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雑誌文献

臨床検査65巻1号

2021年01月発行

雑誌目次

今月の特集 対比して学ぶエコー所見で鑑別に悩む疾患

フリーアクセス

藤崎 純

pp.5

 「エキスパートの先生方はこのような症例に遭遇した際に,どうような部分に注目しながら検査を進め,鑑別(診断)に結び付けているのだろうか?」

 超音波(エコー)検査は,経済的かつ簡便,非侵襲的であることからも,まず初めに依頼されることが多い画像診断で,全身のさまざまな部位を検査することができます.

 一方で,あらゆる領域において,エコー所見が類似しており鑑別に悩む腫瘤性病変および疾患に遭遇することも少なくなく,それが良悪性の鑑別や治療方針の異なる疾患の鑑別となると診断には慎重にならざるを得ません.

 本特集では,各領域におけるエキスパートの先生方に,普段よく遭遇し鑑別に悩むことの多い2〜3疾患について,それぞれの典型的なエコー像を冒頭に並べて提示していただきました.そのうえで,エコー所見(断層像,カラードプラ,造影エコー所見を含む)での特徴や鑑別ポイント,また,鑑別に重要な患者情報や,知っておくべき知識について説明していただいています.

 エコーだけでは鑑別が困難な症例もあります.他のモダリティでの所見も考慮しつつ総合的に鑑別(診断)が必要なこともあるので,エコーでの限界を知ることも重要です.

 本特集では,エキスパートの先生方の着目点や考え方(検査中の頭の中)について,できるだけ読者にわかりやすいように解説をお願いしました.また,重要な「超音波検査での鑑別のKey Point」を各項目の最後で挙げていただきました.今後,日常のエコー診断で鑑別を要するエコー所見に遭遇した際,その鑑別にご活用いただければ幸いです.

肝:転移性肝腫瘍と肝血管腫

山本 幸治

pp.6-10

はじめに

 超音波検査において転移性肝腫瘍は,腫瘍の形状は円形で境界は明瞭であることが多いが,不整形で境界が不明瞭の場合もある.内部エコー輝度は原発巣の特徴を反映してさまざまなエコーレベルを呈する.1cm以下の腫瘍では低エコー結節が多い.胃・大腸癌などの粘液が産生される場合は石灰化を呈する場合がある.肝内に多発する腫瘍性病変を認めた場合はまずは転移性肝腫瘍を疑うことが必要である.多発する場合に腫瘍が集簇・融合して一塊となり,分葉状を呈するcluster signを認めることがある.肝血管腫は腫瘍の形状は小さなものは類円形が多いが,大きなものは不整形もあるが境界は明瞭である.内部エコー輝度は低,高エコー結節から低・高エコーが混在するものがあり,辺縁に高エコー帯(marginal strongecho)を有する腫瘍もある.径2cm以下では90%以上が高エコー腫瘍に描出されるが,2cmを超えると低・高エコー混在の腫瘍が多く描出される.

 本稿では,肝臓内の高エコー腫瘍における転移性肝腫瘍と肝血管腫の鑑別について解説する.

胆:胆囊癌と胆囊腺筋腫症

岩下 和広

pp.12-17

はじめに

 わが国における2017年の胆囊癌の罹患者は約8,200人1)と比較的少ないが,肝外胆管を含めた胆道癌の5年生存率は24.5%1)と膵臓癌に次いで予後不良であり,早期発見が重要である.一方,胆囊腺筋腫症は超音波スクリーニングの普及に伴って発見される頻度が高くなっており,飯田市立病院(以下,当院)の人間ドックの2014〜2019年の腹部超音波検査(ultrasonography:US)では延べ4.07%に認められた.

 本稿では,胆囊癌と胆囊腺筋腫症の典型的なUS所見と鑑別のポイントについて,他のモダリティーも含めて解説する.

膵:膵癌と腫瘤形成性膵炎

西川 徹 , 刑部 恵介

pp.18-23

はじめに

 膵癌(浸潤性膵管癌)と腫瘤形成性膵炎の鑑別は非常に難しい.日々の検査時においても苦慮するケースが多く存在する.また,膵癌のリスクには腫瘤形成性膵炎を含む慢性膵炎があり,さらに両疾患の鑑別診断を困難にしている(図1,2).

膵:漿液性腫瘍(SN),粘液性囊胞腫瘍(MCN),分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(BD-IPMN)

川端 聡

pp.24-29

はじめに

 膵臓の代表的な囊胞性腫瘍として膵漿液性腫瘍(serous neoplasm:SN),膵粘液性囊胞腫瘍(mucinous cystic neoplasm:MCN),膵管内乳頭粘液性囊胞腫瘍(intraductal papillary mucinous neoplasm:IPMN)がある.これらは形態的特徴が類似していることから,時として鑑別に苦慮することも少なくない.

 本稿では,SN,MCNおよび,IPMNのなかでも特にこれらとの鑑別が難しい分枝型IPMN(branch duct-IPMN:BD-IPMN)について,超音波検査(ultrasonography:US)での鑑別ポイントを中心に述べる.

腎:腎細胞癌と腎血管筋脂肪腫

北原 麻紀 , 尾上 篤志

pp.30-35

はじめに

 腎の腫瘤性病変は良性と悪性とに分けられ,また,囊胞性と充実性がある.良性で囊胞性の場合で最も高率に発生しているのは単純性腎囊胞であり,充実性の場合は腎血管筋脂肪腫(angiomyolipoma)やオンコサイトーマである.一方,悪性で囊胞性の場合は囊胞性腎癌が,充実性の場合は腎細胞癌(renal cell carcinoma)や腎盂癌が考えられる.これらの腎臓疾患は偶然・無症状で発見されることも多くなっており,小さな腫瘍を診断しなければならない場合も増加している.特に臨床の現場において苦慮するのが腎血管筋脂肪腫とオンコサイトーマの鑑別診断といえる.

 本稿では上記の腫瘤性病変の特徴と診断,および超音波検査での鑑別点について詳説する.

胃:胃癌と急性胃粘膜病変(AGML)

倉重 佳子

pp.36-40

はじめに

 胃壁肥厚をきたす疾患には,胃癌をはじめとする腫瘍性疾患や急性胃粘膜病変(acute gastric mucosal lesion:AGML),胃潰瘍などの炎症性疾患などがある.時に別の疾患であっても類似した超音波所見を呈し,診断に苦慮する場合がある.病変の部位を正確に把握したうえで,肥厚の程度,層構造の状態,エコーレベル,可変性や伸展性,壁の変形,内腔の状態,蠕動の状態,壁外の変化,血流などのさまざまな所見を詳細に画像解析することで鑑別診断が可能となる1).また,臨床症状なども考慮し,総合的に考えていくことでより診断精度が高まる.

 本稿では,胃癌とAGMLの類似した超音波所見を呈する症例を提示し,Bモード断層像を中心に鑑別すべきポイントについて述べる.

子宮:子宮筋腫と子宮体癌(内膜癌)

丸山 憲一

pp.42-47

はじめに

 一般的な子宮体癌(内膜癌)の診療の流れでは,産婦人科医が外来において施行する経腟エコーが中心となるが,経腹エコーでもある程度,良悪性の鑑別が可能である.経腹エコーによる検査では充満した膀胱を音響窓(アコースティックウインド)として行うのが理想とはされるが,膀胱が決して充満していない状態でも子宮が腫大していれば観察可能であることが多いため,積極的に下腹部の検査をすべきと思われる.

 本稿では,経腹エコーにおける子宮筋腫と子宮体癌(内膜癌)の鑑別と注意点について解説する.

大腸:進行大腸癌,潰瘍性大腸炎,Crohn病

谷口 真由美 , 畠 二郎 , 竹之内 陽子

pp.48-53

はじめに

 体外式超音波では消化管病変の大半が“壁肥厚”として検出される.したがって,それらを鑑別するためには,高い空間分解能を生かした層構造の評価や病変の分布,リアルタイム性を駆使した硬さや血流評価など各疾患に特異的な所見をいかに拾い上げるかがポイントとなる.大腸壁は他の消化管と同様に5層に描出される(図4).4mm未満を正常とすることが多いが,内容物による伸展や蠕動により厚みが変化するため目安として扱う1)

血管:急性閉塞と慢性閉塞

笹木 優賢

pp.54-58

はじめに

 血栓症とは血栓によって引き起こされる循環障害で,動脈では主に動脈硬化性プラークの破綻に伴うアテローム血栓症が挙げられる.塞栓とは,流血中の血栓などが末梢側の血管を閉塞するもので,塞栓による循環障害を塞栓症と呼ぶ.下肢動脈では塞栓により閉塞を起こすと急性下肢虚血を引き起こし,下肢切断や虚血再灌流障害(myonephropathic metabolic syndrome:MNMS)により死に至る場合がある.

 そこで,本稿で下肢動脈における急性閉塞と慢性閉塞の鑑別と限界について解説する.

乳房:乳癌(粘液癌)と線維腺腫

前田 奈緒子

pp.60-63

はじめに

 粘液癌には形状が分葉形や円形で境界明瞭平滑なものがあり,これは良性腫瘍の線維腺腫の特徴的な所見とも合致しているため,診断に迷うこともしばしばある.粘液癌は特殊型のなかでは浸潤性小葉癌に次いで頻度が高いものの,線維腺腫は最も発生頻度の高い良性腫瘍であることから,日常遭遇する機会の多い線維腺腫と診断しがちになる.

 本稿では,鑑別のポイントと超音波検査の限界について述べる.

乳腺:乳腺症と非浸潤性乳管癌(DCIS)

金澤 真作

pp.64-68

はじめに

 乳腺症は乳腺の増殖性変化と退行性変化とが共存する良性病変であり,変化は乳腺上皮と間質のいずれにも起こる.一方,非浸潤性乳管癌(ductal carcinoma in situ:DCIS)は乳管上皮に存在し,間質への浸潤を示さない乳管内のみで増殖する乳管癌の総称である.

精巣:セミノーマと類表皮囊腫

河本 敦夫

pp.69-73

はじめに

 精巣腫瘍のほとんどは悪性であり,多くが思春期以降の若年男性に発症する.そのうちの90〜95%は,多方向に分化可能な生殖細胞から発生した胚細胞腫瘍で,さまざまな組織型が存在する.なかでもセミノーマは胚細胞腫瘍で最も多い組織型であり,臨床上はセミノーマと非セミノーマに大別される1)

 精巣腫瘍は進行が速いことが知られており,迅速に治療へと進む流れが標準である.病理組織診断と治療の意味を併せもつ高位精巣摘除術後に,腫瘍マーカーおよび全身画像検査で臨床病期を決定する.転移のある進行性のものには化学療法を中心とした集学的治療がなされる.

 一方,多くはないが,良性の精巣腫瘍も存在する.良性病変に対しての高位精巣摘除術は過侵襲であるため,近年では術中迅速病理診断を組み合わせた腫瘍核出術が選択される.最新の「精巣腫瘍診療ガイドライン」1)では,原発巣の診断に超音波Bモードとカラードプラでの評価の有用性が明記されている(推奨グレードA).

リンパ節:転移性リンパ節腫大,反応性リンパ節腫大,悪性リンパ腫

白川 崇子 , 古川 顕

pp.74-78

はじめに

 日常診療でよくみるリンパ節疾患は転移性リンパ節腫大,反応性リンパ節腫大,悪性リンパ腫(節内)である.本稿では,これらのリンパ節疾患の超音波所見による鑑別を解説する.超音波でのリンパ節の観察は,特に表在領域(頸部,腋窩,鼠径部など)の場合,探触子を皮膚に強く当てないで行う.カラー・パワードプラ法ではパルス繰り返し周波数(pulse repetition frequency:PRF)を低め,カラーゲインを高めに設定して,遅い血流も描出するようにする.

心臓:たこつぼ症候群と急性冠症候群(左前下行枝病変)

長谷川 ゆみ , 岡庭 裕貴

pp.80-85

はじめに

 左室壁運動異常を引き起こす疾患は幅広く,急性冠症候群など緊急性を要する疾患から,心サルコイドーシスなどの慢性疾患など多岐にわたる.心エコー図検査は,壁運動異常の出現部位や壁のエコー性状を非侵襲的に評価することができ,循環器診療における重要な役割を担っている.しかし,たこつぼ症候群(apical type)と急性冠症候群(左前下行枝病変)とは類似点が多く,その判断に苦慮することも少なくない.

 本稿では,各疾患の所見を対比し鑑別点について解説する.

認定・資格取得でスキルを磨こう・6

日本心エコー図学会認定専門技師

冨山 ひろみ

pp.86-88

資格の概要

 日本心エコー図学会認定専門技師資格制度は,心臓・血管分野における超音波医学の進歩発展に即して,日本心エコー図学会がこの分野に優れた技能を有する者を専門検査技師として認定し,超音波医学ならびに医療の向上を図ることを目的としたものです.2021年度で15回目となります.これまでに認定された専門技師はいまだ100人に達しておらず,専門性の高い資格となっています.表1に資格の概要を示します.

書評 フリーアクセス

石野 史敏

pp.90

あとがき フリーアクセス

涌井 昌俊

pp.94

 本号は2021年のスタートを切る1月号です.本来ならば,新年を意識した「あとがき」をしたためようと思うところです.しかし,COVID-19パンデミックという未曾有の事態の収束がいまだみえない今,「来年の事を言えば鬼が笑う」という言葉がいやが応でも頭に浮かび上がります.私にとって「あとがき」デビュー作である2020年3月号では,卒業にちなんだ雑感を書かせていただきましたが,大半の卒業式は中止・縮小またはウェブ開催となり,入学式も同様となりました.東京オリンピック・パラリンピックも延期です.さすがに今度こそは鬼に笑われまいという気持ちが強くなりました.来年のことではなく,この執筆の時点で世の中の大きな関心事の1つである米国大統領選挙から話を進めさせていただきます.

 史上最も特異な大統領の1人として名が刻まれると思われるトランプ氏.選挙直前にCOVID-19を発症し,予断を許さない状況なのではと報道されたものの数日で退院しました.コロナにかかったおかげでパワーアップしたと息巻いて遊説活動を再開した彼には,鬼もうかつに笑えないかもしれません.そのような彼の残した業績(?)の1つに,「フェイクニュース」という言葉を全世界に広めたことが挙げられます.その真偽を検証するための「ファクトチェック」も流行語となりました.フェイクニュースとファクトチェック,この2つの言葉は臨床検査の世界にとってもキーワードとなると感じさせる事例を1つ紹介します.

基本情報

臨床検査

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN 1882-1367

印刷版ISSN 0485-1420

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バックナンバー

64巻12号(2020年12月発行)

今月の特集1 血栓止血学のトピックス—求められる検査の原点と進化
今月の特集2 臨床検査とIoT

64巻11号(2020年11月発行)

今月の特集1 基準範囲と臨床判断値を考える
今月の特集2 パニック値報告 私はこう考える

64巻10号(2020年10月発行)

増刊号 がんゲノム医療用語事典

64巻9号(2020年9月発行)

今月の特集1 やっぱり大事なCRP
今月の特集2 どうする?精度管理

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64巻6号(2020年6月発行)

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今月の特集1 Clostridioides difficile感染症—近年の話題
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今月の特集2 高血圧の臨床—生理検査を中心に

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63巻10号(2019年10月発行)

増刊号 維持・継続まで見据えた—ISO15189取得サポートブック

63巻9号(2019年9月発行)

今月の特集1 健診・人間ドックで指摘される悩ましい検査異常
今月の特集2 現代の非結核性抗酸菌症

63巻8号(2019年8月発行)

今月の特集 知っておきたい がんゲノム医療用語集

63巻7号(2019年7月発行)

今月の特集1 造血器腫瘍の遺伝子異常
今月の特集2 COPDを知る

63巻6号(2019年6月発行)

今月の特集1 生理検査における医療安全
今月の特集2 薬剤耐性菌のアウトブレイク対応—アナタが変える危機管理

63巻5号(2019年5月発行)

今月の特集1 現在のHIV感染症と臨床検査
今月の特集2 症例から学ぶフローサイトメトリー検査の読み方

63巻4号(2019年4月発行)

増刊号 検査項目と異常値からみた—緊急・重要疾患レッドページ

63巻3号(2019年3月発行)

今月の特集 血管エコー検査 まれな症例は一度みると忘れない

63巻2号(2019年2月発行)

今月の特集1 てんかんup to date
今月の特集2 災害現場で活かす臨床検査—大規模災害時の経験から

63巻1号(2019年1月発行)

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62巻7号(2018年7月発行)

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62巻5号(2018年5月発行)

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今月の特集1 Stroke—脳卒中を診る
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60巻12号(2016年11月発行)

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今月の特集2 感染症の迅速診断—POCTの可能性を探る

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今月の特集1 電解質,酸塩基平衡検査を苦手にしない
今月の特集2 夏に知っておきたい細菌性胃腸炎

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58巻5号(2014年5月発行)

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今月の特集2 改めて,精度管理を考える

58巻4号(2014年4月発行)

今月の特集1 検査室間連携が高める臨床検査の付加価値
今月の特集2 話題の感染症2014

58巻3号(2014年3月発行)

今月の特集1 検査で切り込む溶血性貧血
今月の特集2 知っておくべき睡眠呼吸障害のあれこれ

58巻2号(2014年2月発行)

今月の特集1 JSCC勧告法は磐石か?―課題と展望
今月の特集2 Ⅰ型アレルギーを究める

58巻1号(2014年1月発行)

今月の特集1 診療ガイドラインに活用される臨床検査
今月の特集2 深在性真菌症を学ぶ

57巻13号(2013年12月発行)

今月の特集1 病理組織・細胞診検査の精度管理
今月の特集2 目でみる悪性リンパ腫の骨髄病変

57巻12号(2013年11月発行)

今月の特集1 前立腺癌マーカー
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査②

57巻11号(2013年10月発行)

特集 はじめよう,検査説明

57巻10号(2013年10月発行)

今月の特集1 神経領域の生理機能検査の現状と新たな展開
今月の特集2 Clostridium difficile感染症

57巻9号(2013年9月発行)

今月の特集1 肺癌診断update
今月の特集2 日常検査から見える病態―生化学検査①

57巻8号(2013年8月発行)

今月の特集1 特定健診項目の標準化と今後の展開
今月の特集2 輸血関連副作用

57巻7号(2013年7月発行)

今月の特集1 遺伝子関連検査の標準化に向けて
今月の特集2 感染症と発癌

57巻6号(2013年6月発行)

今月の特集1 尿バイオマーカー
今月の特集2 連続モニタリング検査

57巻5号(2013年5月発行)

今月の特集1 実践EBLM―検査値を活かす
今月の特集2 ADAMTS13と臨床検査

57巻4号(2013年4月発行)

今月の特集1 次世代の微生物検査
今月の特集2 非アルコール性脂肪性肝疾患

57巻3号(2013年3月発行)

今月の特集1 分子病理診断の進歩
今月の特集2 血管炎症候群

57巻2号(2013年2月発行)

今月の主題1 血管超音波検査
今月の主題2 血液形態検査の標準化

57巻1号(2013年1月発行)

今月の主題1 臨床検査の展望
今月の主題2 ウイルス性胃腸炎

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