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雑誌目次

雑誌文献

臨床検査64巻8号

2020年08月発行

雑誌目次

今月の特集1 AI医療の現状と課題

フリーアクセス

河合 昭人

pp.837

 AI(artificial intelligence,人工知能)は社会の中にかなり浸透してきており,音声認識や障害物を避ける自動運転,インターネットの画像検索,産業分野のロボット制御や画像処理など,さまざまなプラットフォームに活用されるようになっています.しかし,臨床検査業界では他分野と比べて浸透の度合いが高いとは言い難いのが現状です.一方で,医療分野においては各分野で研究・開発が盛んに行われています.具体例として,生理検査をメインとした心電図,超音波,内視鏡検査のAIを活用した研究などが挙げられます.

 本特集では,医療業界におけるAIの研究報告や,それらを取り巻く諸問題についてわかりやすく解説します.臨床検査分野でのAIの研究や普及状況,その課題についても執筆いただきました.

 臨床検査技師として避けては通れないこの問題について,ぜひ目を背けることなくご一読ください.皆さんの知識の糧となれば幸いです.

AI医療の現状と課題

陣崎 雅弘 , 橋本 正弘 , 上蓑 義典 , 洪 繁 , 北川 雄光

pp.838-843

Point

●ディープラーニングは特徴量を入力せずに分類を行うことができる方法であるが,データの量と質に依存する,判断がブラックボックスである,過学習があるなどの課題がある.

●医療用人工知能(AI)の開発には良質なデータが大量に必要であるが,医療情報が要配慮個人情報となり,規制が厳しくなっている.認可にかかわる法律に医薬品医療機器等法があるが,再学習をすると再認可が必要となるなど課題がある.

●医療用AIを実装するに当たっては,高度な作業ばかりではなく単純作業への活用や,AIソフトを現場のワークフローへいかにうまく組み込むかについて考えていく必要がある.

心電図から冠動脈血行再建術の要否を判断するAIの開発

佐野 元昭 , 後藤 信一

pp.844-849

Point

●胸部不快感を訴える患者が救急外来を受診した際に,急性冠症候群(ACS)の病態であるかどうかを識別することは重要である.

●真に冠動脈造影検査が必要な患者を選別するプロセスに非常に時間がかかることが,治療の開始を遅らせる一因となっている.

●われわれは,このプロセスを簡略化して,救急外来受診時に心電図から冠動脈血行再建術の要否を判断する人工知能(AI)を開発した.

超音波デジタル画像とAI診断

西田 直生志 , 工藤 正俊

pp.850-857

Point

●超音波静止画・動画と付帯情報のデータベース化が進み,超音波人工知能(AI)の開発が行われている.

●超音波AIの実用化により,初学者による検査や非専門領域の検査でも十分な精度が期待できる.

●超音波検査は対象臓器や検査条件が多様である.実用的なAIビルトイン機器の開発には多量の画像学習が必要である.

●学習データを更新した際の診断精度の維持が課題である.

AIで大腸癌死亡率の低下を目指す

炭山 和毅

pp.858-863

Point

●全大腸内視鏡検査(TCS)と,その所見に基づく腫瘍性病変の内視鏡的切除は,大腸癌の発生率・死亡率ともに減少させる.

●腫瘍性病変の発見や病理診断の予測精度は内視鏡医の技能によりばらつきがある.特に腫瘍性病変の発見率の低下は被検者の大腸癌死亡率を上昇させる.

●deep learning技術を基盤とする,リアルタイム性の高い大腸内視鏡診断支援システムが構築されている.早期の臨床研究の多くは,病変の発見・診断精度の底上げを期待させる結果であった.

AIで30分後の低血糖を予測する

新津 葵一

pp.864-869

Point

●糖尿病の予防ならびに治療においては血糖値推移の把握が重要である.

●現在,血糖値の測定で一般に使用されているのは自己血糖測定装置(SMBG)と持続血糖モニタリング装置(CGMS)であるが,微小針の穿刺が必要であり,浸潤性が課題である.

●われわれは非侵襲かつ高時間分解能な持続血糖モニタリングの実現に向けて,グルコース発電素子と融合した単独自立動作可能な持続血糖モニタリング機能付きスマートコンタクトレンズの研究・開発を行った.

AI時代の幕開けと近未来の臨床検査技師像

丸田 秀夫

pp.870-874

Point

●人工知能(AI)の進展によって,成長する産業/衰退する産業,増える仕事/減る仕事などが議論されているが,AIの普及は当然の流れであり,長きにわたる臨床検査の歩みのなかの一転換期にすぎない.

●AIを有効に機能させるためには,ベースとなるさまざまな医療情報の精度・品質の確保も重要である.AIへインプットする臨床検査情報の品質確保は臨床検査技師が担う重要な業務の1つである.

●AI時代を生き残るためには,AIを活用できる人材を育成するとともに,患者に近い場所で業務を実践し,患者や他医療職種からの信頼を高めることが必要である.

今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

フリーアクセス

山田 俊幸

pp.875

 IgG4関連疾患については,信州大学病院の検査部職員が特徴的な蛋白分画パターンに興味を抱いたことが端緒となり,疾患概念の理解・確立につながりました.本特集ではもちろん蛋白分画の活用(松村充子先生,他)やIgG4定量検査の現状(菅野光俊先生,他)など,臨床検査学的な話題を取り上げています.

 ともすると,上記のような項目だけに興味が行きがちですが,第一人者の川茂幸先生の解説にあるように,この病態は複数の病型を含有し,多種多様な病変を伴う複雑な疾患群であることへの理解が重要です.川先生の総説に続いて,症例を多数経験されている佐伯敬子先生に臨床像を解説いただきました.また,鯉渕晴美先生に超音波画像を,病理の第一人者である上原剛先生に病理像をまとめていただきました.

 本特集は今,最もアップデートなIgG4関連疾患のバイブルといってもよいでしょう.

IgG4関連疾患とは

川 茂幸

pp.876-883

Point

●IgG4関連疾患は,免疫グロブリン(Ig)G4が関連する全身性疾患であり,わが国から発信された新しい疾患概念である.

●IgG4関連疾患は腫大,結節,壁肥厚病変として認められ,ステロイドに良好に反応する.病変スペクトラムは涙腺・唾液腺炎,呼吸器病変,自己免疫性膵炎(AIP),硬化性胆管炎,後腹膜線維症,腎病変から全身諸臓器に拡大している.

●IgG4関連疾患の疾患概念の確立の背景には,AIPで血中IgG4高値,病変組織にIgG4陽性形質細胞浸潤を認める,多彩な膵外病変が合併している,などの一連の臨床的事実が明らかになったことが存在する.

●IgG4は他のIgGサブクラスとは異なる性質を有するが,これらの性質により,IgG4関連疾患の病因・病態に対して病的意義を有するのか,防御的意義を有するのかは明らかではない.

IgG4関連疾患の診断と治療

佐伯 敬子

pp.884-888

Point

●対称性涙腺・唾液腺炎,自己免疫性膵炎,後腹膜線維症,間質性腎炎がIgG4関連疾患(IgG4-RD)の代表的病変である.

●血清免疫グロブリン(Ig)G4高値とIgG4陽性形質細胞浸潤はIgG4-RD以外でも認められるため,臨床,画像,組織所見を総合して診断する.

●中等量ステロイドが著効するが,減量・中止で再燃しやすい.

IgG4関連疾患の超音波検査診断

鯉渕 晴美

pp.890-892

Point

●自己免疫性膵炎とIgG4関連硬化性胆管炎は,経腹壁超音波検査のみで診断することは難しい.

●一方,唾液腺病変は,超音波検査による診断がある程度は可能である.

●IgG4関連疾患をもとに発生した悪性リンパ腫の報告もあるため,唾液腺病変を診断する際には悪性疾患の合併を念頭に置いておく必要がある.

IgG4関連疾患の病理診断

上原 剛

pp.894-899

Point

●IgG4関連疾患の特徴的組織像は線維化とリンパ球,形質細胞浸潤である.線維化は時に“花筵状線維化”と称される特徴的な組織所見を呈する.

●IgG4関連疾患の診断で組織中の免疫グロブリン(Ig)G4陽性形質細胞数は重要ではあるが,臓器や採取方法にも左右されるので,陽性細胞数にこだわりすぎない.

●小さな生検材料では悪性腫瘍を見落とさない.特に膵臓では超音波内視鏡下穿刺吸引法(EUS-FNA)による微小検体が多いため注意が必要である.

IgG4定量試薬

菅野 光俊 , 上原 剛

pp.900-906

Point

●免疫グロブリン(Ig)G4定量試薬は,世界的には免疫比ろう法(NIA法)を測定原理とするThe Binding Site社の“BS-NIA IgG4”と,シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス社の“N-ラテックス IgG4”の2試薬が使用されている.

●2016年にThe Binding Site社から免疫比濁法(TIA法)を測定原理とする“BS-TIA3 IgG4”が発売され,国内の多くの衛生検査所で導入された.

●国内では2018年にニットーボーメディカル社から専用分析装置を必要とせず,汎用自動分析装置で測定できる,リバースラテックス免疫比濁法を測定原理とする“N-アッセイ LA IgG4 ニットーボー”が発売された.

●IgG4には標準品がなく,3社の測定値が異なることが知られている.今後,IgG4をはじめとするIgGサブクラスの世界的な標準化を行う必要があると考える.

蛋白分画検査からIgG4関連疾患を疑う—臨床検査部が主導してのIgG4高値の検出

松村 充子 , 松尾 収二

pp.907-913

Point

 天理よろづ相談所病院では,①臨床検査部の判断で蛋白分画を実施し,②蛋白分画検査から免疫グロブリン(Ig)G4高値を読み取り,③この結果をもとに主治医に報告している.

①もともと,M蛋白の存在を主治医に知らせるために,血清グロブリン値が4g/dL以上の場合は,検査室の判断で蛋白電気泳動を行っていたので,その流れをそのまま活用した.

②IgG4は等電点が低く陽極側に易動するため,その易動度はfast-γ位となる.fast-γ位にバンドはあるが,これが不明瞭な場合は,5倍希釈と原倍のIgGを測定し,その差がおよそ200mg/dL以上の場合はIgG4高値と判断する.これはIgG4高値の場合,IgGがポストゾーンのために偽低値になることを活用したものである.

③IgG4濃度がおおむね450mg/dL以上であれば蛋白分画検査で検出できる.過去約2年の間に12例の報告を行った結果,主治医はほぼ全例,報告に従って診療を行っていた.

認定・資格取得でスキルを磨こう・2

認定病理検査技師

国仲 伸男

pp.914-918

認定病理検査技師とは

1.認定病理検査技師制度

 認定病理検査技師(以下,認定技師)制度とは,日本臨床衛生検査技師会(以下,日臨技)と日本病理学会が協働して創設された認定制度であり,日臨技認定センターで運営されています.その創設目的は,“標準化された病理組織標本作製技術・専門的知識,病理解剖介助業務および病理部門のマネージメント能力等を総合的に評価し認定するものであり,病理部門に勤務する臨床検査技師と病理医が,互いの立場と職務を尊重しあい,国民の医療に貢献するための協力関係を築きあげていくための制度である”とされています1).すなわち,本認定制度は,単なる病理のスキル向上のみならず病理医との信頼関係を強固にして病理業務の責務を果たすものであり,以下に示すような業務が想定されています.

研究

高血圧患者における動脈スティフネス指標(CAVI)と心機能および心形態との関連性

田端 強志 , 清水 一寛 , 守永 幸大 , 杉山 恵 , 髙田 伸夫

pp.920-927

Summary

 高血圧患者は左室肥大を生じることで左室拡張機能障害などの心機能障害をきたし,一方で動脈スティフネスの増加は左室後負荷の増大を招くことから,大動脈と左室の関連性を検討することは重要である.今回,高血圧患者における動脈スティフネス指標である心臓足首血管指数(CAVI)と心エコー図検査から求めた心機能および心形態との関連性について検討した.左室駆出率(EF)が保たれた高血圧患者においてCAVIの上昇と左室心機能や心形態との関連性が示され,CAVIは心室動脈連関を評価するうえで有用なパラメーターになる可能性が示された.

書評 フリーアクセス

織田 克利

pp.863

書評 フリーアクセス

中山 祐次郎

pp.893

書評 フリーアクセス

濱岸 利夫

pp.919

書評 フリーアクセス

藤沼 康樹

pp.928

あとがき フリーアクセス

山田 俊幸

pp.932

 新型コロナウイルス対策で人との接触の自粛が推奨されるなか,いろいろな局面で自分の行動について悩むことが多くなりました.身近な例では,家族や知人と会うこと,ちょっとしたイベントに参加することですが,特に,病気の家族がいたり,冠婚葬祭だったりすると本当に悩ましいことでしょう.

 私は11月に小規模な学術集会の担当となる予定でしたが,早々と来年への延期を提案し,認めていただきました.延期を要望した理由は,来年,状況が改善しているかどうか不明なものの,ある程度は環境がベターになっていることが予想されること,リアルでもオンラインでも集会の実施についての工夫が進んでいるであろうこと,もう1つは,開催する会の性格が“どうしても……”という強い必要性がないと感じたからです.しかし,この最後の理由は好ましくないことに気づかされました.学会幹部のある先生の“この学会が存在する意味は,今回の感染症とは直接は関係ないものの難病克服に向けた活動であり,学術集会をやらないのであれば他の活動で補塡すべきでは”という意見があったからです.最も,かつ大変重要な視点です.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

64巻8号(2020年8月発行)

今月の特集1 AI医療の現状と課題
今月の特集2 IgG4関連疾患の理解と検査からのアプローチ

64巻7号(2020年7月発行)

今月の特集1 骨髄不全症の病態と検査
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64巻6号(2020年6月発行)

今月の特集 超音波検査報告書の書き方—良い例,悪い例

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64巻4号(2020年4月発行)

増刊号 これで万全!緊急を要するエコー所見

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今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
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64巻1号(2020年1月発行)

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63巻12号(2019年12月発行)

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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

63巻11号(2019年11月発行)

今月の特集1 腎臓を測る
今月の特集2 大規模自然災害後の感染症対策

63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

今月の特集1 発症を予測する臨床検査—先制医療で5疾病に立ち向かう!
今月の特集2 薬の効果・副作用と検査値

62巻12号(2018年12月発行)

今月の特集1 海外帰りでも慌てない旅行者感染症
今月の特集2 最近の輸血・細胞移植をめぐって

62巻11号(2018年11月発行)

今月の特集1 循環癌細胞(CTC)とリキッドバイオプシー
今月の特集2 ACSを見逃さない!

62巻10号(2018年10月発行)

増刊号 感染症関連国際ガイドライン—近年のまとめ

62巻9号(2018年9月発行)

今月の特集1 DIC診断基準
今月の特集2 知っておきたい遺伝性不整脈

62巻8号(2018年8月発行)

今月の特集 女性のライフステージと臨床検査

62巻7号(2018年7月発行)

今月の特集1 尿検査の新たな潮流
今月の特集2 現場を変える!効果的な感染症検査報告

62巻6号(2018年6月発行)

今月の特集1 The Bone—骨疾患の病態と臨床検査
今月の特集2 筋疾患に迫る

62巻5号(2018年5月発行)

今月の特集1 肝線維化をcatch
今月の特集2 不妊・不育症医療の最前線

62巻4号(2018年4月発行)

増刊号 疾患・病態を理解する—尿沈渣レファレンスブック

62巻3号(2018年3月発行)

今月の特集1 症例から学ぶ血友病とvon Willebrand病
今月の特集2 成人先天性心疾患

62巻2号(2018年2月発行)

今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
今月の特集2 実は増えている“梅毒”

62巻1号(2018年1月発行)

今月の特集1 知っておきたい感染症関連診療ガイドラインのエッセンス
今月の特集2 心腎連関を理解する

60巻13号(2016年12月発行)

今月の特集1 認知症待ったなし!
今月の特集2 がん分子標的治療にかかわる臨床検査・遺伝子検査

60巻12号(2016年11月発行)

今月の特集1 血液学検査を支える標準化
今月の特集2 脂質検査の盲点

60巻11号(2016年10月発行)

増刊号 心電図が臨床につながる本。

60巻10号(2016年10月発行)

今月の特集1 血球貪食症候群を知る
今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

60巻9号(2016年9月発行)

今月の特集1 睡眠障害と臨床検査
今月の特集2 臨床検査領域における次世代データ解析—ビッグデータ解析を視野に入れて

60巻8号(2016年8月発行)

今月の特集1 好塩基球の謎に迫る
今月の特集2 キャリアデザイン

60巻7号(2016年7月発行)

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今月の特集2 百日咳,いま知っておきたいこと

60巻6号(2016年6月発行)

今月の特集1 もっと知りたい! 川崎病
今月の特集2 CKDの臨床検査と腎病理診断

60巻5号(2016年5月発行)

今月の特集1 体腔液の臨床検査
今月の特集2 感度を磨く—検査性能の追求

60巻4号(2016年4月発行)

今月の特集1 血漿蛋白—その病態と検査
今月の特集2 感染症診断に使われるバイオマーカー—その臨床的意義とは?

60巻3号(2016年3月発行)

今月の特集1 日常検査からみえる病態—心電図検査編
今月の特集2 smartに実践する検体採取

60巻2号(2016年2月発行)

今月の特集1 深く知ろう! 血栓止血検査
今月の特集2 実践に役立つ呼吸機能検査の測定手技

60巻1号(2016年1月発行)

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今月の特集2 グローバル化時代の耐性菌感染症

59巻13号(2015年12月発行)

今月の特集1 移植医療を支える臨床検査
今月の特集2 検査室が育てる研修医

59巻12号(2015年11月発行)

今月の特集1 ウイルス性肝炎をまとめて学ぶ
今月の特集2 腹部超音波を極める

59巻11号(2015年10月発行)

増刊号 ひとりでも困らない! 検査当直イエローページ

59巻10号(2015年10月発行)

今月の特集1 見逃してはならない寄生虫疾患
今月の特集2 MDS/MPNを知ろう

59巻9号(2015年9月発行)

今月の特集1 乳腺の臨床を支える超音波検査
今月の特集2 臨地実習で学生に何を与えることができるか

59巻8号(2015年8月発行)

今月の特集1 臨床検査の視点から科学する老化
今月の特集2 感染症サーベイランスの実際

59巻7号(2015年7月発行)

今月の特集1 検査と臨床のコラボで理解する腫瘍マーカー
今月の特集2 血液細胞形態判読の極意

59巻6号(2015年6月発行)

今月の特集1 日常検査としての心エコー
今月の特集2 健診・人間ドックと臨床検査

59巻5号(2015年5月発行)

今月の特集1 1滴で捉える病態
今月の特集2 乳癌病理診断の進歩

59巻4号(2015年4月発行)

今月の特集1 奥の深い高尿酸血症
今月の特集2 感染制御と連携—検査部門はどのようにかかわっていくべきか

59巻3号(2015年3月発行)

今月の特集1 検査システムの更新に備える
今月の特集2 夜勤で必要な輸血の知識

59巻2号(2015年2月発行)

今月の特集1 動脈硬化症の最先端
今月の特集2 血算値判読の極意

59巻1号(2015年1月発行)

今月の特集1 採血から分析前までのエッセンス
今月の特集2 新型インフルエンザへの対応—医療機関の新たな備え

58巻13号(2014年12月発行)

今月の特集1 検査でわかる!M蛋白血症と多発性骨髄腫
今月の特集2 とても怖い心臓病ACSの診断と治療

58巻12号(2014年11月発行)

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今月の特集2 ブラックボックス化からの脱却—臨床検査の可視化

58巻11号(2014年10月発行)

増刊号 微生物検査 イエローページ

58巻10号(2014年10月発行)

今月の特集1 血液培養検査を感染症診療に役立てる
今月の特集2 尿沈渣検査の新たな付加価値

58巻9号(2014年9月発行)

今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
今月の特集2 てんかんと臨床検査のかかわり

58巻8号(2014年8月発行)

今月の特集1 個別化医療を担う―コンパニオン診断
今月の特集2 血栓症時代の検査

58巻7号(2014年7月発行)

今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

58巻6号(2014年6月発行)

今月の特集1 液状化検体細胞診(LBC)にはどんなメリットがあるか
今月の特集2 生理機能検査からみえる糖尿病合併症

58巻5号(2014年5月発行)

今月の特集1 最新の輸血検査
今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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