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文献概要
今月の特集2 臨床検査とIoT
IoT時代のこれからの検査室
著者: 峠一平1
所属機関: 1シスメックス株式会社Caresphereイノベーション室
ページ範囲:P.1419 - P.1425
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●IoTを活用することで“モノ”がインターネットにつながり,離れた場所から情報の取得や更新が可能になる.昨今では自動車や農業分野など,幅広い分野でIoTが活用されている.
●医療分野においてもIoTの活用が始まっている.検査室においては分析装置を“モノ”として捉え,オンラインQC(外部精度管理)やオンラインサポートなどを実現している.
●検査室でのIoTの活用が進むことで,品質管理や機器の保守メンテナンス,試薬・消耗品管理など,検査室業務の効率化やコスト削減に貢献することが期待される.
●医療・ヘルスケア分野におけるIoTのさらなる活用によって,患者を中心とした医療情報のつながりや,AIなどを活用した疾病発症予測などへの応用が期待される.
●IoTを活用することで“モノ”がインターネットにつながり,離れた場所から情報の取得や更新が可能になる.昨今では自動車や農業分野など,幅広い分野でIoTが活用されている.
●医療分野においてもIoTの活用が始まっている.検査室においては分析装置を“モノ”として捉え,オンラインQC(外部精度管理)やオンラインサポートなどを実現している.
●検査室でのIoTの活用が進むことで,品質管理や機器の保守メンテナンス,試薬・消耗品管理など,検査室業務の効率化やコスト削減に貢献することが期待される.
●医療・ヘルスケア分野におけるIoTのさらなる活用によって,患者を中心とした医療情報のつながりや,AIなどを活用した疾病発症予測などへの応用が期待される.
参考文献
1)和田克哉,白上篤,山口忠幸,他:Sysmex Network Communication Systems(SNCS)のバージョンアップ概要.Sysmex J Web 2:16-22,2002
QUALITY MONITOR(https://www.sysmex.com/US/en/Products/Hematology/Pages/BCQM.aspx)(最終アクセス:2020年9月15日)
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