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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査64巻11号

2020年11月発行

雑誌目次

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える

フリーアクセス

佐藤 尚武

pp.1261

 臨床検査の結果を利用するためには,臨床検査値を判定するための基準(物差し・目安)が必要です.この基準に当たるものが“基準範囲”や“臨床判断値”です.基準範囲はかつて“正常値”,“正常範囲”と呼ばれていましたが,現在では基準範囲という用語が定着しています(詳細は「基準範囲と臨床判断値,そして基準値」の項を参照).日本人間ドック学会は2014年に,人間ドックの受診者約150万人のデータを用いた基準範囲を提示しました.その際,基準範囲と臨床判断値に対する理解の不足から大きな混乱が生じました.

 臨床検査値を評価するためには,その判断の基準となる基準範囲や臨床判断値について正しく理解する必要があります.臨床検査従事者にとってこれらのことは必須の知識であり,場合によっては臨床検査のユーザーに正しく説明する必要があります.本特集を通じて,1人でも多くの臨床検査従事者が,これらの必須事項について正しく理解することを望むものです.

基準範囲と臨床判断値,そして基準値

前川 真人

pp.1262-1267

Point

●基準範囲とは,健常者から厳密に設定された条件に従って選定した基準個体の測定値(基準個体値)の分布の中央を含む95%信頼区間を表意する値と定義される.

●臨床判断値は,ある病態を診断や治療方法の選択などの判定に用いる境界値であり,主に臨床疫学的アプローチによって最も判別能が高い境界値が設定される.

●臨床判断値は目的に応じて,診断閾値(カットオフ値),治療閾値,予防医学的閾値の3つに大別される.

●基準範囲と臨床判断値をまとめて基準値と呼ぶことは許容されるが,両者の定義は異なるため,区別できるように備考として出典などを明示すべきである.

—基準範囲の調和化・共用化—共用基準範囲の意義と活用

康 東天

pp.1268-1275

Point

●日常診療で頻用される血液検査の40項目について,全国で共通して使用できることが確認された共用基準範囲が作成されている.

●共用基準範囲は3つの独立した大規模健常人データから共通基準で抽出された計6,000人以上のデータをもとに計算された,日本で唯一の大規模直接法による基準範囲である.

●臨床判断値と基準範囲は臨床検査値の正しい解釈にともになくてはならない.

—基準範囲の調和化・共用化—基準範囲設定の調和化—世界の現状

市原 清志

pp.1276-1285

Point

●基準範囲(RI)の概念と設定にかかわる国際的な議論は,国際臨床化学連合(IFCC)で1978年に始まり,1995年にIFCCと米国臨床検査標準委員会(NCCLS)が協議し基準範囲設定指針を発刊した.

●2000年以降,主要検査の標準化の達成により,共用基準範囲設定を目指した国際調査が北欧やアジアで始まった.

●2005年,IFCCに基準範囲判断値委員会(C-RIDL)が設置され,2012年から基準範囲設定の普及と基準値の国際比較を目指した世界調査を開始し,19カ国が参加した.

●世界調査の中間解析から,多数検査で国間差の存在が判明し,RIの地域や国単位での設定の必要性が示された.

●健常者を募る直接法による設定の困難さから,臨床検査情報システム(LIS)を利用する間接法への期待が最近高まり,現在C-RIDLで,その方法論の比較検証・改良が試みられている.

—臨床判断値を考える—脂質検査の臨床判断値

三井田 孝

pp.1286-1292

Point

●脂質検査の臨床判断値には,脂質異常症の診断基準や管理目標値が含まれる.

●脂質異常症の診断基準は,わが国のエビデンス(疫学研究や薬物介入試験など)に基づいている.

●トリグリセリド(TG)やLDLコレステロール(LDL-C)では臨床判断値(診断基準)のほうが基準範囲の上限値より低い.

●概念の異なる基準範囲(reference interval)と診断基準(criteria)に同じ“基準”という言葉を使っているため,両者はしばしば混同される.

—臨床判断値を考える—血清尿酸値の臨床判断値

荻野 和秀

pp.1294-1297

Point

●血清尿酸値には性差と年齢差が存在し,男性の血清尿酸値は女性より高値である.男性の高尿酸血症の割合は30〜40歳代にかけて最も高く,女性では50〜60歳代にかけてピークを認める.

●痛風結節合併高尿酸血症の予防医学的閾値としての臨床判断値は6.0mg/dL,治療閾値としての臨床判断値は8.0〜9.0mg/dLが適当と思われる.

●腎障害合併高尿酸血症の予防医学的閾値としての臨床判断値は5.5〜6.0mg/dL,治療閾値としての臨床判断値は7.5〜8.5mg/dLが適当と思われる.

●低尿酸血症における臨床判断値は2.0mg/dLが適当と思われる.

—臨床判断値を考える—糖尿病関連検査の臨床判断値

窪田 直人

pp.1298-1307

Point

●糖尿病はインスリン作用の不足による慢性高血糖を主徴とする代謝疾患群である.通常,その診断には血糖値およびヘモグロビンA1c(HbA1c)が用いられる.

●75g経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)は正確な耐糖能の判定に実施される.この結果から正常型,境界型,糖尿病型を判定する.

●HbA1cは,採血条件に左右されない約1〜2カ月前の血糖値の平均を示す優れた検査値である.血糖値と乖離が認められる場合があるので留意が必要である.

●グリコアルブミン(GA)は血糖値が安定している状態ではHbA1cの約3倍の値を示す.2週間程度の血糖状態を反映し,食後高血糖のよいマーカーにもなりうる.

●血清1,5アンヒドログルシトール(1,5AG)濃度はHbA1cやGAと比較すると,より短期間の血糖コントロールを反映する.特に血糖コントロールが良好な患者の鋭敏な指標となる.

今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.1309

 “パニック値”は決して珍しいものではありませんが,その対応が診療の質,なにより患者の安全に大きく影響します.その報告のあり方については今までも活発に議論されてきました.

 本特集ではまず,日本臨床検査医学会のチーム医療委員会で一定の見解がまとめられたことを受けて,その委員長であられた諏訪部章先生からパニック値報告の現状と今後を俯瞰いただきました.また,医療安全の視点から実例を通して,その重要性を石川雅彦先生に解説いただきました.続いて,救急医の立場から須﨑真先生に,臨床検査専門医の立場から上蓑義典先生に,臨床検査技師の立場から上道文昭先生に,登録衛生検査所を指導する立場から木村聡先生にそれぞれ,パニック値報告の実践ならびに求められる対応について論じていただきました.

 各施設においてはすでにパニック値についてマニュアルを確立して運用しておられると思われますが,本特集によってさらに理解を深め,日々の業務に役立てていただければ幸いです.

パニック値報告の現状と今後

諏訪部 章

pp.1310-1316

Point

●パニック値とは“生命が危ぶまれるほど危険な状態にあることを示唆する異常値”である.確実に主治医に報告されなければならない.

●パニック値の定義や運用は画一的に決められるものではなく,施設の実情に合わせた運用が望まれる.そのためには多職種間の十分なコミュニケーションが必要になる.

●将来的には人工知能(AI)を活用して,さまざまな患者情報を踏まえてパニック値を判断する仕組みを構築することが必要になる.

●検査室担当者にはパニック値と病態の関連を常に理解し,追及する姿勢が求められる.

パニック値の報告にかかわるアクシデント事例からみる再発防止策

石川 雅彦

pp.1318-1323

Point

●パニック値を可及的速やかに報告することの目的は,“臨床検査技師が報告をする”ことが始まりとなり,最終的に患者に適切な医療がタイムリーに提供されることにある.

●パニック値の報告にかかわる事例を検討する際は,事例発生状況を明らかにするために,事例発生プロセスの“見える化”を推奨したい.

●パニック値の報告にかかわるマニュアルの運用においては,内容の定期的チェックおよび遵守状況などの現状評価が欠かせない.

●臨床検査技師には,「パニック値を示している患者は現在,どのような状況で,今後,どのように展開する可能性があるか」という,病態進展のプロセスを意識した報告が期待されている.

総合診療・救急医が望むパニック値報告

須﨑 真 , 安武 正弘

pp.1324-1328

Point

●総合診療・救急診療で遭遇する患者には,初期評価で軽症に見えても後で重症と判定される症例が比較的多いため,パニック値報告は重要な意味をもつ.

●臨床検査技師によるパニック値報告は,確定診断よりも生命危機にかかわる病態の迅速な把握と救急処置のために重要である.

●パニック値を迅速かつ正確に共有するために,多職種間での情報通信技術(ICT)などの活用も推進すべきである.

臨床検査専門医としてのパニック値運用の実践

上蓑 義典

pp.1329-1333

Point

●パニック値の運用を構築していくうえで,臨床と検査の両方を理解する臨床検査専門医の存在は不可欠である.

●パニック値は単に極値を列挙するだけでなく,直ちに生命にかかわるような異常値だけに限って運用するべきである.

●パニック値の実運用は臨床検査技師に任せきりにせず,臨床検査専門医も適切に支援していくことが望ましい.

パニック値報告者としての臨床検査技師に求められるもの

上道 文昭

pp.1334-1341

Point

●パニック値の概念を理解することが必要である.

●臨床検査値の異常値にはいろいろな表現と意味がある.

●パニック値は施設内でコンセンサスをもって作成する.

●パニック値を必ず依頼医に伝える・伝わる工夫をする.

●パニック値報告は迅速に報告し,臨床で活用されることに意義がある.

登録衛生検査所に求められるパニック値報告

木村 聡

pp.1342-1347

Point

●医療安全の意識が高まり,検査室は“結果さえ報告すれば業務完了”とはいえない時代となりつつある.パニック値をもとに,臨床側がアクションを起こしているか確認まで行う体制が理想である.そのためには,パニック値の臨床に詳しい検査技師が求められる.

●パニック値という情報提供の仕方は,量的にも質的にも主治医の専門領域や医療機関の特徴を反映してカスタマイズできるのが理想である.そのためには,情報セキュリティーを高めたうえで,登録臨床検査所と医療機関が現在より患者情報を共有・活用する機会を増やすことが重要である.

●検体は採取から分析までの保管,移送条件の影響を受ける.検体の劣化が原因でパニック値となってしまわないように,検査を出す側は指定された容器,採取・保存条件を守っていただきたい.

認定・資格取得でスキルを磨こう・4

認定輸血検査技師

水村 真也

pp.1348-1350

資格の概要

 認定輸血検査技師資格の概要を表11)に記します.詳細については一般社団法人日本輸血・細胞治療学会のホームページ(http://yuketsu.jstmct.or.jp/)をご覧ください.

研究

当院の癌患者におけるlymphocyte-to-C-reactive protein ratioとvagal neuroimmunomodulation indexの関連性の検討

斎藤 糧三 , 奴久妻 智代子 , 浜口 玲央 , 成井 諒子 , 向井 正法

pp.1352-1355

Summary

 当院を受診した癌患者48名を対象に,末梢血中リンパ球数(LC),血清C反応性蛋白質(CRP),心拍変動(特にRMSSD)を測定して,癌患者における新たな予後予測バイオマーカーのRMSSD/CRP比(NIM index)とLC/CRP比(LCR)を算定し,その相関関係を調査した.Spearmanの順位相関分析でlnNIM indexとlnLCRは有意な正の相関を認め,重回帰分析ではlnLCRがlnNIM indexの有意な説明変数となった.今回の結果から,癌患者のLCRからNIM indexが予測できる可能性が示唆された.

書評 フリーアクセス

矢納 研二

pp.1308

書評 フリーアクセス

鈴木 富雄

pp.1351

あとがき フリーアクセス

河合 昭人

pp.1360

 今,「藤井聡太」さんといえば,知らない人はいないのではと思うほど有名となっています.高校生棋士で,現在,二冠(棋聖・王位)のタイトルホルダーです.私は,将棋についてはよくわかりません.しかし,彼がすごい偉業を成し遂げているのは報道で耳にしていて,感嘆するばかりです.本稿を書いている8月25日現在の藤井二冠の勝率は191勝35敗(勝率:0.845)です.具体的にどのくらいすごい数字かは,私には計り知れませんが,私が将棋界で唯一知っていた同じ年の棋士,羽生善治九段の現在までの勝率は1,462勝613敗(勝率:0.705)であり,今までの戦歴や試合数が違いすぎるため単純に比較できませんが,とにかくすごいだろうということはわかります.

 現在,緊急事態宣言が発出されていたころに比べれば“ステイホーム”という言葉はいわれていません.しかし,家で楽しめ,1人でも楽しむことができる将棋は注目を集めているようです.わが家でも,中学生である次男から「将棋をやってみようよ」といわれ,教えながら指してみました.初心者相手で当然ですが,私の圧勝.何気にうれしい.その後,毎日ではないものの,たまに指すことがありました.何度か指しているうちに,あるとき,私は負けてしまいました.気のゆるみもあったでしょう,次男は「当然だよ」とばかりの顔で私を見ています.そのとき,私はわかりました,藤井二冠の師匠杉本昌隆八段の気持ちが…….師匠としては,弟子が強くなることを願っているに違いありません.しかし,自分よりも強くなってくると複雑な気持ちもあるでしょう.師匠はいつになっても師匠です.藤井二冠は今後も杉本八段のことを師匠として心の支えとするに違いありません.親もいつまでたっても親です.かくいう私の次男にも,いつまでも心の支えとしてほしいものですが,果たして…….

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

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63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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60巻13号(2016年12月発行)

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60巻12号(2016年11月発行)

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今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集2 smartに実践する検体採取

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今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

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今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

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59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

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58巻12号(2014年11月発行)

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58巻10号(2014年10月発行)

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58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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