文献詳細
文献概要
今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例 Ⅳ.体表超音波
IgG4関連涙腺唾液腺炎(ミクリッツ病)
著者: 白石周一1
所属機関: 1東海大学医学部付属八王子病院臨床検査技術科
ページ範囲:P.714 - P.718
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■体位と基本走査
(1)耳下腺および顎下腺については,甲状腺検査の側葉検索時と同様に,検査対象側と反対側に顔を傾けて検査する.これによって走査がしやすくなり,超音波ゼリーが後方に垂れるのをある程度防ぐことができる.舌下腺については,顎を挙げて十分に頸部を伸展させる.
■体位と基本走査
(1)耳下腺および顎下腺については,甲状腺検査の側葉検索時と同様に,検査対象側と反対側に顔を傾けて検査する.これによって走査がしやすくなり,超音波ゼリーが後方に垂れるのをある程度防ぐことができる.舌下腺については,顎を挙げて十分に頸部を伸展させる.
参考文献
1)白石周一,小柳敬子,岡村康子:これから始める体表エコー,メジカルビュー社,2016
2)厚生労働省:300 IgG4関連疾患(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000101015.pdf)(最終アクセス:2020年1月30日)
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