文献詳細
文献概要
今月の特集1 やっぱり大事なCRP
膠原病におけるCRP
著者: 金子祐子1
所属機関: 1慶應義塾大学病院リウマチ・膠原病内科
ページ範囲:P.952 - P.957
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●C反応性蛋白質(CRP)は,自己免疫・炎症性疾患であるリウマチ・膠原病の診断・治療に有用な炎症マーカーである.
●リウマチ・膠原病のなかでも,疾患によってCRP上昇程度はさまざまである.
●CRP高値の際には,他の疾患バイオマーカーや身体所見を組み合わせて,疾患活動性か感染症かなどの総合的判断を行う.
●インターロイキン(IL)-6阻害薬使用時には,状態にかかわらずCRPはほぼゼロとなるため,留意が必要である.
●C反応性蛋白質(CRP)は,自己免疫・炎症性疾患であるリウマチ・膠原病の診断・治療に有用な炎症マーカーである.
●リウマチ・膠原病のなかでも,疾患によってCRP上昇程度はさまざまである.
●CRP高値の際には,他の疾患バイオマーカーや身体所見を組み合わせて,疾患活動性か感染症かなどの総合的判断を行う.
●インターロイキン(IL)-6阻害薬使用時には,状態にかかわらずCRPはほぼゼロとなるため,留意が必要である.
参考文献
1)藤井隆夫:診断を的確に下すために 持続する炎症所見への対応.日内会誌 98:2440-2445,2009
掲載誌情報