当性の検証が必要である.

聴力低下がみられたら

田山 二朗

pp.993-999

Point

●人が聴取できる周波数は20〜20,000Hzにわたるが,日常会話は主に250〜4,000Hzの間で行われる.

●健診・人間ドックで行われる聴力検査(選別聴力検査)では,1,000Hzで30dB,4,000Hzで30dB(高齢者では40dB)の検査音が聴取できないときに異常とされる.

●加齢や騒音による聴力低下(難聴)は,人の会話域をはずれた高音域から始まり徐々に進行するために気が付きにくい.

●選別聴力検査で異常がみられた場合には,耳鼻咽喉科医の診察を受け,難聴の原因と程度を診断し,必要に応じ,手術や補聴器など適切な対応ができるように配慮する.

心電図に異常がみられたら

石坂 裕子

pp.1000-1004

Point

●健診の受診者は無症状な人が多く,心電図は正常範囲,軽度の異常の人が多い.

●健診では頻度の低い病的異常所見を認識し,情報を共有することが重要である.

●健診で心電図異常を認めるときは,前回受診時の心電図との比較,症状の有無の確認が重要である.

血算値の異常がみられたら

加藤 淳

pp.1005-1009

Point

●貧血がみられたら,まず網赤血球数と赤血球指数〔平均赤血球容積(MCV),平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)〕を測定して,貧血の原因を鑑別する.

●白血球増加では白血球分画を測定し,増加している白血球の絶対数をみて何が増加しているのか明らかにする.

●血小板減少がみられたら,まず偽性血小板減少症がないか末梢血塗抹標本で確認し,さらに凝固系に異常がないか確認する.

コレステロール値の異常がみられたら

山下 静也

pp.1010-1019

Point

●「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2017年版」では,動脈硬化性疾患予防のためのスクリーニングにおける脂質異常症の診断基準として,空腹時採血で高LDLコレステロール(LDL-C)血症,境界域高LDL-C血症,低HDLコレステロール(HDL-C)血症,高トリグリセライド(TG)血症,高non-HDLコレステロール(non-HDL-C)血症,境界域高non-HDL-C血症の6つを挙げている.

●家族性高コレステロール血症(FH)は,①高LDL-C血症,②早発性冠動脈疾患(CAD),③腱・皮膚黄色腫を3主徴とする主として常染色体性遺伝性疾患であり,早期診断と早期治療が重要である.

●家族性Ⅲ型高脂血症はbroad β病とも呼ばれ,健常者ではわずかしか存在しない中間体のリポ蛋白〔中間比重リポ蛋白(IDL)やカイロミクロンレムナント〕が蓄積する高脂血症である.その基盤にアポリポ蛋白E(アポE)の異常(代表はアポ蛋白E2/E2)が存在する.

●non-HDL-Cとは総コレステロール(TC)からHDL-Cを引いたものであり,HDL以外のリポ蛋白に含まれるコレステロールの総和を意味する.non-HDL-Cは,カイロミクロン,超低比重リポ蛋白(VLDL),レムナントリポ蛋白(カイロミクロンレムナント,VLDLレムナントないしIDL),LDL,リポ蛋白(a)〔Lp(a)〕などの動脈硬化惹起性リポ蛋白に含まれるコレステロールの総和となり,LDL-Cよりも動脈硬化性疾患の発症予測度が優れるという報告も多い.

リウマトイド因子が陽性だったら

鏑木 淳一

pp.1020-1023

Point

●人間ドックでは,血清リウマトイド因子(RF)として,免疫グロブリンM(IgM)型RFが定量反応として測定される.

●RFは,関節リウマチ(RA)の診断のために重要であるが,他の疾患,健常人でも陽性になることがある.

●RAの診断のためには,二次検査として,抗シトルリン化ペプチド抗体(ACPA),C反応性蛋白(CRP),赤血球沈降速度(赤沈)も調べる必要がある.

腫瘍マーカーが高かったら

宮地 勇人

pp.1024-1028

Point

●腫瘍マーカーの多くは,感度と特異度の点から早期癌の発見や予後改善に対する有効性は明らかでない.

●腫瘍マーカーは,年齢,性別,習慣などによる生理的変動や,技術的変動を示し,健常者で高値を示す場合がある.

●腫瘍マーカー上昇は,組織の炎症や肝・腎機能障害,糖尿病などの代謝,排泄の変化によることがある.

●対象とする癌のリスクが高い場合,すなわち有病者の率(有病率)が高い患者群では,検査結果が陽性の場合に癌と診断できる確率(検査の陽性予測値)が高まる.

今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

フリーアクセス

関谷 紀貴

pp.1029

 わが国における結核罹患率は低下している一方,近年は非結核性抗酸菌症の増加が公衆衛生上の課題として認識されています.全ての医療機関・診療科に受診する可能性があり,完全な治癒が見込めない症例も少なくないことから,今後は経時的な有病率の上昇が見込まれます.また,100種類以上にのぼる菌種,免疫不全患者における多彩な臨床像など,単一疾患として捉えることが難しい点にも留意が必要です.

 今回の特集は,非結核性抗酸菌症の疫学,診断,問題となる主な疾患に対する理解と知識のアップデートを目的としています.

 疫学,分離培養・同定/遺伝子検査・薬剤感受性試験に関する稿は,非結核性抗酸菌症の国内外における現状把握に加えて,臨床検査技師として留意すべき実務上の注意点を整理していただくうえで大変有用です.また,広く知られている呼吸器感染症に加えて,皮膚・軟部組織感染症,血流感染症,HIV感染者における特徴の解説では,多様な菌種と患者背景が生み出す疾病スペクトラムに注目してご覧いただければ幸いです.非結核性抗酸菌症を有する患者の検査実施に際し,臨床現場との効果的なコミュニケーションを行う一助となることを願っております.

非結核性抗酸菌症の疫学

南宮 湖

pp.1030-1036

Point

●非結核性抗酸菌(NTM)症は感染症法で指定されておらず,また,その診断基準の特性から,継続的なサーベイランスが困難である.

●近年,実施されたわが国における各種の疫学調査から,わが国は世界のなかで,NTM症の罹患率・有病率が最も高い国のうちの1つであることが判明した.

●世界的にもNTM症の患者数の増加が注目されており,公衆衛生上の観点から,今後も注視する必要がある.

非結核性抗酸菌の分離培養・同定/遺伝子検査・薬剤感受性試験

御手洗 聡

pp.1038-1045

Point

●非結核性抗酸菌は顕微鏡下では結核菌と区別できない.非結核性抗酸菌と同定されるまでは結核菌と同じ生物学的危険性をもつと考えて検査を行う.

●非結核性抗酸菌の分離培養では,分離が想定される菌種の特性を考慮して培養温度や期間を追加・変更する必要がある.

●比較的希少な菌種を含め非結核性抗酸菌の同定には質量分析装置の有用性が高い.

●非結核性抗酸菌の薬剤感受性試験は基本的に最小発育阻止濃度(MIC)測定である.また,遅発育菌と迅速発育菌では培地の組成が異なる.

非結核性抗酸菌による呼吸器感染症—病態と治療

佐々木 結花

pp.1046-1050

Point

●非結核性抗酸菌(NTM)は,培養可能な抗酸菌群において結核菌群を除いた菌種全てを総称しており,自然界の土壌,水系などに常在し,ヒトへの曝露は頻回に起こっていると考えられる.

●MAC(Mycobacterium avium complex)症はクラリスロマイシン(CAM),エサンブトール(EB),リファンピシン(RFP)に加え,病状が重篤な場合アミノグリコシド薬を併用するが,菌陰性化しても再燃は高率に生じる.

●M. kansasii症は治療に反応し,RFP耐性でなければイソニアチド(INH),RFP,EBを用いて治療する.

●M. abscessusは3つの亜種に分かれ,マクロライド耐性遺伝子の発現があると難治であり,現在わが国で保険収載されている薬剤では治療効果は十分とはいえず,外科治療の適応を早期に考慮する.

非結核性抗酸菌による皮膚・軟部組織感染症

石井 則久 , 三上 万理子 , 村瀬 千晶

pp.1052-1056

Point

●皮膚非結核性抗酸菌(NTM)症は原因菌種が多く,その同定には培養,DDH法,PCR,DNA sequencing,質量分析法などでの検査を行う.

●主に皮膚裸露部の小外傷から感染が成立し,皮疹が出現するが,内臓病変から皮膚へ播種することもある.

●治療は複数の抗菌薬で加療し,耐性菌を出現させない.そのほか外科的切除や温熱療法などもある.

非結核性抗酸菌による血流感染症

上蓑 義典 , 長谷川 直樹

pp.1057-1061

Point

●非結核性抗酸菌(NTM)血流感染症の背景には,ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症を代表とする細胞性免疫不全の存在を考える.

●NTM血流感染症の背景となる病態として,後天性免疫不全である抗インターフェロンγ(INF-γ)抗体保有者や先天性免疫不全であるメンデル遺伝型マイコバクテリア易感染症(MSMD)などがある.

●特に迅速発育菌はカテーテル関連血流感染症などの医療関連感染による血流感染症を生じうる.

●BACTECTMMyco/F Lytic Culture Vialsなどの抗酸菌血流感染症検出のための検査資材を提供できる体制構築が不可欠である.

HIV感染者における非結核性抗酸菌症

永井 英明

pp.1062-1065

Point

●ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の治療〔抗レトロウイルス療法(ART)〕は劇的に進歩し,HIV感染症は死に至る病から慢性疾患に移行している.

●進行した後天性免疫不全症候群(AIDS)では非結核性抗酸菌症を高率に合併し,全身播種型が多く予後不良であった.

●ARTにより非結核性抗酸菌症の合併も減少し,予後も改善している.

Essential RCPC・11

健康診断で蛋白尿が出た40歳代,女性

下 正宗

pp.1066-1069

症例

40歳代,女性.

追悼

山中學先生を偲んで

河合 忠

pp.1070-1071

 東京大学(以下,東大)名誉教授・元本誌編集主幹の山中學先生は,2019年4月27日午前6時5分ご逝去されました.享年92歳.大正,昭和,平成と3つの元号にわたって激動の時代を生き抜かれ,平成時代の最後の3日間を残し,令和時代を迎えることなく,天寿を全うされました.ご本人の遺志で家族葬が執り行われたとの訃報を,学会事務所を介して知りました.臨床検査医学会の発展を支えられたパイオニアの重鎮をまたお一人失い,深い悲しみと寂しさを覚えています.

 山中先生は東大医学部医学科を卒業後,母校で内科学を専攻され,1962年,若くして助教授として徳島大学医学部附属病院に赴任され,10年間,検査部の中央化と発展に取り組まれました.その優れた実績により徳島大学教授に昇格されましたが,翌1972年母校の東大教授・医学部附属病院中央検査部長に抜てきされ,1984年には文部省令による初めての医学部臨床検査医学講座の教授として,近代化が進行中の臨床検査界をリードされました.当時,1965年ごろから始まった大学改革を叫ぶ学生運動はその極に達し,東大ではついに“安田講堂事件”にまで拡大しました.その影響で学内は大きく混迷しており,東大に移られた先生は中央検査部の組織改革に加えて,総長補佐として大学全体の立て直しに大変なご苦労をされました.加えて,先生の専門分野である血液学・血栓止血学の関連学会で多くの役職,学会長を務められ,幅広い分野で業績を上げられました.そして日本臨床病理学会では幹事(現・理事に相当),評議員を務められ,特に担当役員,委員長として学会組織改革と近代化を進められた功績は極めて大きく,名誉会員に推挙されました.

書評 フリーアクセス

野村 岳志

pp.1051

書評 フリーアクセス

鍋島 茂樹

pp.1072

あとがき フリーアクセス

河合 昭人

pp.1076

 みなさんは“ブライトンの奇跡”という言葉をご存じだろうか? あるスポーツの歴史を大きく変えた4年前の戦いのことである.そう,それは英国時間2015年9月19日にイングランド南部ブライトンで行われたラグビーワールドカップ2015プールBの南アフリカ対日本戦で,日本が過去2度の優勝を誇る世界ランキング3位(当時)の南アフリカを34—32で破る大金星を挙げた試合のことだ.

 この試合,まず日本は10—12という2点のビハインドで前半を折り返した.後半も日本は南アフリカに食らいつき一進一退の攻防が続き,28分には五郎丸歩選手が自らトライ&ゴールを決めて,試合は29—29の同点となった.しかし,このままでは終われない南アフリカは32分,日本陣深くのペナルティーキック(PK)で攻めるのではなく,ペナルティーゴール(PG)を選択して29—32と勝ち越しに成功し,そのまま逃げ切れると考えたに違いない.その後,日本は試合終了直前に同じように訪れた敵陣深くのPKのチャンスで,PGではなくスクラムを選択.このとき,現場の空気は騒然とした.なぜなら,残り時間はほぼなく,PKを選択すれば99%の確率で同点となって試合終了を迎えることができるにもかかわらず,トライをすることで勝利を目指したのだ.これはトライできなければ負けてしまうことを意味する.南アフリカ戦であれば,同点で終了するだけでも偉大なことと皆が思ったかもしれない.そう,グラウンドの15人以外は…….ヘッドコーチのエディー・ジョーンズさえも頭を抱えていた映像を今でも覚えている.日本代表は試合開始前から,この試合の目標を勝つことに設定していたのだ.したがって日本代表は,その目的達成のために必然的な選択をしたにすぎない.そして,スクラムからトライを決め,勝利することができ“ブライトンの奇跡”と呼ばれるようになった.このとき,私はたまたま息子と試合を見ていた.それまでラグビーをテレビ観戦することなどなかった.失礼ながらあまり興味もなかった.しかし,試合が進むにつれ,気持ちが高揚していくのがわかった.スクラムを選択したときは,鳥肌が立ったのを覚えている.勝利の瞬間,息子とともに大喜びをしたものだ.今年,その興奮が日本で見られると思うと興奮がよみがえってくる.日本代表には,この4年間でさらに成長した姿を皆に見せてほしい.がんばれニッポン!

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
今月の特集2 薬剤耐性カンジダを考える

64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

64巻5号(2020年5月発行)

今月の特集1 中性脂肪の何が問題なのか
今月の特集2 EBLM(evidence based laboratory medicine)の新展開

64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

64巻3号(2020年3月発行)

今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
今月の特集2 質量分析を利用した臨床検査

64巻2号(2020年2月発行)

今月の特集1 検査でわかる二次性高血圧
今月の特集2 標準採血法アップデート

64巻1号(2020年1月発行)

今月の特集1 免疫チェックポイント阻害薬—押さえるべき特徴と注意点
今月の特集2 生理検査—この所見を見逃すな!

63巻12号(2019年12月発行)

今月の特集1 糖尿病関連検査の動向
今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

今月の特集1 The SLE
今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

今月の特集1 社会に貢献する臨床検査
今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

今月の特集1 甲状腺疾患診断NOW
今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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